dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

保持株の新NISAへの移行について

『ほかの証券会社や保険会社で運用しているお金をNISAに「早く移す」こと。新NISAで運用したほうが合理的なのだから、成長投資枠の240万円の枠をできるだけ早く埋めたほうがよい。』という記事を読みました。

現在、旧来の特定口座で保持している株を、売却して新NISAとして再度購入するのではなく、売買を伴わず保有したまま移し替えることは出来るのでしょうか?保有株主年数などがクリアされてしまうと株主優待等で恩恵が受けられなくなってしまうため、移行を躊躇しておりまして…

A 回答 (4件)

現在特定口座で保有されている銘柄をNISA口座に移管することは出来ません。


一度売却してNISA口座で買い直しとなります。
ご理解の通り、買い直しとなると、株主番号が変更しますので株主優待の権利で1年以上保有となるとリセットされてしまいます。
課税口座で保有の銘柄を売却されますと、もし利益が出ていれば20.315%の課税措置があるため再購入時に資金が売却前より減りますので、同額の運用ができません。
NISAに移すことは長期保有メリットではありながら、短期的デメリットもあります。
NISAは損益通算が出来ず、税還付が受けられません。
すなわち、NISAは利益が上がれば良いですが、損失を受けるとカバーできないというダブルパンチを受けます。
また、ネット証券では現物を貸株に回し、金利を受けるサービスがありますが、NISAではそれが適用できません。
株式投資は株価の変動でリスクを受ける可能性があるため、リスクの許容を十分にした上で慎重な判断で取り組まなければいけないです。
投資家個々に条件が異なりますので、「これが良い」「こうしなさい」などの誘導的なお話には気を付けてください。
政府がNISAを勧める側面で報道にも投資家の誘導が行なわれ、NISA取引での資産の固定を促す姿がありますが、ご存じの通り、あなたにとってのデメリットがあり、他の投資家と条件が異なります。
NISAが非課税であるのは譲渡益や配当が出る前提でのお話で、利益分のみとなるため、利益が出ない状況においては関係ない話です。
2014年からスタートしたNISA制度で、非課税メリットより、損失によるデメリットを受ける方が多いことが実態です。
2024年からのNISAは年限がフリー化され、増枠されましたので、長期保有による非課税や取り組みが増えるメリットを大きく宣伝されていますが、その分のデメリットも大きくなることを理解して取り組まないといけません。
特定口座では元本超過損を受けると、確定申告にて繰越控除を受け、翌年3年間の取引の譲渡益課税分との調整が可能です。
配当受領方式で株式数比例配分方式を選択されている方は、損失オーバーで歳を跨がれますと、良く年初に配当金から引かれた所得税分が口座内に自動的に還付による返戻を受る仕組みがあります。
    • good
    • 0

重要なことは、株主優待等の恩恵よりも、暴落です。


今売るのが、正解。
で、暴落したときに、新NISAとして再度購入。
    • good
    • 0

>売却して新NISAとして再度購入するのではなく、売買を伴わず保有したまま移し替えることは出来るのでしょうか?



これはできません。
また、NISAは株価が下がったり倒産しても配当や他銘柄と損益通算できないという結構大きなリスクがあります。オルカンみたいなものなら倒産はまずないでしょうから合理的だと思いますが個別株について個人的にはNISAではやらないと思います。もちろん、間違いなく上がる、税金を節約するんだ!というモチベが強いなら全然ありだと思いますが、リスクが有ることは心に留めておくとよいかと思います。


>保有株主年数などがクリアされてしまうと株主優待等で恩恵が受けられなくなってしまうため、移行を躊躇しておりまして…

例えば権利付日に100株ほど別の証券会社でクロス取引で買う。そうすると、権利付日には200株持っている状態になるはずです。その後、100株ほど手放したい証券会社で売却する。また、クロスの売りを手仕舞いする。これで実質移行ができるかな。
他はカブコムやSBIなどでは1株だけでも購入できます。権利付日までに1株ほど権利付日以降なるべく早いタイイングで、手放したい証券会社で売却、NISA口座でそれぞれ始値で異口座間クロス取引。これで株主年数などが保ったまま実質移行ができるはずです。その後不要なら1株買っていたものは売却すると良いです。ただ、1株あれば権利付日までの間に株を売払い持っていないくても銘柄によっては保有株主認定をしてくれるところもありますので1株持っているというのは案外メリットだったりします。

なお、法改正があったり、間違えていたり法律に問題のあるスキームだとまずいですので、上記文章を鵜呑みにすること無く、ご自身の責任においてやってください。
    • good
    • 0

保有したまま移し替える事は、できません。

売却が必用になります。だから移管した方が得な人もいるし、移管しない方が得な人もいます。

新NISAは素晴らしい制度ですが、しかし所詮は免税になるだけです。だから
① 現在、保有株を売却して支払う税金
② それを新NISAにした時に将来、免税になる税金
どちらが多いのかは人によって状況が違いますから、それらを計算をして、移す方が得か損かは人それぞれです。

なお新NISAに移した時に配当に対する課税も免除されます。よってそれらも計算に入れる方が良いです。

また配当が出るという事は、その分だけ複利効果が薄れますので、新NISAで運用するなら、できれば配当が出ない投資信託の方が長期運用には適していると思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A