
A 回答 (8件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.8
- 回答日時:
lim(x→∞)f(x)=0
は
xを∞に飛ばすと,0になるという意味ではありません
---------------------------
真の極限の定義)
どんなに小さな正実数
ε>0に対しても
ある大きな正実数
K>0が存在して
それよりも大きな
x>K となるような実数
xに対して
|f(x)|<ε
となるとき
lim(x→∞)f(x)=0
と
定義するのです
--------------------
任意のε>0に対して
K>6/εとなるKがある
x>Kとなる任意のxに対して
x>K>6/ε>0
ε>6/x
x>0
e^x=1+x+x^2/2+x^3/6+…
だから
e^x>x+x^2/2+x^3/6
↓両辺に6/(xe^x)をかけると
6/x>(6+3x+x^2)/e^x
|f(x)|
=|x^2+2x-2|/e^x
<(x^2+3x+6)/e^x
<6/x
<ε
だから
極限の定義から
lim_{x→∞}f(x)=0
No.7
- 回答日時:
lim[x→∞]x/x^2 は∞/∞型ですが
lim[x→∞]x/x^2=lim[x→∞]1/x=0
からわかるように∞/∞型が収束しないとは限りません。
テーラー展開から
x>0で
e^x>1+x+(1/2)x^2+(1/6)x^3
を知っていれば 0 になるのは明白です。
No.6
- 回答日時:
分子のx^2も
分母のe^xも∞に向かうけれども
分子のx^2よりも
分母のe^xの方が∞に向かう向かい方が強いのです
だから 0 になるのです
x^3/6<e^x だから
↓両辺に6/(xe^x)をかけると
x^2/e^x < 6/x
0≦lim_{x→∞}x^2/e^x≦lim_{x→∞}6/x=0
0=lim_{x→∞}x^2/e^x=lim_{x→∞}6/x=0

No.5
- 回答日時:
たしかにx^2/e^xは∞/∞の不定形だけど極限値はたしかに0になる。
それを証明するには少し工夫がいる。たとえば
不等式1+x≦e^xでxの代わりにx/4とすれば
1+x/4≦e^(x/4)、この両辺をe^(x/2)で割って整理すると
x/e^(x/2)≦4/e^(x/4)-4/e^(x/2) これから
x→∞のとき右辺は→0だからx/e^(x/2)の極限値も0
したがってx^2/e^x=[x/e^(x/2)]^2の極限値は0^2=0になる。
No.4
- 回答日時:
任意のε>0に対して
K>6/εとなるKがある
x>Kとなる任意のxに対して
x>K>6/ε>0
ε>6/x
x>0
e^x=1+x+x^2/2+x^3/6+…
だから
e^x>x+x^2/2+x^3/6
↓両辺に6/(xe^x)をかけると
6/x>(6+3x+x^2)/e^x
|f(x)|
=|x^2+2x-2|/e^x
<(x^2+3x+6)/e^x
<6/x
<ε
だから
極限の定義から
lim_{x→∞}f(x)=0
No.3
- 回答日時:
任意のε>0に対して
K>6/εとなるKがある
x>Kとなる任意のxに対して
x>K>6/ε>0
ε>6/x
x>0
e^x=1+x+x^2/2+x^3/6+…
だから
x^3/6<e^x
↓両辺に6/(xe^x)をかけると
x^2/e^x<6/x …(1)
↓6/x<εだから
x^2/e^x<ε
だから
極限の定義から
lim_{x→∞}x^2/e^x=0
---------------------------------------
あるいは(1)から
0<x^2/e^x<6/x
だから
0≦lim_{x→∞}x^2/e^x≦lim_{x→∞}6/x=0
だから
0=lim_{x→∞}x^2/e^x=lim_{x→∞}6/x=0
No.2
- 回答日時:
そもそも「不定形」と言う用語の意味を誤解しているのでは? 不定形とは必ずしも「値が決まらない」と言うわけではありません。
∞/∞や∞×0のように「見ただけでは値が分からない」と言うものであって「値が決まらない」とは限りません。No.1
- 回答日時:
x²よりe^xのほうが
