
中南米諸国の国民が 北米大陸のとりわけ アメリカ合衆国 へたとえ不法であっても移民したいと願いを 背景は母国の経済的な実情だと思いますが、その中南米の実業家や政治家たちは自分たちの国民がアメリカ合衆国へ逃げているということを知っているはずです。それなのに なぜ 例えば メキシコは良い国を作ろうとしないのですか。のんきに下手なのですか。逆に アメリカ合衆国の国民がメキシコに逃避したいと思うぐらい うらやむぐらいに素晴らしい国を作ろうと考えないのはなぜですか
最低限の 経済的な保障しかないからこそ共産的な考え方がはびこるのであり ちょっと努力しておけば自分たちの国の底上げになるという風に考えないのでしょうか 国民が豊かになれば消費が伸び 実業家や政治家たちにとってもプラスのはずですが極端に自分だけに有利な社会構造を作ってそれで幸せだと思っているのですか
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
それ、中南米だけの話ではないのです。
世界全体に言える話なのです。
ただ、逆に、今はアメリカは良い国ではないです。
不法移民とドラッグで破壊されています。
非常に危険な状態が続いています。
中南米の国だって、住環境のトラブルの無い平和な国も多くあるのですよ。
No.1
- 回答日時:
>なぜ 例えば メキシコは良い国を作ろうとしないのですか。
質問者様のいう「良い国」というのは、国民が平等に権利をもちみんなで一つの国や社会を維持しようとする日本や欧米のような民主主義国家のことだと思います。
なぜ、そういう国が作れないのか?といえば、そもそも「国家を構成する人々が同一ではない」からです。
人類はつい100年ちょっと前まで奴隷制や植民地主義を行っていました。日本は数少ない例外ですが、世界的に見て「あいつと俺は同じランクではない」という考え方は普通だったし、今も存在しています。
「先進国」というのは「俺とあいつは平等で市民として一緒に国や社会を作っていく仲間」という考え方が浸透した社会であり、途上国というのは「その道に(いくはず)の途上」という意味でもあります。
メキシコに限らず、多くの国では一つの国の中に様々な民族や階層が住んでいます。彼らにとって社会とは「自分達の民族が第一」であり「国家」は邪魔しないでくれれば、多少搾取を許す、という程度の考え方なのです。
逆に国を運営する側の民族や階層も「国に住んでいる連中は生かさず殺さず搾り取ればいい」という考え方で、先進国のように「みんなで協力して国家を良くしていこう」という発想自体がほとんどない、のです。
もちろん金持ちの先進国から投資を受けるために、民主化のポーズは取りますが、現実には「階層社会、民族差別社会」なのです。
(中国がこれらの途上国に入り込めたのは、欧米先進国と違って「民主化」を要求しなかったからでもあります)
こういう国家だと、近隣に「誰でも国民として尊重される国がある」となれば不法でも移民しようと思うのは当然でしょう。そして欧米はそれらの移民を受け入れる国でもあるわけで、だから大量に不法移民が発生します。
また「その地域で利益が得られる集団なら国と対立してでも自分達の利益を追求する」ということにもなります。たとえば中南米にある麻薬栽培の地域は《アメリカに麻薬を密輸すれば儲かるし、国の言うことを聞かなく程異様に武器もそろえられる》から、徹底的に国と対立するわけです。
>最低限の 経済的な保障しかないからこそ共産的な考え方がはびこるのであり ちょっと努力しておけば自分たちの国の底上げになるという風に考えないのでしょうか
ちょっとの努力では済まないわけです。まず全国に教育を行き渡らせる費用が莫大にかかります。しかも教育は「国の考え方を押し付ける」ことにもなるので、それに反対する集団を説得したり抑え込んだりするのも大変です。
結局「自分達の利益を追求し、下の階層の連中は労働力として使う」のがもっとも効率がよい、のです。
>国民が豊かになれば消費が伸び
それは工業国だけの現象です。一次産業が主体の途上国では「国民が豊かになる」ことは「海外からの輸入が莫大になって、国内の富が流出する」ということになります。
たとえば20年前のタイは自動車の生産拠点がなかったので、輸入に頼り、外国から車を買うと国内の富が海外に出てしまうので、関税を200%にしていました。100万円の車を買おうと思っても300万円出さないと海外から輸入できない状態で、ようするに「金持ちしか車に乗れない」状態だったわけです。
誰でも車を買えるようにすると全部お金が外国にでてしまう、ので「国民の購買力が上がれば上がるほど、海外からの輸入が増えて一旦消費はのびるけど、結果的に国家財政は苦しくなる」ので、国民の豊かさは実業家や政治家にメリットをもたらすとは言いにくいのです。
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