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GPz900Rは約20年前に設計されたオートバイで年式によってさまざまな違いがあるらしく、人によっては「この年式のカラーリングが好きだ」とか色々好みがあるそうで、色んな人の話を聞いていたら僕自身もニンジャに引かれていきニンジャについて色々知りたいなぁーって思ったわけです。そこで皆さんに「GPz900Rの系譜」について教えてほしいのですが、僕自身、色々調べたのですがいまいちよくわかりませんでした。自分の言葉で説明してくれても、「このサイトが参考になるよー」でもかまいません。回答よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

古い設計であると同時に、当時のカワサキが持つ最新テクノロジーによる新機軸を投入した意欲作でもあるわけですから、多少の欠点はあります。



まず、バイク用エンジンとして初めて採用されたサイドカムチェーンです。 駐車時は、主にサイドスタンドを使用すると思いますが、雨天走行や洗車の後などで頻繁にサイドスタンドを使っていると、エンジン左側にあるカムチェーントンネルが水をせき止めてしまうため、ここに水が溜まってプラグホールへと流れ込み、1番シリンダーのプラグがリークして失火、3気筒になってしまうというものです。 もちろん、メーカーも解っていますので、対策用にドレンホールを設けているのですが、この穴が小さいために泥などで詰まりやすく、マメに掃除しておかないとこの症状が出ます。 これは、Ninjaでは有名な病気で、後継のGPZ1000RX以降は対策されています。
私のNinjaも発病し、北海道ツーリング(連日雨続きでした)では1番シリンダーどころか2番もダメになりました。 そのまま走り続けたために、点火コイルが1つダメになり、2・3番シリンダーのプラグが点火しなくなって、2気筒のまま札幌市内のショップに駆け込んだ経験があります。
余談ですが、このエンジン以降にできたサイドカムチェーン方式のものは、全てのメーカーがサイドスタンドの反対側、つまり右側にカムチェーンを配置しています。

次に、フレーム剛性の弱さです。
Ninjaはダイヤモンドフレームという、フレームにエンジンがぶら下がるタイプで、かつエンジンがフレームの一部として機能するように設計されています。 重心が下がり、軽量化にもなるということで採用されましたが、いかんせん剛性が低く、それを強化するためガゼットや補強パイプを溶接したりすると、フロントフォークやスイングアームの剛性不足が露見します。 特に、スイングアームは一見ステッププレートに見える部分が実はフレームの一部で安易に交換できず、それもメインフレームをサンドイッチする構造のためにスイングアーム自体も特殊な形をしているため、アフターパーツ(これが高価なんです)に交換してもあまり変わりません。 おまけに、フレーム関係を強化すると、今度はサスに負担が・・・という具合に次々と連鎖してしまい、いくらお金があっても足りるものではありません。
もっとも、ノーマルのまま常識的な速度で走る分にはさほど問題はありませんが。

そしてタイヤ。
A7以降のフロントは一般的なサイズになりましたが、18インチのリアが問題です。
150/70-18なんてサイズ、調べてみればわかりますが、ほとんど選択肢がありません。 かなりのユーザーが17インチに換えていますが、前述のフレーム剛性やらサスの問題が関連してきます。 車高が変わるのでリンクの交換も必要になりますし。

次はラジエターです。
容量が小さすぎます。 真冬でも異様に水温が上がり、冷却ファンが回りっぱなしになるのも珍しくありません。 ちまたのNinjaがアッパーカウルだけになっているのは、高温対策という面もあります。

もともと海外向けモデルですから、日本人にはハンドルが遠すぎるとか、他に細かな欠点らしきものも多数ありますが、さすがに人気車種だけあって、ほとんどの不満はアフターパーツで解決できるのは美点です。
ちなみに、ホイールベースが長くて車重が重いので、峠なんかで気合いを入れて走ろうとすれば、イマドキの高性能車と違って、乗り手の技量の差がモロに出ます。
昔ながらのスーパースポーツと意識して乗るか、タンク容量の大きさ(24リットル)を生かしてツアラーと割り切るか、でしょう。
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この回答へのお礼

プラグが点火しなくなるのって2スト特有の症状だと思ってました(笑) あっ!さっきアマゾンでニンジャファイル注文しました!!//ご丁寧な補足ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/05 01:53

 このような質問に対するいつもの他力本願な回答ですが、HP集とインプレ集です。


 参考になりますでしょうか?

