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【生産能力】日本の生産性は世界から見て極めて低いですが、日本人の学力は世界的に見て高い水準だそうです。

なぜ高い水準の学力があるのに低生産性の国になっているのでしょう?

何が低生産の原因になっていると思いますか?

国の税金が高い?税金は欧州ヨーロッパの方がはるかに高いです。

国民の学力の問題でも、税金の問題でもない。何がネックになっているのでしょうか?

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A 回答 (7件)

日本の生産性と組織率


日本の労働生産性はOECD加盟国の中で低い水準にあります。一方で、日本の学力は国際的に見ても高い水準にあります。このギャップの原因は、労働組合の組織率です。

組織率の影響
労働組合の組織率が高い国では、労働者の権利がしっかりと守られ、労働環境が改善されます。これにより、労働者のモチベーションやエンゲージメントが向上し、生産性が高まります。例えば、北欧諸国やドイツなどは組織率が高く、生産性も高い国として知られています。

日本の組織率の現状
日本の労働組合の組織率は約16.3%と低い水準にあります。この低い組織率が、労働者のエンゲージメントや労働環境の改善を妨げています。結果として、生産性の向上が難しくなっているのです。

組織率と生産性の関係
生産性の高い国と組織率の高い国は比例します。労働組合が強い国では、労働者の声が反映されやすく、労働環境の改善が進みやすいです。これにより、労働者のモチベーションが高まり、生産性が向上します。

まとめ
日本の生産性が低い理由は、労働組合の組織率の低さにあります。組織率を高めることで、生産性の向上が期待できるでしょう。
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お客様は神様的な商業とサービス残業は当たり前


男尊女卑、セクハラやパワハラ文化
政治家の世襲と高齢政治家の排除

欧米と比べると日本の劣っている部分です
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OECDの資料によれば、我が国のマクロ的な労働生産性は、80年代の平均伸び率が3.4%であったものが、90年代に2.2%へと、1.2%ポイントの低下を示している。

2000年以降も平均伸び率は2.4%程度で低迷しているとのこと。
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je07/07f21020.h …

で、どうして90年代に入って生産性の伸びが鈍化しているのかというと、言うまでもなくこの時期はバブルが崩壊し、景気が悪化。それから現在に至るまで長らく経済の低迷が続いているということが大きいからです。

なぜ景気が悪くなると生産性が阻害されるのかというと、それは投資が鈍るからです。つまりは生産性を向上させるための設備やシステムの大々的な導入に大半の企業が及び腰になる。なぜなら、投資しても、それだけの成果(利益の向上)が得られる保証が無いからですね。

それどころか無理なリストラや非正規社員の増加などが横行し、ますます労働生産性が伸びる公算が少なくなっている。

だから、生産性を向上させるには日本経済全体のシフトアップが必要。しかし、実際はそうなっていませんし、そうなる気配もありません。

さて、「なぜ日本は高い水準の学力があるのに低生産性の国になっているのか」という質問にレスすると、まず、その「高い水準の学力・知力」を持って上位のステイタスにいる者たちが、ヘンな方向性で自らの「能力」を発揮しているからでしょう。

それはどういう方向性なのかというと、自己の利益・権益の拡大化です。

リストラや非正規社員の大量導入はコストの削減に繋がり、それに付随して役員報酬は増える。さらに官僚なんかは、「高い知力」を駆使して天下り先の確保に余念が無い(特に財務省は増税・緊縮財政という亡国路線まっしぐら)。日本全体のことなんか知ったことじゃないわけです。

しかし、ここで「ならば高い学力水準を示している日本国民ならば、そんなトレンドに逆らって当然ではないか」という意見が出てくるのかもしれません。でも、日本人の国民性として「欲しがりません勝つまでは」「百姓は上見て暮らすな下見て暮らせ」といった貧乏臭い倹約・ケチケチ路線が染み付いているわけです。だから、理不尽な増税や過剰労働に簡単に甘んじてしまう。

しかも、他の回答にもある通り、日本企業は非生産的な仕事に充てる時間が無駄に多い。こんな調子では労働生産性がアップするはずもないです。
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教育です。


何が儲かるか、経済、資本主義を小さい頃から教えていれば、こうはなりません。
いまだに何も考えなくても物が売れた高度経済成長の頃のままですからね。
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大企業の製造業は、生産性は