早く大きくなるから
というのが理由です
単純化のためにe=3としてしまえば
xが1→2→3→4…と大きくなっていくとき
x²は1→4→9→16…と増えるが
e^xは3→9→27→81と増え
明らかにe^xのほうが増加スピードが速いことがわかります
xが大きくなるほどに、両者の差は開くので
x→∞では
e^xに比べるとx²はチリみたいに小さなものとなり
したがって
x²/e^x→チリ/とても大きい物→0
となります。
(なお、不定形にはロピタルの定理というものもあります…)
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 数学 数学Ⅲの関数の極限、関数の連続・不連続に関しての質問でございます。 問題集には、次の関数の〔 〕内の 5 2022/05/19 10:43
- 数学 有限な値を取るための条件って一般化できるのでしょうか 6 2022/08/25 15:45
- 数学 ①lim x→∞で1/xだった場合は発散しないため限りなく0に近い解が求められるのでしょうか? 例え 7 2022/05/16 19:27
- 数学 微分の意味ついて質問が有ります 4 2023/04/05 23:17
- 数学 微分可能 連続 わからない 3 2022/06/22 17:22
- 数学 数3の極限の問題です。 ①lim(x→1) 2/(x-1)^2 ②lim(x→2) 3/x^2-3x 2 2022/11/30 10:26
- 数学 ε-δでなければ極限値を求めることが難しい問題 4 2024/01/08 21:25
- 大学受験 高校数学です。 数3の極限が苦手で lim[x→2-0]x^2-3/x-2の場合や lim[x→2+ 3 2022/10/11 19:33
- 数学 2階微分で、②に①を代入する式がわかりません。 例えばf'(x + h)はどういった過程で f(x 2 2022/07/25 15:18
- 数学 lim(x→+∞)とはなんでしょうか? 調べても+∞が入っているのはなかったです。 またx→∞ 、x 6 2023/05/06 18:04
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
「次の関数が全ての点で微分可...
-
微小量とはいったいなんでしょ...
-
f(x) g(x) とは?
-
ローラン展開ができません。
-
f(x)=sin(1/x)(xは0以外)、x=0...
-
大学の問題です。
-
微分の問題
-
f(x)=x^4+x^3+(1/2)x^2+(1/6)x+...
-
差分表現とは何でしょうか? 問...
-
極限値について
-
数学 関数とは
-
微分法・積分法は知ってるけど...
-
合成関数y=(x²+3x+4)⁴の微分に...
-
微分の公式の導き方
-
数学の洋書を読んでいて分から...
-
数学です
-
定積分の微分の問題です。 g(x)...
-
数学II 微分・積分 解答解説宜...
-
平均値の定理を使った問題なん...
-
統計学の問題で困っています・...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
f(x) g(x) とは?
-
数学の f(f(x))とはどういう意...
-
微小量とはいったいなんでしょ...
-
マクローリンの定理の適用のし...
-
"交わる"と"接する"の定義
-
【数3 式と曲線】 F(x、y)=0と...
-
差分表現とは何でしょうか? 問...
-
ニュートン法について 初期値
-
左上図、左下図、右上図、右下...
-
f(x)=sin(x)/x って、とくにf(0...
-
微分について
-
数学についてです。 任意の3次...
-
積分する前のインテグラルの中...
-
z^5=1の虚数解の一つをαと置く...
-
Gnuplotについて エラーメッセ...
-
関数方程式 未知関数
-
極限を調べるときプラス極限マ...
-
次の等式を満たす関数f(x)を求...
-
微分可能ならば連続の証明につ...
-
∫[x=0~∞]logx/(1+x^2)の広義積...
おすすめ情報