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話を聞けば イスラエルも途中から入ってきて そこの先住民を追い出しているというが そんなイスラエルを 何故に 世界の警察と言われたアメリカが支持するのか 平等性に欠けるのではないか。
確かに ハマスも人質を取ったりするのは悪いことではあり 許せないが・・。

A 回答 (6件)

そもそもイスラエルの地域には元々ユダヤ人の国がありました。

ユダヤ王国は紀元前10世紀には在ったとされ、ローマとの戦争でユダヤ人が負けて民族拡散するまでの1000年間はそこに国があったので「途中から入ってきた」というのは正しい認識ではないです。

つまりユダヤ人からみれば「元々自分達の国」なんです。

で、イスラエルの首都、エルサレムにはユダヤ教・キリスト教・イスラム教それぞれの大切な宗教遺跡があります。ご存じだと思いますが、この3つの宗教の「神」は同じで、ユダヤ教とキリスト教は「エホバ」イスラム教は「アラー」と呼びます。

また、ノアの箱舟はエホバ(アラー)がノアに啓示したものですし、アブラハムの信仰心を試したのもエホバ(アラー)で、キリストに啓示したのも同じです。

しかし、ユダヤ教は「神のみを信じよ」という教えなので、キリストが「神はこういわれた、今でのユダヤ教は間違いだ!」と言ったことで、ローマの提督に告げ口してキリストを処刑させました。十字架に掛かるイエスはこれによって生まれたのです。

また、イスラム教はムハンマドという人物が「神より正しい啓示を受けた」として広めた宗教で、ユダヤ教徒はもちろん認めないし、キリスト教も「イエスは磔にあって、復活した救世主」だと信じているので、認めないわけです。

つまり欧米と中近東の戦争の元々の理由はずっと「宗教問題」であり、それも「親戚の宗教だからこそ憎悪が強くなる」という状態だったのです。

次にアメリカですが、アメリカの基礎はメイフラワーに乗って植民した人たちが最初です。彼らはキリスト教のある宗派(清教徒:ピューリタン)の人たちで、イギリス本国のカソリックから見て異端な信仰だったので迫害されていました。

なので自分達の信仰に沿った生活をするために新天地アメリカに来たので、その後アメリカは「自分の信仰を自由にできる国」として発展します。この方針がのちにユダヤ人を大量にアメリカに呼び込むことになります。

ちなみにローマとユダヤの戦争は1世紀の話で、国を失ったユダヤ人は当時のローマ帝国(今のヨーロッパ)に拡散していきます。ローマは4世紀までにキリスト教化するのでユダヤ人はだんだん迫害をうけるようになり、当時”まともな人たち”はキリスト教徒で農民だったのですが、ユダヤ人はキリスト教徒ではないので農民になることができず、当時忌み嫌われていた商人になるしかなかったのです。

これが近代に入って、ユダヤ人が「莫大な富をもって資本主義を牛耳る」と言われるようになった原因です。(ユダヤ陰謀論がありますが、どこまで本当かは分かりません)

そして第2次大戦でドイツがユダヤ人を迫害すると、多くのユダヤ人がアメリカに移住していきます。それが戦後のイスラエル再建につながるわけです。

アメリカは「宗教が自由にできる国」ですから、ユダヤ人も自由にユダヤ教を信仰します。そして彼らの中には世界的な富豪がたくさんいたので、あめりか経済を牛耳り、政治にも影響を与えるようになっていきます。

戦後、国土再建が必要だったイギリスなども同じで、つまり「戦後の各国は戦争復興のためにユダヤ人のお金が欲しかった」のです。

なので、アメリカとイギリスはイスラエル再建に協力します。特にイギリスはあのあたりを委任統治していたので、そこにユダヤ人植民地を建国することはそれほど問題では無かったのです。

また、十字軍以来キリスト教とイスラム教はずっと仲が悪く、長い間エルサレムはイスラム教であるオスマン帝国に支配されていたのですが、第一次大戦後にオスマントルコが崩壊したため、イギリスが委任統治していました。

