一回も披露したことのない豆知識

先週、テレビ朝日の「珍百景」を見ていました。
市役所とのやり取りがありましたが、この役所の対応は良いのか? それともマズいのでしょうか?

テレ朝HPより引用

https://www.tv-asahi.co.jp/nanikore/backnumber2/ …
■国指定の重要無形文化財になりそこねた伝統和紙 島根県江津市
★珍百景登録★
島根県江津市、浜田市周辺は室町時代から1300年以上も続く丈夫な和紙づくりで知られ、「石州半紙」は国指定の重要無形文化財として登録され、ユネスコの無形文化遺産にもなっている。
が、江津市の佐々木さんご夫婦が続けている和紙が伝統的な製法にも関わらず、国の重要無形文化財に登録されなかった光景。
佐々木さんご夫婦の工房は、昔ながらの手作業で和紙づくりを続けているが、1969年、先代が役所からの「今、何を作っているのか」という連絡に、「半紙」ではなく、その時作業していた「障子紙をすいとるんよ」と答えたという。
半紙もつくっていた歴史ある和紙工房なのに、うっかりで重要文化財に指定されなかったそう。
そのため、活動の補助金など一切のお金をもらえずにいるという。
現在は「石州勝地半紙」と名付け、和紙のボディタオルを作ったり、和紙を龍の立体作品にしたり、様々なチャレンジを続けているのだとか。

(引用終了)


パッと見、よく分からないかもしれません。(私も放送当時はよく分からなかった)

取材先の和紙工房を重要無形文化財に指定するか否かの審査の一環として役所の人間が電話を掛けた、ということです。
役所の人間側は審査ということが念頭にありますから、下記のような質問をしたようなのです。

●これまで、伝統的な和紙の製法を守り通したのはさぞかし大変だったでしょう。
いろんなご苦労もあったと思います。
そしてそれを今後も弟子に伝承し、後世に伝えるという大変なお仕事をされているのですね。
では、その伝統を守るためには今はどんな作品作りに力を入れているのですか?
また、新しい技法の開発などもしているのですか?
そのあたりをぜひ詳細に調査させてください。

↑このような前提条件があって、当然、これらは相手方(和紙工房側)も理解した上でのやり取りだと思って居たようなのです。
しかし電話口では端的に
「今、何を作っているのか?」
と問うた、と。

それに対して工房側は、前述の前提条件については一切知らず、ただ単純に
「障子紙を漉いとるんよ」
と答えたそうです。

それを聞いた役所側は
(なあんだ、伝統的な和紙を作るのは止めてしまって、手っ取り早く金になる実用商品である障子紙の製造会社に変わってしまったんだな、これじゃあ重要無形文化財に指定なんて到底無理だ)
と思ったらしく、結局指定はされなかった、ということなのです。

これって
「それってどういう質問意図ですか?」
と詳しく聞かなかった回答者側が悪いのでしょうか?

それとも(相手はこちら側の質問意図を充分理解した上で電話に応対しているのは当然である)と思い込み、端的な問いをした役所側がまずいのでしょうか?

A 回答 (1件)

まあ、お役所仕事だな、と思うだけです。



事情がハッキリしたわけですから、申請し直せば良いだけのことです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>まあ、お役所仕事だな、と思うだけです。

おっしゃるとおりですね、お役所仕事ですね

>事情がハッキリしたわけですから、申請し直せば良いだけのことです。

まあ、再申請は受け付けないでしょうね。だってそれが「ザ・お役所仕事」ですもの。
可哀想に・・・・

お礼日時:2024/03/08 19:49

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