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赤犬のマグマの拳で殴られるのと青雉の体の芯まで凍る攻撃って現実的にどっちが後遺症がやばいですか?
(死亡しない前提として)

A 回答 (1件)

ワンピースは漫画なので、物理現象が少しおかしいです。


現実的な話に空想の話をくっつけると、どこまで空想の話をすればよいのか?ということになります。
なので、色々条件をつけて考えてみます。


まず、マグマの温度は1000度前後です。
赤犬はマグマの手でパンチしています。
通常、パンチというのは、触れる時間は一瞬です。
ですから、1000度のマグマが腕に一瞬触れた場合を考えます。

溶岩の場合、放射熱がすごいので、ある程度近づくだけで火傷します。
そのままほおって置くと中心まで火が通るのですが、パンチを想定していますので、一瞬くっつけてすぐに離れます。
そうすると、腕の表面が焦げる程度の状態で終わります。

なぜか。

物質には熱伝導率というものがあり、肉の表面が温められても、中まであたたまるのには時間がかかるのです。
また、肉の中には水分がたくさん含まれており、100度になると蒸発してしまいます。
つまり、中心が100度以上になるには、肉の中の水分が全て蒸発しなければなりません。

結果、殴られた部分とその周囲が火傷するでしょう。
深度3の火傷にはなると考えられるので病院での治療が必要であり、傷害が残るかもしれませんが、必ず腕を切断しなければならないというようなことにはなりません。

このような特徴から、赤犬はパンチやキックよりも、柔道やレスリングのように、組技のほうが強いということが分かります。

正直、お肉(牛肉でも鶏肉でもOK)で考えれば考えやすいです。
実際に、youtubeでも同様の実験をしている人がいるようです。


次は青キジです。
液体窒素に水を入れると凍りますが、最低でも水の3倍くらいの量の液体窒素が必要となります。
ただし、液体窒素に腕を突っ込んでもすぐには凍りません。
腕についた液体窒素は一瞬で蒸発し、窒素の膜ができるためです。
そのため、液体窒素で腕を凍らせるには数分間液体窒素に入れっぱなしにしておく必要があります。

しかし、青キジは一瞬で大量の海水を凍らせました。
つまり、人間一人を凍らせるのは簡単であるということです。
しかも、液体窒素のように冷やすのに時間もかかりません。
更に言うと、赤犬のパンチとは異なり、熱伝導率を無視して冷やすことが可能なのです。

そんな能力ですから、腕一本凍結させたとしても、それはものすごくて加減した攻撃ということになります。
もちろん、熱伝導率の影響を受けないので、骨の髄まで凍ってしまいます。

攻撃された人は病院へ行き、解凍しなければなりません。
腕を解凍すると、細胞膜が破壊され、肉汁が出てきます。
この肉汁のせいでショック死する可能性もあるのですが、運良く死似ませんでした。
しかし、凍った部分は確実に壊死しますので、確実に切断する必要があります。


以上のことから、熱伝導率を無視する能力を持っている青キジのほうが危険です。
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