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No.7
- 回答日時:
メートル法の換算値は割り切れないので、実用的には概算値を使用します。
1里 = 約 3,927 メートル(およそ 4 キロメートル)
1町 = 約 109 メートル
1間 = 約 1800 ミリメートル(今でも建材や家具などの寸法の基準)
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明治24年の「度量衡法」(いわゆる尺貫法)による厳密な定義。
・度(長さの単位)
1毛(もう)= 尺の万分の1 ――― 0.030303... ミリメートル
1厘(りん)= 尺の千分の1 ――― 0.303030... ミリメートル
1分(ぶ) = 尺の百分の1 ――― 3.030303... ミリメートル
1寸(すん)= 尺の十分の1 ――― 30.30303... ミリメートル
⇒1尺(しゃく)= 33分の10m ――― 0.30303... メートル
1丈(じょう)= 10尺 ――――― 3.03030... メートル
1間(けん) = 6尺 ――――― 1.81818... メートル
1町(ちょう)= 360尺(60間) ―― 109.09090... メートル
→1里(り) = 12960尺(36町) ― 3927.27272... メートル
里・間・町・丈・尺・寸・分・厘・毛の単位語は昔から変わりません。
基準になる「尺」の長さは、国(中国・朝鮮・日本)によって、時代によって異なります。もともとの1尺は、手の指を広げたときの親指~中指の幅(20cm程度)でした。
近代の「1尺 = 厳密に33分の10メートル (約303ミリメートル)」は、明治政府による法定値です。尺貫法制定時は既にメートル条約に加盟しており、メートル原器とキログラム原器が配布されていました。
「1里=36町」は江戸時代の公定値ですが、古い時代は「1里=6町」または「1里=5町」でした。
歴史書や古文書などの距離表示は正確な長さとは限らないので、単純に現代の基準「1里=約4km」で換算すると辻褄が合わないことになります。
・九十九里浜 = 6町×99 ⇒ 約600町 (実距離 約66km)
・七里ヶ浜 = 6町×7 ⇒ 約40町 (実距離 約2.9km)
ちなみに、江戸時代の街道の里程は、東海道・中山道は1里=36町です。
・東海道五十三次(約124里8町)= 約4472町
・中山道六十九次(約135里)= 約4860町
その他の街道や下道は行程の難易度(1日に歩ける行程)によって1里の実距離が違っているので、単純に1里=36町で計算はできません。
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