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共同企業体(JV)という形態で工事が行われるとき、出資比率が一番多い会社をスポンサー企業と言います。この会社が各下請専門業者と契約のときに、取決め金額に上積みさせた金額で契約し、上積み分は支払い時に控除すると言う事が、建設業界では普通にまかり通っていますが、取決め金額を決める段階で金額をギリギリまで値切っておいて、このようなやり方で自社だけ利益を獲得するとは、やっている方は一体どうゆう神経なのでしょうか?法律には触れないのでしょうが(出精値引の覚書等を取り交わしている)人間として、気持ち的に負い目を感じないのですか?又この事を仮に、JV編成企業に知られたら非常に困りますか?ゼネコン関係者の方率直な所教えてください。

A 回答 (1件)

建前としては、やってはならないことですし、やっていることが露見すれば、他の構成会社は当然スポンサーメリット分を構成会社に再分配することを求めてくると思います。



以前のように、構成会社にとって文句のない実行予算利益が計上できて、計上した以上スポンサー会社はメンツをかけてもその利益を確保していた時代であれば、構成会社も予算利益を確保してくれることで、ある程度「スポンサーに全てお任せ」という実態があり、スポンサーメリットも阿吽の呼吸で黙認されていたように思います。

昨今の厳しい受注環境の中では、実行予算利益も厳しく、スポンサーもメンツを捨てて「ダメなものはダメ」と言う状況となっており、スポンサーメリットは黙認できない時代となっています。
それ故、スポンサー会社はより慎重に対応することが必要であり、一方サブ会社は、JV協定を結ぶ際に、発注に関してサブ会社推薦業者も含めた相見積を原則とし、スポンサー任せにしない取り決めをしていく必要があるのだと思います。
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この回答へのお礼

公言はばかりたい事に、率直に回答下さり有難うございました。ゼネコンと下請け、立場は違いますが、いずれにしても営利企業。商売ですから色々ありますよね。下請けいじめなど耳にする時もありますが、願わくば義理と人情を大切にしてお互い信頼関係に基づき仕事をしていきたいと思っています。

お礼日時:2005/05/04 21:51

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