「黒歴史」教えて下さい

理論的に飛行機を操縦するのは1人だけでもできないわけじゃないでしょうか?
例えば、ドラえもん映画(昨年)とか観たら、1人で飛行機を操縦することもあります。エアバスとか機種より違うかもしれないね。1人だけでもできるけど、安全運航のために2人でするってことですよね?

A 回答 (16件中1~10件)

飛行機を一人で操縦できるのか?という点でいえば、他の方も回答しているように「一人で可能」です。



ただし、航空機は(船もそうですが)カプセルの中に閉じ込められた空間なので、逃げ場もないしほかの場所から人を呼んで操縦を変わってもらうこともできないので、操縦できる人が複数人乗っています。

長距離便に関して言えば、操縦は労働法で規制される業務なので、一人の人間の労働時間を超えて操縦することはできず、そのために長距離便は正副操縦士が2セット、客室乗務員も2セットに近い状態で運行されます。

そのような乗務員が休憩する仮眠室を「クルーレスト」と呼び、B777などの大型で長距離飛行ができる機材に備えられています。
参考:https://www.aeroflap.com.br/ja/klm%E7%B5%8C%E7%9 …

>1人だけでもできるけど、安全運航のために2人でするってことですよね?

ただ「操縦」は単に離陸して空を飛び着陸すればいい、というものではありません。1月2日に羽田空港で事故があったように「管制官とのやり取りが間違っていないかのチェック役」や「離着陸時に失速や高度を間違えていないかを確認する役目」もあるのです。

たとえば、離陸の時は、操縦していない方は規定された速度で「V1・VR.V2。」と読み上げます。これは行き先や搭乗者数などで離陸速度に到達する時間が異なるからで、V1は離陸決心速度といい「V1」がコールされると《なにがなんでも飛ぶしかない(もう止まれない)》し、VRは離陸速度(引き上げ速度)なので、これがコールされるまでは間違って操縦かんを引いてはいけません。

人間は「勘違いする動物」なので、二人でお互いの動作や認識を確認しながら運行するのです。だから昔にくらべて人数が半分になっても2人体制は維持されているわけです。

で、副操縦士をロボットにしよう、という動きもあります。
https://nazology.net/archives/135857
記事ではAI化が進んでいる、という話ですが2017年ぐらいにはすでにロボットアームが操縦稈を握ってシュミレーター離着陸することに成功していますので、いずれ「人間は一人」という乗務形態も出てくるかもしれません。
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>そのために運行乗務員を休ませてるようにファーストクラスやビジネスクラスを2席くらいは販売しないという噂があるけど本当ですか?



運行乗務員も客室乗務員も長距離国際仕様の機には、横になって休憩できる場所があります。客席で休むために席を確保するというのは眉唾です。同じ会社の運行乗務員が業務移動するときはCクラスを、そこが旅客で充足している場合はFクラスを割り当てるとは耳にします。

Fでも、Cでも、Yでも航空会社は基本的には売り切るように努力します。空いているとすれば、ホールセラーが万一に備えて空けているのであって、それは大抵Yクラスです。万一というのは、親が危篤であるとか死んでしまったとか、政府からの依頼とか、自社従業員の緊急の移動出張だったりします。稀に上顧客からの強引な依頼だったりもします。

就航2日くらい前になると解放しますが、大抵はウェイティング・リスト上位の客が割り当てになります。
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>今も羽田からニューヨークだと操縦士4名必要なんですよね?



疲労の影響を考慮して正副操縦士を2セット乗務させることは、よくあります。法令による連続飛行勤務時間制限がある場合が一般的ですが、欧米の大手エアラインではその時間を更に下回るよう労使合意が為されたりした結果、更に短時間になっていることもあります。

日本の法令では、8時間から10時間が上限なので、日系キャリアのHND-NYCですと2セット以上の乗員がいることになります。

https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/pdf/201 …

2セットの乗員は必ずしもセットで全員が入れ替わるわけではなく、PICやSICが重なるようにしている例が多いです。
また、離着陸時は、運行乗務員は全員コクピットにいることが義務付けられています。
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この回答へのお礼

そのために運行乗務員を休ませてるようにファーストクラスやビジネスクラスを2席くらいは販売しないという噂があるけど本当ですか?

お礼日時:2024/02/01 22:59

大型旅客機の操縦室(コクピット)に入る運航乗務員(コックピットクルー)のことですね。

かつては機長・副操縦士・航空機関士・航空通信士・航空士と5人構成でした。しかし、機械技術の発達などにより航空通信士が廃止され、次に航空士が廃止され、さらに航空機関士も廃止されました。今は機長と副操縦士の2名が操縦室に入ります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%85%E5%AE%A2 …

副操縦士(コーパイ)は基本的に操縦はせず、航空交通管制の通信と機長の補佐などをおこないます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%AF%E6%93%8D …

なお、操縦自体はオートパイロット(自動操縦)でできます。ただし、離陸は除く。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC …

> 今も羽田からニューヨークだと操縦士4名必要なんですよね?

