プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

高一生物 画像あり

【生物ワーク 39ページ 36番】

問2です。
解説には、
「問題の条件から、翻訳されるのがゲノムの1%で,その1%の塩基配列のなかに
20000個の遺伝子が含まれることになる。このことから,1つの遺伝子がもつ塩基対数は,平均すると30億✕0.01-20000=1500塩基対となる。遺伝情報である塩基配列は連続する3塩基で1つのアミノ酸を指定しているので,15003=500個となる。」
と書いてあったのですが、
①ゲノムのうちの1%が20000個の遺伝子ということは、遺伝子ではないゲノムもあると言うことですか?
もしそうならば、残りの99%はタンパク質なのですか?

②また、なぜ「その1%の塩基配列のなかに
20000個の遺伝子が含まれることになる。」という解釈になるのか分かりません。

③また、2本鎖のとき、ヌクレドチオ対と塩基対の数は同じですか?

教えて下さると助かります(* .ˬ.)‪ෆ‪.*・゚

「高一生物 画像あり 【生物ワーク 39ペ」の質問画像

A 回答 (1件)

質問文にいくつが誤記があるようですが


訂正しながら、解説します

①ゲノムとは、DNAの塩基配列で表されたすべての情報のことです
遺伝子とは、実際にタンパク質に翻訳される塩基配列のことです

ゲノムのすべてが遺伝子ということではありません
ゲノムの塩基配列のうち、タンパク質の設計図として有効な部分(エキソン)と、不要な部分(イントロン)があります
ですから
「遺伝子ではないゲノムもあると言うことですか?」
 そうです、イントロンといいます
「もしそうならば、残りの99%はタンパク質なのですか?」
 違います
 残りの99%もDNAの塩基配列ですがタンパク質の設計図としては使われない、いわば設計図の余白部分です
※大きな紙の設計図を思い浮かべて、それ全体をゲノムとするなら、線が描かれた黒い1%の部分=エキソン、残りの白い99%の部分=イントロンって感じですね

②設計の線が描かれた1%の部分には、20000個の部品(=タンパク質)の設計情報が記されています

ヒトゲノムが30億塩基対なので、そのうち設計図として線が描かれた部分1%(=0.01)なので
30億×0.01=3000万
3000万の中に20000個の部品の情報があるので
1つの部品当たりの塩基対は
3000万÷20000=1500
3つの塩基対で1個のアミノ酸の設計情報を示すので
1500÷3=500

つまり、1つの部品(=タンパク質)は
500個のアミノ酸からできています

③2本鎖のとき、ヌクレドチオ対と塩基対の数は同じですか?
同じです
ヌクレオチド=糖+リン酸+塩基でできています
ATCGの4種類のヌクレオチドは塩基部分の違いで区別されるため
ヌクレオチドの塩基部分を強調する意味で
ヌクレオチドのことを「塩基」と表現することが多いです
    • good
    • 1
この回答へのお礼

助かりました

とっっても分かりやすいです...!! Σ(OωO )
本当にありがとうございます !!

お礼日時:2023/09/23 13:43

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A