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45度線分析ですが、総需要曲線には切片があるのに、総供給曲線にはなんで切片が無いんでしょうか?

「45度線分析ですが、総需要曲線には切片が」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • すみません、その表記は…?
    Y^Sって、YのS乗ということですか??

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2025/05/31 14:35
  • ああすみません(汗)この図に合わせていただいてるんですね。自分で添付しておいて、気付いていませんでした、失礼しました。

      補足日時:2025/05/31 14:38
  • C+I+GのCの中に、基礎消費が含まれているわけですか?

    それなら、IとかGは、なんで切片になり得ないんでしょうか?

      補足日時:2025/05/31 14:44

A 回答 (1件)

このグラフはマクロ経済学の「45度線分析」または「ケインズの有効需要の原理」を説明するものですね。



ご質問の「総供給曲線に切片がないのはなぜか」という点ですが、これは45度線分析における総供給(Y^S)の定義に基づいています。

総供給(Y^S)とは:国内で生産されたすべての財やサービスの総額であり、これは国民所得(Y)と等しいと考えられます。つまり、「生産されたものは必ず誰かの所得になる」という会計上の恒等関係(定義)です。

グラフ上の表現:このため、総供給曲線は常に Y^S = Y と表され、これは原点(0, 0)を通り、傾きが1の直線、つまり45度の線になります。国民所得が0のとき、総供給も0であり、国民所得が増加するにつれて、それと同額だけ総供給も増加するという関係を示しています。

一方、

総需要(Y^D)とは:家計の消費(C)、企業の投資(I)、政府の支出(G)などの合計です(ここでは簡略化して C+I+G としています)。

総需要曲線の切片:消費(C)には、所得が0であっても最低限必要な「基礎消費」が含まれます。この基礎消費が、総需要曲線の切片(グラフのY軸との交点)を生み出す要因となります。

したがって、

総供給曲線 (Y^S = Y):定義上、原点を通り、切片を持ちません。

総需要曲線 (Y^D = C+I+G):基礎消費などの要素により、切片を持ちます。

という違いがあるわけです。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、ありがとうございました!

お礼日時:2025/06/04 09:17

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