これ何て呼びますか Part2

NTTとNTTコミュニケーションズとNTT西日本の違いを教えてください.
採用面接に聞かれそうなのですが、普段何気なく使っているのですが、会社としてのそれぞれのはっきりした区別がわかりません。よろしくお願いします

A 回答 (6件)

No.5がまとめているのが詳しいですが、今はずいぶんとサービスが増えているため、かなり微妙になってきています。

重要なポイントは、

NTT:
持ち株会社であり、グループ全体の舵取り(経営方針の決定など)と研究部門のみの会社であること。
直接営業などを行なって利益を上げるのではないこと。

NTT東西:
日本電信電話株式会社法(いわゆるNTT法)によって規制がかけられる対象の会社であること。
基本的には県内通信のみを許可されている会社ですが、一部のサービス(フレッツ・グループアクセス、フレッツ・オフィス、ひかり電話など)では県間通信にも進出していること。

NTTコミュニケーションズ:
NTT法によって規制をうけない会社であること。
基本的には県間(長距離)通信、国際通信を対象とした会社ですが、マイラインサービスの導入時に県内通信にも進出しました。

大きな分類としてはNTTは持ち株会社としてコントロールをする会社、東西とコミュニケーションズは県内/県外および国際で分けられましたが、その後サービスが増えるにつれてその枠組みがあいまいになってきているということですね。
また、大きな違いとして日本電信電話株式会社法の規制を受けているかどうか、があります。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明をいただきましてありがとうございます。

お礼日時:2005/05/09 12:34

NTT(持ち株会社)を頂点として東西、コム、データ、ドコモなどの主要企業が傘下に入っています。


そしてその主要企業の下にもまた子会社(NTTの孫会社)があります。

・NTT(持ち株会社)
NTTグループ全体を統括している会社です。
平成11年にNTTが東西とコムに分離してからは純粋な持ち株会社となり、グループ全体の経営方針の策定、グループ間の調整役、NTT研究所の運営のみをしています。
直接エンドユーザに関わるような事業には一切関与してません。
完全なオーバヘッド部門であるため、研究所の研究員を除けば社員は数百人程度しかいません。

・NTT西日本(東日本)
同一都道府県内の通信事業を行う会社です。
具体的には県内の電話事業や、県内に終始した企業向データ通信サービス(専用線)などがあります。
また企業向けのシステム構築(SI事業)も行っております。システム構築事業はNTTグループ内のNTTコム、NTTデータ、NTTコムウェアなどと競合します。

・NTTコミュニケーションズ(通称:NTTコム)
都道府県間と国際間の通信事業を行う会社です。
具体的には県間、国際の電話事業や、全国、国際間の企業向けデータ通信サービス(専用線)などがあります。
しかし最近はNTT分割当初の社内ルール(県内通信に手を出さないこと)を無視して県内通信にも乗り出しており、NTT東西と競合しています。
また企業向けのシステム構築(SI事業)も行っており、前述したようにNTT東西をはじめとしたグループ内での競合があります。

ここで重要なのはNTT東西のみが法律(NTT法)によって事業内容が制限されていることです。
たとえば「都道府県をまたがる通信事業ができない」などの規制があります。(他にもあります)
しかしそれ以外(NTTコム、データ、ドコモ等)は法律によって縛られてないので自由な営業活動が可能です。

なおプロバイダ事業は県をまたがるためNTT西日本で運営することはできません。よってNTTコムがOCNを運営しています。
しかしNTT東西も売り上げを上げるために積極的な営業活動をする必要があるため、NTT法の規制を受けない子会社を作り、そこに色々な仕事を委託したりしてます。
<一例>
・県間データ通信サービス
 ⇒NTT-ME(東の子会社)が運営
 ⇒NTTネオメイト(西の子会社)が運営
・プロバイダ事業
 ⇒ぷららネットワークス(東の子会社)が運営
 ⇒NTTネオメイト(西の子会社)が運営
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私は、NTTコミュニケーションズ(通称:コム)で働いています。



内容はNo.1~3の記載のとおりですが、ご指摘のとおり、利用者向けにサービスが分かれておらず、県内・県外というザックリした区分によって会社が分かれているため、非常に分かりにくくなっています。

例えば、フリーダイヤルは県内外に関わらずコムだったりします。

企業向けのネットワークやシステム構築では、東西会社とコムだけでなく、NTTデータやNTTコムウェアとも事業領域が重複しており、しばしば競合します。(かなり不思議な構図ですよね。)

ご質問のカテゴリである「ISP」で考えると、東西と中継電話会社(コム、KDDI等)を接続している装置のある電話局より利用者側を「アクセス」側と呼び、これは、東西が提供しています。(通常、フレッツ等で呼ばれる部分です。)
逆に「中継」側は、コム(OCN部分)が提供をしています。

個人的には、この区分が適切とは思いませんが・・。
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それでは簡単にご説明しましょう。



NTT:いわゆる持ち株会社で,NTT東日本・NTT西日本・NTTコミュニケーションズ・NTTデータ・NTTドコモの株式を保有しています。
グループ全体の統括,および新技術の開発も行っています。
NTT西日本:西日本エリアの県内通信に限った事業を展開しています。
NTTコミュニケーションズ:日本全国の県間通信・国際電話・企業向けIPネットワークの構築をしています。

詳しくは下記のHPを参照してください。

参考URL:http://www.ntt.co.jp/about/groupkousei.html
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おおざっぱに言うと、



NTT西日本
 東日本もそうですが、市内通話・県内通話を担当します。
 各家庭と電話局を結ぶ回線を持っています。
 フレッツのサービスなども担当します。

NTTコミュニケーションズ
 長距離電話専門です。
 大手プロバイダOCNを持っています。
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こちらに関係図が出ています。



参考URL:http://www.ntt.co.jp/about/groupkousei.html
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