アメリカの鉄鋼への関税ですが、カナダが困ることになるのはなぜですか？輸出しなければ良いのでは？

アメリカの鉄鋼への関税ですが、カナダが困ることになるのはなぜですか？輸出しなければ良いのでは？

No.4 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2025/02/12 11:39

カナダは鉄鋼の大部分をアメリカに輸出しています。

　もしアメリカが鉄鋼に高い関税を課すと、カナダの鉄鋼メーカーは価格競争力を失い、輸出量が大きく減少します。　これにより、カナダ国内の鉄鋼産業が打撃を受け、雇用喪失や地域経済への影響が発生します。

カナダとアメリカの鉄鋼産業は非常に密接に結びついています。　原材料や部品の相互輸出入が頻繁に行われており、一方の国で製造したものをもう一方の国で加工するケースも多いです。　関税がかかると、このサプライチェーンが混乱し、製造コストの増加や効率の低下が発生します。

「輸出しなければ良い」という選択肢は現実的に難しいです。　なぜなら、アメリカ市場に代わる規模の大きな市場をすぐに見つけるのは困難で、他国への輸出先変更には時間とコストがかかるためです。　また、他国もすでに自国の鉄鋼産業を保護している場合が多く、新規参入が難しいこともあります。

アメリカの関税措置は、NAFTA（現USMCA）などの貿易協定にも影響を与えます。カナダにとってアメリカは最大の貿易相手国なので、関税問題が外交関係や他の産業分野の交渉にも波及する可能性があります。

No.3 回答者： satoshino 回答日時： 2025/02/12 09:34

日本だって作っている家電製品や自動車の多くを輸出しています

それに２５%の関税をかけられたら売れなくなる

関税とは、自国で作っている農産物や工業品を売るために
外国製の物に税金をかけ高くする制度です

日本も外国製の米や牛肉に関税をかけています

No.2 回答者： sagyoi_inn 回答日時： 2025/02/12 05:41

アメリカは自国の環境保護を理由に環境負荷が高い工業を国内から海外に追い出しています。

この行き先がカナダです。
カナダの鉄鋼工業やアルミ工場はアメリカ向け専用の工場みたいなものなので、関税でアメリカへの輸出が出来ないと工場の操業が維持できません。
それにトランプはアメリカだけの環境保護政策を止めましたので、アメリカの工場は増産に向けての設備投資に国からの許認可が受けられやすくなって、アメリカ自国での生産が増える見込みです。関税問題解決に時間がかかればカナダメーカーはアメリカメーカーに勝てなくなっていきます。

No.1 回答者： tobirisu 回答日時： 2025/02/11 22:43

カナダはアメリカに輸出するために鉄鋼生産をしているからです。