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山川に風の掛けたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり(古今集 春道列樹)
の歌の解釈について、しがらみは志賀(しが)の掛詞ではないか?とふと疑問を持ちました。
そう言う解釈をしている解説書ってありますか?
詞書 志賀の山ごえにてよめる
とあるので。何度も志賀の山越はしてみました。
なお、同じく古今集の
秋はきをしからみふせてなくしかのめには見えすておとのさやけさ
は、濁音を表記しないので、柵と鹿の掛詞では?と思っております。

「山川に風のかけたるしがらみは~の歌の解釈」の質問画像

A 回答 (1件)

一般的に掛詞というのは、定型的なものが多いですね。



私は「しがらみ」を「志賀」らみと掛けた解説を聞いたことがありませんし、「しからみ」を「鹿」らみと掛けた解説も聞いたことがありません。たんなる語呂がいっしょになったということだと思いますよ。
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この回答へのお礼

百人一首解説本の作者は、万葉学者くずれの連中。古今集を真剣に読む者が稀だろう。
質問後私も探してみると、ミロード樣の古今集の部屋で、
「また、恐らく ”しがらみ”の中には 「志賀」が掛けられているのだろう。その駄洒落が貫之などの歌と違って露骨でないので、偶然のようにも思えるが、古今和歌集に採られている春道列樹のその他の二つの歌を見ると、なかなかの駄洒落のセンスの持ち主であったことがわかる。」とあった。
掛詞を駄洒落と言う表現は、アララギの特徴だが、掛詞としている。
掛詞は、二重の意味を出す効果を狙っている。駄洒落ではない。

お礼日時:2023/09/09 19:56

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