dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

養老孟司さんが書いたバカの壁と本の中に、自動車のモーターライゼーションと肺がんの発症率が正比例の関係にあるというデータが記されていました。

もうちょっと平たく言うと自動車のモーターライテーションっていうのは 要するに自動車が普及していく様子のことを言っています。

まあ 読み解くとすれば自動車がたくさん売れて 排気ガスをたくさん排出すると、それは大気を汚染するために人間の肺を痛めて 結果的に 肺がんの発症率が高まるというお話だと理解すれば大方 間違ってないと思っています。


また自動車の走行音などの騒音によるものはこれ 明らかに 公害ですが、自動車会社 もどうすることもできず この数十年 あるいは100年近く 騒音公害を削減することができずにいます。

しかし 自動車というのが 今 一家に2台の時代と言われ、平均的な経済力を持つ家庭であればまず ほぼ間違いなく 自動車を保有している状況から考えると、この騒音公害の加害者 そして肺がん発症をさせる加害者は誰かと考えた時に大方 全ての人々だと推察することができると思います。

家庭用 乗用車に乗る人だけでなくて、衣料品や食料 あるいは 建築資材などはこれほとんどのものが自動車で運ばれますので、それらを購入している人は その人自身が自動車運転していなくてもその恩恵を受けていることになります。

そういう人を含めれば ほぼ全ての人が騒音や 大気汚染公害の加害者であり 被害者であるということになろうかと思います。

例えばこれを読んでる方の中にも自動車を運転するという方おられると思いますが、誰か を 肺がんにしてしまう影響を与えていたり、いわゆる 聴覚過敏 など聴力が発達していて 騒音を特に公害と捉える人々に被害を与えているという認識を日頃から持ってる人は少ないと思います。

これはほとんどの人が加害者であるがために みんながその事実に蓋をしている あるいは 社会的に主張されることがないことが原因なのではないかと思います。

逆に日頃から車を運転していて人を肺がんにしたり 騒音で誰かに迷惑をかけていると認識している人はとても 公共心溢れるセンスのある方だと思います。

さてここでの質問は、このような状況を踏まえると、この2つの公害がなくなる可能性っていうのは絶望的だと考えていいでしょうか。

肺がんについては 今 水素エンジンや電気自動車などが自動車メーカーから販売されますが、まだまだその認知度も 普及率も低く、自動車 ユーザーもしくは全人類の 意識もそれほど高くないと思います。

その辺りに ほぼ全ての人が加害者であるというこの問題の闇の深さを表してるよ な気がします。

走行音による騒音の公害についてはもう本当に絶望的で、自動車メーカーが取り組むにも技術的な側面から何ら改善点がほとんど見られていないと思います。

もう一度繰り返しますが やはりこの2つの問題について解決されることはほぼ絶望的と考えていいでしょうか。


皆さんのご意見をいただければと思います。

ありがとうございました。

A 回答 (4件)

モーターで走る車って静かじゃないですか?


まぁ、車に気が付かなくて轢かれちゃう確率も上がるけど。
    • good
    • 0

養老孟司のその本は大昔読んだはずなのですが、肺がんの話があったかどうかはよくおぼえていません。



仮にそうだとして、しかし彼の主張が「肺癌の原因は自動車だケシカラン!」なのかと言えば、たぶん逆です。そういう思考法をバカの壁と揶揄するために持ち出してるんじゃないかと思います。それって疑似相関だろという話。

モータリゼーションが進んだ時代は寿命が延びた時代と重なりますから。肺癌に限らずあらゆる癌の最大の発症要因は年齢です。

ちなみに養老氏は愛煙家としても有名です。


それから、他の方も触れていますが、昔と比べて自動車の排ガスは本当にきれいになりました。昭和の頃はエンジンかけた車の後ろに行くとはっきり排ガス特有の臭いがした、しばらくその場にいると気分悪くなるレベルでした。

平成のはじめ頃も、路上の空気の汚れはひどいものでした。しばらくバイクに乗って走り、喫茶店のおしぼりで首を拭くとはっきり黒い汚れがついたものです。ディーゼル車の吹き出す黒煙が原因です。いつの間にか黒煙も滅多に見かけなくなり、首筋も汚れなくなりました。
    • good
    • 0

>また自動車の走行音などの騒音によるものはこれ 明らかに 公害ですが、自動車会社 もどうすることもできず この数十年 あるいは100年近く 騒音公害を削減することができずにいます。



>この2つの公害がなくなる可能性っていうのは絶望的だと考えていいでしょうか。

若い人でしょうか?
えー、昔の4コマ漫画なんかを見てもらえればわかりますが、昔の車というのは黒い排気ガスを出し、すごい音がするものだったのです。
(今でも漫画では、「ブー」という擬音と共に車がマフラーから煙を出す表現がありますが、現実には、今の車は目で見えるような煙は 吐いていないでしょう? あれは昔の車が ああだったので、その表現が残っているのです)
つまり、この2つの公害は、ゼロにはならないけど、すでに「減っている」のです。
    • good
    • 1

一番の被害者は、喫煙者とJT(たばこ産業)かもね!?



ちなにみ、タバコの煙の一番有害な発がん性物質はベンゾビレンと言う物質です。
ベンゾビレンは簡単に言えば焦げの物質です。

しかし、日本中の喫煙者が排出するベンゾビレンの量より、自動車の排気ガスが出すベンゾビレンは数10倍?も多くあります。
それよりも工場排煙(特に火力発電など)が排出するベンゾビレンは、更に数10倍?もあります。
(詳しくは環境省の発表情報を見て下さい。)

私も養老孟司さんは好きで、本や個別コラムやインタビューは良く見ています。
週刊誌の対談で上述の様な事を発言したら、「バカの壁はお前だ!」多くの「人から批判された経緯があります。
その状況を見て、世の中には本当にバカが多いなぁ~と思った記憶があります。
養老孟司先生は、東大の解剖学者なのにね・・・!
そう言う意味でも、国(世界)にプロパガンダされている加害者は国民全体と言えます。

ちなみに、豚肉を800g?ぐらい焼くと、タバコ数箱分のベンゾビレンが出るそうです。
しかし、キャベツなどの野菜を食べると中和?させることも解っています。
トンカツにキャベツは、正に理にかなったトッピングなのです。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A