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ワインって、〜年前のから希少価値が高くなるというような基準はあるんですか?

A 回答 (6件)

ワインビジネスに従事しています。

「希少ワイン」になるための条件は大きく5つあります。

1.生産量が少ない事
有名シャトーであっても生産量が多ければ市場での希少価値は下がります。
有名シャトーではなく一般の人が知らないマニアックなワインでも、その生産者の評価が高ければとんでもない値段がつきます。その一例がドイツのエゴン・ミュラーという作り手が、本当に例外的に作り出す超甘口のワイン。100~200本しか作られずその値段は1本200万円以上になったりします。

2.ヴィンテージ(収穫年)
いくつか既回答でもヴィンテージに触れられていますが、ブドウの出来が良い年だからといって希少ワインになるのではありません。逆にブドウの出来がよければ生産量も増えるので市場に出回る数も増えます。そうなると誰でも手に入れられるので希少ワインにはなりません。
ヴィンテージワインで希少ワインになるのは、ブドウの出来が良い年に収穫したブドウの中でも最高級の品質のブドウを使って最初から10年以上の熟成期間を経てからが飲み頃になるというデザインで作られたワインのみです。

3.気象条件で生産量が減ったヴィンテージ
(2)とは真逆になりますが、自然の摂理で少量生産される年のワインです。春の霜やひょう、腐敗、夏の猛暑、干ばつはすべて収穫量を劇的に減らす可能性があります。 ワイン業界で有名なのが1961年のボルドー。
この年は前半異常に寒い日が多く、ぶどうの結実が悪く収穫量が例年の半分しかありませんでした。ところが厳しい寒さを耐えて成長したぶどうは7月の猛暑で素晴らしい品質となり、結果この年のボルドーの赤は希少で人気のあるワインのひとつですし、60年以上たった今でも高値でしっかり飲めるワインです。例えばこの年のシャトーマルゴーは平均価格で26万円します。

4.投機目的
希少ワインの多くはコレクターや投資家にとってお金儲けの手段の一つです。昔は政治家や芸術家、今はAIで富を得た人達などが名だたる銘醸ワインの一級品をオークションなども含めてまとめて購入しています。そうすると何年も何十年も市場で出回ることはなく、希少ワインとなります。

5.レアなぶどう品種
あまり市場で知られていない品種だからといってなんでも高値になるのではなく、誰もが知ってる品種を新しく交配させた品種(ハイブリッドといいます)でそのぶどう産地が世界的に高級ワインを作ることで知られている場所であるとか、生産者が良いワインを作ることで高い評価を受けている場合は希少ワインとなります。

これ以外にも希少ワインとなる条件は色々ありますが、一般の方の想像をはるかに超えた理由で希少ワインとなることもあります。ですが、誰もがわかるような明確な基準は「ない」のです。例えば既回答にある程度古ければそうなるのではという書き込みがありましたが、新しくても(1)のように誰もが欲しがるけど毎年は作れないワインであれば、市場で出た段階ですでにウン万円以上の値がつきます。
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何処でできたか


いつできたか
使っているブドウは何か
生産量はどのくらいか
でランクは分かれます
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「銘醸地」の「一級畑~特級畑」の「当たり年」のブドウで醸した「ビンテージワイン」。

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豊作の時などに価値が出来ますね



ボジョレーヌーボーは年数たっても価値が出ないです
逆に早熟を楽しむワインです

色々あるので難しいですね

20年前のワインをわざわざ残しておくのもなんだかと思います
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ヴィンテージワインのことかと思いますが、ヴィンテージとは収穫年のことです。


何年前からなどという意味ではないです。

ブドウの収穫量や出来栄えは毎年異なりますので、収穫量が少くない年とか当たり年と呼ばれる年のワインは高額になる傾向にありますが、必ずしも価格と味は比例する訳ではないです。
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適度に古いのが高いでしょう、ぶどうの出来が良かった当たり年のも高いですね。

あんま古すぎるのは価値ないかな。
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