低くありません。
むしろ、高いです。

日本には、中にも満たない小企業が
多く、それが全体の脚を引っ張っています。

また、農業の工業化、企業化が遅れており
それも全体の脚を引っ張っています。


そういう小企業や農家は淘汰してしまえば
生産性は向上しますが
日本は、逆に、補助金を出して延命させて
います。

これがまあ、日本の良い処であり
欠点でもあるのです。

一部に脚を引っ張られて、全体が
低迷してしまう。

デジタル化にしてもそうですね。
高齢者など、デジタル弱者に脚を引っ張られて
中々浸透しません。

日本は、弱者を切り捨てる、ということが
出来ない国なのです。



○生産性ですが
為替の問題もあるので、変動しますが
大雑把に言うと、以下のようになります。

1,サービス業  米国 10万ドル
         日本  7万ドル。

2,農業     米国 7万ドル
         日本 4万ドル

3,建設     米国 8万ドル
         日本 6万ドル

4,製造業    米国 12万ドル
         日本 大企業は13万ドル
            中小   6~8万ドル

つまり、日本の生産性が低いのは
主に、農業と
家族だけでやっている小企業
それにおもてなしの過剰サービスなどが
全体の足を引っ張っているから
です。

中小企業は米国にも沢山ありますが
日本は、中小にも達しない
零細企業が多いのです。
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それについて、面白い書籍があります。

PHPビジネス新書で針貝有佳さんが著した「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」です。

針貝有佳さんがなぜこの本を書けたかは置いておいて、デンマークは2023年の時点で国際競争力が1位、デジタル競争力も1位、今後5年間のビジネス環境でも3位となっています。
しかも我武者羅に働いて高い成果を出しているのではなく、デンマーク人は午後4時に近付いて来ると、気もそぞろになって帰り支度をするのだそうです。それでも生産性が極めて高いので、多くの面で世界的な競争力を持っています。

なにが日本と違うのか、です。それを全部書くと量が多すぎることになるので、ポイントだけ書くと…

(1)仕事の目的は結果を出すことであって、形式・手続き・ルールに従うことではない。服装も勤務時間も出勤義務にも拘束されず、フレックスタイム制で、無理を強いないカルチャーをもっている。

(2)仕事の結果(成果)を出すためには無駄になりやすい要素は排除している。たとえば、ダブルチェックはしない、会議は終了時間を決めている、自分が会議で不必要と思ったら途中で抜けても良い、意思決定に携わる人は最小限にする、上司が部下の仕事をいちいち細かくチェックはしない、優先順位の低いものはバッサリ切る、プライベートな仕事上の付合いはしない、古いシステムは大胆に切り捨てる、昼食は30分でさっさと済ませる、など。

(3)日本人が持ちがちな精神構造(思想、価値観、社会通念、常識)ともかなり違う。たとえば、努力・根性・我慢は彼らの発想にはない、初志貫徹の考えもなくモノゴトを決めておいても状況(試行錯誤)に応じて途中で変えて行く(プランどおりという評価はしないが無計画ではない)、他人のミスや失敗は責めない、ホウレンソウはいらない、数年ごとに転職する人が評価されて永年勤続者は変化に対応できない人と見なされる、仕事中でもウォーキング等に出て脳をリラックスさせインスピレーションを産み出す、など。

(4)事前準備や慎重な計画がなくてもとりあえず手掛ける軽さがある、上司に承認・確認・了解をとらずとも部下がそれがよいと判断したら出来る(上司は部下を信頼して任せ、承認や確認は本来の仕事ではないとしている)、そのため部下はなぜそのタスクをする必要があるのか納得するまで上司に問い質す、コアな部分は譲歩しないがそうでない部分は妥協する、なども日本と違う。

(5)彼らは家族と過ごす時間を大切にするために午後4時には帰宅できる密度の高い仕事をするが、それでもやり終えられなかった仕事があった場合は深夜か早朝に(家族と関わらない時間帯に)やり終える。ただし、それだけ余分に仕事をすれば、後でしっかり休む(上司や会社と休みを交渉する必要はない)カルチャーがある。

(6)デンマークではジョブ型雇用で特定の役割に特化して採用される。「仕事はその人のアイデンティティ」になっている。デンマークはトップダウンの一方的な組織ではなく、地位というよりも役割があり、上司と部下はフラットな双方向コミュニケーションが成り立っている。

ドイツも日本よりも生産性が高いのですが、一人一人の仕事ぶりを見ているとチンタラチンタラやっていて、日本人のほうが規律よく真面目に働いているように見える。だが、余計なこと、無駄なこと、優先順位の低いことは切り捨ててやらないので、生産性が高くなっているわけ。
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「生産性」というのは簡単に言えば、時間当たりの生産力です。


日本人の働き方が効率が悪い、ということです。

業務中に雑談したりして時間を過ごしダラダラと残業する、挙句休日出勤など、効率が悪いのです。
自分の仕事は終わっていても上司が帰るまで退社できない、など昭和の悪癖が残っている職場もまだあります。
長く職場にいるのが「よく働く人」みたいな観念が残っているのです。

できるだけ早く仕事を終わらせて、さっさと定時で帰る人が有能、という風潮になれば日本の生産性は上がります。
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