そしてアメリカやイギリスなどのキリスト教徒からみれば「仲が悪いイスラム教徒よりも、旧約聖書を共有するユダヤ教徒のほうが理解できるし、ユダヤ人は金も持っている。キリストを裏切ったことを《個人の行い》にすればユダヤ人全体を恨む必要はない」ということになったのです。

だから、ユダヤ人と欧米は手を組んで「エルサレムをキリスト教徒の手に渡す(ユダヤ人の聖地は自由につかっていい)」という約束をしたのです。

その結果、エルサレムやその周辺に住むイスラム教徒は「俺たちの聖地なのに、ユダヤ人(とキリスト教徒)が入ってくるのは許せない」と武装蜂起しました。

これが第一次中東戦争と言われるものです。
この後、色々な経緯はあるのですが、これらの戦いにイスラエルは常に勝っていて、パレスチナ人=イスラム教徒は手も足も出ない状態が続いているのです。

そして、今回パレスチナ人武装組織(ハマス)が民間人の人質を取って殺しているわけですが、そもそもパレスチナ人が集まり、パレスチナ人国家を要求したガザ地区を包囲して、パレスチナ人を餓死させようとしたのはイスラエル側でもあったのです。

なので、どっちもどっちだし、話の根っこは2000年前にさかのぼります。いや、ユダヤ王国からみれば3000年前に話の発端があるわけです。

これを「平等性」で見ても解決しません。なぜならこれは結局宗教戦争であり、平等を担保するはずの国連などの機関は結局欧米の論理つまりキリスト教の論理で判断されるからです。
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第二次大戦前、イスラエルにはアラブ人しか住んでいませんでした。

ユダヤ人は住んでいませんでした。その状態が続けば良かったのですが、戦後イギリスがユダヤ人をイスラエルに送り込みました。キリスト教の国、アメリカは勿論ユダヤ人の味方です。ーーー私は、アラブ人を応援しています。ハマスのやり方は反対ですが。
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ユダヤロビーの存在やユダヤ系資本の存在ですね。


やはり金を持っているので政治家は言いなりです。
外国には冷淡なトランプもイスラエルだけは熱心に支援の強化をしましたからね。
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アメリカは、信仰心が低下したとはいっても、やはりキリスト教国なんですね。


で、そのキリスト教の正当性を強化しているのが、ユダヤ教です。
だから、イスラエルをぞんざいに扱うことは、キリスト教をぞんざいに扱うことと同じ。

ユダヤ教とキリスト教は対立する面もあるし、アメリカ人の中には、ユダヤを嫌う人がいるのも事実だけど、キリスト教の国家であるアメリカとしては、支援するしかないってことでしょうね。
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言われた、ではなく自認したのです。



アメリカの政財界、知識階級でユダヤ(イスラエル)の血を引く人は多いです。
ヨーロッパもそうです。
ユダヤを無視できません。

なにしろ2000年もの間、世界に散らばり、それぞれの地で力を蓄えてきたのです。
特に経済、学問分野で実力があります。
その力を借りないと第二次世界大戦だって勝利できなかった。
勝利のご褒美、お礼として、あの地にイスラエルの国を作ったのです。

2000年後に、ここは神がユダヤに与えると約束した地だ、と故郷帰りしたわけです。
しかしその地は2000年間、他の人達の国になっていた。
その人達が怒るのは当然で、戦争が起きるのは当たり前です。

英米は自分達の武力でイスラエルを建国したのだから、イスラエルを支持せざるを得ないのです。
支持しなければ国内のユダヤを敵に回すことになります。
そしたら、大統領だって落とされてしまいます。
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アメリカが世界の国々へ与える経済・軍事援助の2割超は、世界人口の0.1%にも満たないイスラエルに送られています。



アメリカとしては世界での覇権をにぎるために中東の油田を抑えたいのですよ。
そのためにアメリカの事実上の同盟国であるイスラエルの存在は欠かせません。
加えて大きいのは米議会におけるユダヤ・ロビーの存在もあります。

アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか―超大国に力を振るうユダヤ・ロビー
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