【お題】甲子園での思い出の残し方

PTSDやフラッシュバックを完治する方法はあるのでしょうか?
過去に飼ってたペットがいずれも土日に亡くなっているので亡くなって5年10年経っても土日になると亡くなったペットのことが急に脳裏をよぎって、亡くなった時のことなどを鮮明に思い出して止まらなくなりパニックのような状態になります。
抗うつ剤は飲んでいますのでフラッシュバックがあったら頓服で飲んだりしていますが

ネットでPTSD治療で検索すると性被害の治療が多くヒットして、うまく探せません

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A 回答 (2件)

>PTSDやフラッシュバックを完治する方法はあるのでしょうか?



「完治」の定義はきわめて曖昧で、主観や慣例によるところが大きいので何とも言えませんが、緩和する方法は色々あります。

あなたのケースでは以下の件が組み合わさって苦痛が長引いています。

A:喪失体験(大切なものが失われたことによる深い悲しみや寂しさ、抑うつ症状)

B:反復体験(同じようなシチュエーションを偶然何度も経験してしまったことによる学習性無力感や予期不安、想像恐怖の強化)

C:AとBから生じる定期的なフラッシュバック、それに伴う混乱(パニック)

あなたはCの症状に対しては、さしあたり服薬によって緩和しているようで、それはそれでさしあたり正しい態度であるかと思います。
しかしそれは「対処法」といわれるものです。対処法とは、根本原因には直接アプローチしないまま、表面化している問題行動や身体苦痛を和らげる方法です。

単純な身体の不具合や外傷(骨折などの怪我)であれば、対処法だけでも完治することは多いのですが、トラウマや心理の問題には、うわべの症状を緩和する対処法だけでは不完全であることが多く、症状を引き起こした根本原因にアプローチする方法を取る必要も出てきます。

あなたの場合はペットロスが主原因ですから、まずはペットロスや喪失体験の心の傷の癒し方をいろいろ調べてみて、行えるものを探すと良いかと思います。一般的に深い喪失体験に対するアプローチとしては「グリーフワーク」と言われるような方法があります。グリーフワークにも様々な方法がありますので詳しくはネットで調べてみてください。

あなたの場合は、「土日にそのことを強く思い出しやすい」ことがほぼ明らかなので、土日は出来るだけ時間をとり、ペットのために自分が良いと思うお供え物をしたり丁寧に心の中で祈ったり、いわゆる法事・法要のような儀式をいったんルーティンにする方がいいかもしれません。

大がかりなことをする必要はありませんが、「土日の〇時はペットの写真を見つめて、ペットのことを思い出し、感謝や愛情や寂しい気持ちを伝えるために黙とうをささげる」というようなことを最初から決めておいて、スケジュールを空け、アラーム等でその時刻を忘れないようにし、心の準備や体の準備を前もってきちんとしておく、という意味です。

表層的な悲しみや混乱に振り回されないように、愛情の方を強く意識できるように様々な手順や道具立てをしておくのが、法事や法要の本来的な意義だと思います。

そういったルーティンをいったん生活に定着させると薬に頼ることが減って理性でコントロールしやすくなります。そのように、ある程度自分の理性が土日でも維持できるようになったら、今度は、認知療法的なアプローチを行うようにシフトチェンジしていくと良いです。

認知療法とは、体験や習慣の偏りから自分の認知が変容し歪んでしまった場合に、その部分を言語的アプローチと行動的アプローチにより段階的に修正していく方法です。

あなたの場合はペットが「土日」に亡くなった経験が偶然何度か続いたせいで、土日に対するとらわれが強くなってしまっています。

しかし、曜日の概念は人間の都合で作っているものでしかなく、曜日の概念がこの世に存在していなくても、あなたの大事なペットは、いつかは亡くなった、というのが客観的な事実ですね。

何曜日にペットがなくなったとしてもあなたは恐らく深い喪失感や悲しみがあったと思います。

認知療法の初期には、そのように、色々な状況や気持ちが入り組んでいる混乱をときほぐし、AとBは本来的に別々のことなのだ、ということを理性的に切り離すようにしてゆきます。

最初は感情が高ぶってしまいなかなか上手くゆかないのが普通ですが、段階を踏めば、段々うまく出来るようになります。回復には時間がかかり、痛みも苦労も伴うことを理解して、焦らずにムリなく取り組むのが大事です。

AとBの違いを心の中で冷静に切り離せるようになっていったら、行動も少しずつ変えてゆきます。たとえば「土日に黙とうをささげる」という習慣をいったん決めて行っていた場合、それを今度は段階的に解除する、だんだんルールをゆるめていく、というようなことですね。

ペットのことは、いつ思い出してもいいんだし、ペットのために何かしてあげたくなったら、それが何曜日でも構わないので、ペットのことを思い花をたむけてあげる、というような態度にスライドさせていきます。

また、死は一瞬の出来事ですが、生きているペットとふれあっていた時間の方が長いはずなので、そのペットが死んだ時だけを反芻するのではなく、元気に生きていた時のペットのことや、その時自分がペットにしてあげた色々な良いこと楽しい思い出をたくさん思い出すように自分を意識付けをしていくことも大事です。

そうしたことを段階的に行っていくと、日常生活のいつどこでペットのことを思い出しても自分なりの心の態度や実際の行動によって対応できるようになっていきます。認知療法のあらましは、だいたいそのようなイメージです。実際にはあなたの性格や暮らしの状況に応じて細かく対応する方がいいので、一人でうまく出来そうにないと思えば、専門家の助けを借りてカウンセリングやセラピーを受けると良いと思います。

あなたのPTSDの症状がフラッシュバック以外にもある場合、たとえばペットショップを避けてしまう、自分の可愛がっていたペットと似た動物を見ると辛くなるので見ないようにする、というような習慣がついてしまっている場合は、(迂回症状とか、回避行動とか言います)そのことが生活の自由度や自分の愉しみを損なってしまっていることもあるので、そういうことも、行動療法で段々緩和してゆくと、さらに良いかもしれません。

忘れてはいけないのは、あなたが感じる気持ちは健全で正常な愛情に基づくものであり、決して異常ではないということ、そして、誰でも愛する対象を失ったときは、立ち直るのに時間がかかるのが普通だ。ということです。

自分は変だとか、これではいけない、早く治さないと、と焦って自分を責めないように気をつけてください。

また、常日頃から自分は記憶力が高いタイプであるとか、ショック体験を長く鮮明に思い出しやすいという自覚がある場合は、トラウマの緩和に通常の人の何倍も手数や時間がかかったりすることも当然ですから、あまり自分を責めたり諦めたりしないようにしたほうがいいです。

傷つきや喪失を、空想や芸術作品の力で癒すのが好きな人もいます。活発に運動したり新しい体験に身を投じて自分を癒すのが好きな人もいます。自分の性質、性格がどうであるかも少し考えつつ、マニュアル通りに行かない時は、自分にもっと相応しい方法を色々考えて自分で工夫しながら生活するようにしてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。読んでいて涙が出てきました。

お礼日時:2024/09/02 15:02

ペットが死んでPTSDやフラッシュバックを持ち出すのはちょっと大袈裟な気がします。


これらの治療はカウンセリングになりますが完治した話はあまり聞かないですね。難しいようです。
まあお医者さんはカウンセリングまでは必要ないと言うでしょう。
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