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p.103に定理4(比較定理)が述べられており、その証明が続いて記述されています。
この証明に関する質問です。
この証明の中でP.104の3行目から以下の記述があります;
「そのために、Wの元xとW’の元x'で
(*)          W<x>≃W<x'>
という関係を満たすような組を考える。・・・」
これに関して私の質問は以下のものです;
W,W’が共に整列集合で互いに順序同型ならば、P.102補題4より、あるx∈Wに対してかならず(*)を満足するx'∈W'が存在することが保証されています。しかしこの証明のこの段階ではW,W’は整列集合ではあるが順序同型とは規定されていません。それなのに(*)式を満足するx,x'が必ず存在することが前提とされています。なぜ必ず存在することを前提とできるのですか?

A 回答 (4件)


W,W’が共に整列集合で互いに順序同型ならば、
あるx∈Wに対してかならず(*)を満足するx'∈W'が存在する

という表現は正しくありません

W,W’が共に整列集合ならば
順序同型でなくても
ある特定の元(最小元)x∈Wに対してかならず(*)を満足する(最小元)x'∈W'が存在するけれども
W,W’が順序同型ならば、
すべてのx∈Wに対してかならず(*)を満足するx'∈W'が存在する

とすべき
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証明の極一部の行を取り出して、そこの行の意味を聞かれたって、


そんな質問は無理としか言えない。
特に今回は、「満たすような組を考える」という、非標準的な語が使われた
文を短文で引っ張ってきているので、その「考える」ってのが
どういう了見で書かれた言葉で、証明の中でどんな意味を持っているかは、
証明を通しで読まなければ誰にも解りようがない。
なんだか解ったような回答をしている者がいるが、その人が
出典を読んだ上で書いているのかどうかは、ちゃんと確認したほうがいい。
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Wは整列集合だからWの最小元xが存在し、W<x>=φ


W'は整列集合だからW'の最小元x'が存在し、W'<x'>=φ

W<x>=φ=W<x'>

(*)式を満足するx,x'が必ず存在する
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「そのために、Wの元xとW’の元x'で


(*)          W<x>≃W<x'>
という関係を満たすような組を考える。」
というのは
仮定であって、
(*)式を満足するx,x'が必ず存在する事をいっているのではありません
(*)式を満足するx,x'があったと仮定するという意味です

Wの元xで、それに対し(*)を満たすx'∈W'が存在するようなもの全体の集合をJとし
J={x∈W|∃x',s.t.W<x>≃W<x'>}

W'の元x'で、それに対し(*)を満たすx∈Wが存在するようなもの全体の集合をJ'とし
J'={x'∈W'|∃x,s.t.W<x>≃W<x'>}

だから
(*)式を満足するx,が存在しなければJ=φ
(*)式を満足するx'が存在しなければJ'=φ
となります
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