オートパイロットもあるし二人で充分ですよ、と言いたかったのですが最初に貼ったリンク先には「長い時間飛行する長距離路線では、3-4人が乗務して常に2人が数時間毎の交代勤務制を採っている。このような場合、機長資格保持者は2名以上乗務していることになる」と書いてますね。
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操縦は1人が担当するけど、もう一人は無線、計器にチェック等々やることがあるんですね、それとトラブルが発生した時マニュアルブックで処置する為整備部門に連絡して指示を受たり他の一人が対処するんですね、それで目的地まで飛行が可能か近くの空港に降りるか二人で判断するんですね。

それと無線は共有してなすから、機長が失念したりしたことを指摘することも出来ますから、それでも先日の羽田事故が起こるんですから。事故事例を見ると一人じゃ対処できませんね。だって駐機場からランウエイまでいくまでだって、無線周波数三回切り替えて交信するんだよ、操縦しながらできっこないよ。
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> 1人だけでもできないわけじゃないでしょうか?



この日本語文章はどう理解すればよいのでしょう?
意味がわからず。。。(^^;

ちなみに戦闘機は1人乗りのものが多いです。
趣味を含めた自家用機は1人で操縦することが多いです。副操縦士の席に座っているいる人がいたとしてもその人は操縦免許を持っていない、もちろん操縦の仕方を全く知らない人ということが普通にあります。
また、旅客機などでも実際に操縦をしているのは機長か副操縦士のどちらか一人です。操縦している人がもう一方に操縦を渡す際は「あなたに操縦権を渡します」、「はい、私が操縦権を持ちます」と言葉を交わし今どちらが操縦に関する責任を持つのかをハッキリさせています。
また大型、小型に関係なく機械的にも1人で操縦できるようになっています。
でないとフライト中に一方が急病で倒れるなどしたら操縦できなくなりますから。

参考まで。
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質問者は、飛行機と言えば大型旅客機しか頭にないようだけど、世の中に存在する飛行機の大半は、実際一人で操縦しているけどね。

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勘違いと思い込みが過ぎるような(^-^;



飛行機の操縦そのものは、一人で行うもの(操縦桿も基本的には連動しているけど、正副で違う入力(操作)が入ったときは、正操縦士席の入力が優先される)。
正副操縦士が乗務するのも、操縦桿を持つ一人と計器類や周辺の監視役を分けて操縦士の負担を軽減させるほか、体調不良等で操縦士が倒れたときに対応できるようにしているため(長時間のフライトで操縦士に提供される食事も、別のメニューになっている)。

古い旅客機で、正副操縦士の他に、航空機関士、航法士、無線士などの専門職が乗務していたのは、多くの計器を監視しながら行う機関の操作、天体観測などが必要な航法計算、微調整をしながら通信をする無線機の操作を操縦士にさせると肝心の操縦に影響することになったから。
技術の進化で、計器の監視・機関調整、航法計算、無線機が高度化したことで専門職が必要なくなったもの。
また、人件費が削減できるほか、軽量化に繋がることから、経営面からも、二名乗務化が促進された。

>今も羽田からニューヨークだと操縦士4名必要なんですよね?
いいえ。
交代で休憩を取りながらの二人乗務。
仮に、予備クルーを乗せるにしても、正副セットで交代させる必要が無いので、二名が操縦、一名待機で十分だろうな と。

余談というか・・・
B-2ステルス爆撃機は、正副操縦士+航空機関士の三名乗務で設計が始まったけど、開発中に各種システムの信頼性が上がったため二名乗務に変更した結果、コクピット廻りの空間に余裕が出来て、クルーの疲労度が激減。
イラク戦争でアメリカ本国の基地を離陸して空中給油を受けながらの30時間以上のミッションで実行した空爆も、二名乗務だった。
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何か勘違いされているようですが


飛行機は一人で操縦するものですよ。

操縦の意味合いが違うのかな?
同行するパイロットの人数って事かな?
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昔の旅客機は4人乗務でした。

機長、副操縦士、航空機関士、航法士です。

当時はGPSなどなく、レーダーも貧弱、航法支援も船舶用のロランやデッカしかない時代で、基本は地形や天体を見て自機の位置を割り測地航法、天測航法の時代でしたから、磁気の位置を割り出し、コースを支持する広報誌は必須でした。現在はGPSや航法レーダー、地上レーダーからの支援もあり、とコンピュータが制御してくれるので航法士は乗務しません。
なお、ソ連の飛行機はレドームの位置がガラス張りで、爆撃機の前方銃座のようになっており、航法士はそこに着座して測地していました。離着陸時はすごい迫力だったでしょうね。

また、昔は状態表示がすべて専用のメーターで、操縦席のダッシュボードでは収まらず、それを監視する虚空機関士が乗務していましたが、現在はCRTや液晶のマルチモニタで操縦席で全情報が表示でき、コンピュータで支援できるので、機関士も乗務していません。

操縦自体は基本一人で足りますが、何かあった時や交互に休憩をとるために二人乗務になっています。また、連続乗務時間の制限があるので、長距離路線では正規クルーのほかに交代クルーが乗務する場合もあります。

なお、コミュータやヘリなどでは一人乗務もあります。・
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この回答へのお礼

今も羽田からニューヨークだと操縦士4名必要なんですよね?

お礼日時:2024/01/27 22:13

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