参考URL:http://www.riderbook.com/,http://my.reset.jp/~tk …
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確かに設計は古く、デビューは1984年ですから、20年売られていたことになります。


私は、数年前までA8型のオーストラリア仕様に乗っていました。 色は赤黒のツートン、多分に漏れず色々とカスタマイズに走り、最終的には新車が2台買えるぐらいの金額を注ぎ込んでした。

系譜を細かく書くと、本が1冊できるぐらいのボリュームになりかねませんので、ここではモデルコードの話を中心に書いておきます。

発売当初から世界最速を標榜し、これまでのリッターバイクを完全に凌駕する高性能で人気を呼んでいましたが、映画「トップガン」でトム・クルーズ演じるところの主人公が愛車として劇中で乗り回していたためか、爆発的な人気となりました。
また、同じ頃に鈴鹿8時間耐久ロードレースにも社内ワークスとツキギが参戦(ビートも参戦しましたが、こちらはNinjaの原型をとどめていませんでした)、ライバル車がレーサー然とした形だったのに対し、アッパーカウルに片目ライトを埋め込み、アップハンドルで暴れる車体を力で押さえ込んで走るライムグリーンの車体を見た国内ライダーの間でも人気が高まり、Ninjaカスタムと言えば8耐レプリカといわれるほどの影響力がありました。

さて、Ninjaは最も初期のものがZX900A1という型式で、最終型はZX900A16です。 つまり、ZX900Aというモデルを、16代に渡って延々改良されながら販売され続けてきたわけです。
参考までに、ZX900B・C・E・Fは後継車種であるZX-9Rのモデルコードです。 こちらが4度もフルモデルチェンジをしていたのに比べ、GPZ900Rのほうは基本的に同じものを長く改良しながら生産していたことが、これでも解ります。 国内でオーバー750ccが解禁となったとき、カワサキがGPZ900Rの国内仕様をリリースしてきたのは、長らくベストセラーであったNinjaに自信があったからでしょう。

GPZ900Rは、フロントタイヤが16インチのA1~A6と、17インチのA7以降に大別でき、そのなかでもモデルコードが進むごとに何らかの違いがあります。 
そして、同じモデルコードでも仕向地別に分かれており、エンジン出力が違っていたりハンドル・ステップ・リアフェンダーなどが違うなど、様々な仕様が存在します。 前述の国内仕様車は、自主規制によるエンジン出力低下や騒音規制への適合などを行った他は基本的にマレーシア仕様と同じもので、A7~A10まで存在します。
また、初期の頃は国内版としてGPZ750Rがあり、こちらはZX750G1~G3です。

カラーリングは各型ともに大体は2色ずつ(初期の頃は3色あったことも)で、初期のカラーが復活したり、これまた初期のころに南アフリカ仕様にだけ存在したライムグリーンが配色を変えてリリースされたりもしました。

このあたりに詳しいのは、”Ninja FILE”という本で、1~4までの4冊刊行されていますが、やや値段が高め(税別で3000~3500円ぐらい)なのが難点でしょうか。 その他にも、GPZ900R関係の本は多数出版されていますので、そのあたりから調べても良いかと思います。

最新のバイクとは比べものにならない性能や乗り味ですが、これだけ万人の心を捉えて離さない何かがあるバイクです。
手放してから言うのも何ですが、良いマシンだと今でも思いますよ。

とりあえず、ウィキペディアの該当ページを貼り付けておきますので御参考に。
Ninjaの欠点や改造での疑問点なら、私でも答えられることが多いんですが・・・

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/GPz900R
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この回答へのお礼

ご親切なご説明ありがとうございました。とてもわかりやすく、漠然としたいたイメージが具体的になってきました。欠点??欠点なんてあるんですか??(笑)

お礼日時:2005/05/04 20:46

10年位前まではGP750Zに乗っていたのですが、GPz900Rについては余り詳しくないので参考になるサイトの紹介をしておきます。



Google検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=GPz900&bt …

楽しいバイクライフのお役に立てば幸いです。
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