WTOはトランプに、関税政策を変更させる力があるんでしょうか？

WTOはトランプに、関税政策を変更させる力があるんでしょうか？

No.3 ベストアンサー 回答者： sagyoi_inn 回答日時： 2025/04/14 05:43

ありません。

WTOの貿易紛争を調停する上級委員会にはWTOの運営規定からアメリカから委員が参加する必要がありますが、WTO執行部が中国の影響下に入った以降、アメリカは上級委員会へのアメリカ委員の選出を拒否しています。
このため、貿易紛争国はWTOに問題提起は出来ますが、最終のWTOとしての裁定は出せません。
つまり、貿易紛争の問題提起のアピールだけの場所になっていますので、WTOにはトランプの関税政策を変更させる力はありません。

この回答へのお礼

詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました！

お礼日時：2025/04/17 11:13

No.5 回答者： rose2011 回答日時： 2025/04/14 10:06

「無い」から、トランプも「言いたい放題」や「言いたい放題」なんでしょう。

基本的にはNo.３さんの言う通り。
WTOが「西側諸国のルール」で運営されていた間は、一定は機能していましたが。
20世紀の終わり頃から、そのルールに従わない中国が台頭してきて。
中国に対しては、WTOの裁定など事実上は無意味と化し、その後も貿易紛争が増加の一途。

それらの結果、現在のWTOは機能不全に陥ってます。

言い換えれば、近年は「貿易紛争でも戦争でも、結局は強い方が勝つ」と言う、「WWⅡ以前の国際ルール」に近づきつつあるわけです。

No.4 回答者： sandaba 回答日時： 2025/04/14 09:06

ありません。

他の方が詳細に説明してくれていますが、今のWTOは、言ってみれば裁判官がいない裁判所みたいなもので、機能しません。

ただし、このような状態にWTOを追い込んだのは、上級委員の任命を拒否し続けたバイデン政権の「功績」でもあります。

つまり、WTOに対する不満はトランプ派も反トランプ派もない、アメリカの総意です。共和党と民主党はいがみ合っているようでいて、でも中国に対して厳しく臨むべきという部分は超党派のコンセンサスが取れています。

何でもかんでも「トランプは狂った馬鹿だから」で片付けたがる意見が散見されますが、そのような皮相的な見方では見落とすものがたくさんあります。

No.2 回答者： のっぺり 回答日時： 2025/04/14 00:02

マトモな人間ならば聞く耳を持ちますが、トランプみたいな異常人格者は聞く耳を持ちません。

No.1 回答者： mimazoku_3 回答日時： 2025/04/13 23:13

期待は出来ないでしょう。