この人頭いいなと思ったエピソード

昔から疑問に思っていたことですが、どなたか以下の点につきまして教えていただきますとありがたいです。
と言いますのは、証券会社が倒産しても、株券は証券会社とは別財産として保管しているので、安心ということを聞いたことがありますが、証券会社が倒産した場合、MMFや中国ファンドなどの投資信託の類は保証されるのでしょうか?
また実際の運用は証券会社ではなく、別会社で行っていますよね?もし、証券会社本体でなく、この運用会社が倒産した場合には、保証されるのでしょうか?
ペイオフと同じように1社につき1000万円までの保証なのでしょうか?それとも全く保証されないのでしょうか?
すごく心配なのですが、どなたか教えてください。
Help Me・・・・!

A 回答 (4件)

既に、hotaruzokuさんが回答された通り、証券会社(投資信託を販売し、受益証券を保護預りしている)、運用会社(その名の通り)、信託銀行(株式や債券等の、投資信託の財産を預かっている)のいずれかが潰れても、投資信託の財産自体が誰かに取られたりする訳ではありません。

(勿論、理論上は、その3つの中で、不正行為があって、投資信託の財産が流用されていたら、また話は別ですが、証券会社の株券の流用はともかく、投資信託がらみのその手の不正が過去に発覚した例は、少なくとも私は知りません。)

ただ、運用会社が潰れた場合、直ぐに代りの運用会社が引継がないと、しばらくの間運用する人がいなくなるわけですから、市場が急激に変動した場合、それが原因で損することはありえます。中国ファンドやMMFの場合は、元々金利変動の影響を極力抑えるようにしているはずですから、余程変な運用をしていない限り、運用する人がいないからといって、短期間に元本が2%も3%も動く事はないはずですけどね。
むしろ、可能性としてより高いと思われるのは、例えば運用会社の親会社が倒産して、不安になった人からの解約が殺到すると、MMFが買っている債券のうち流動性の低いもの(時間をかけてうるか満期まで持つかすれば、おそらく元本部分のロスは無いが、あわてて売ると買い叩かれる銘柄)も売らざるを得なくなって、その結果MMFが元本割れする、というパターンじゃないでしょうか?(解約が落ち着けば、いずれ元本まで戻るのが通常ですが…。)

因みに、投資信託は預金保険の対象ではないので、1千万円まで云々は関係有りません。(最初から元本は保証されていません。)「信託財産が分別管理されているから安心」というのは、あくまで信託財産が誰かにとられたりパーになったりはしない、という事です。念の為。
「信託」で、預金保険の対象になっているのは、元本補填契約のある「ビッグ」(貸付信託)だけだったと思います。

この回答への補足

丁寧なご回答を頂き、ありがとうございます。仕組みが良く判りました。
ところで、私は勘違いをしているのかもしれませんが、ペイオフの1000万円までの元本保証というのは「国」による預金保険による保証ということですよね?違いましたっけ?
ということは、銀行預金の場合は「お上」が1000万円までは保証するけど、それ以上は知らんよということですよね。
一方、仮に投資信託が元本保証でなくとも、財産が区分してあると言うことは、銀行に預けているのより、むしろ安全なのかなあと思うのですが、私の理解は間違っていますでしょうか?
お手数ですが、再度教えていただけますと幸いです。

補足日時:2001/10/02 00:21
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>投資信託が元本保証でなくとも、財産が区分してあると言うことは、銀行に預けているのより、むしろ安全なのかなあと思うのですが



何をもって「安全」とするかは、人それぞれ考え方があるとは思いますが、仰られている事も、合理的な考え方のひとつだと思います。

ただ、実際には、元本の確保を最優先にするなら、複数の銀行に分けて預金すれば、どこでも1千万円まではカバーされるわけですから、余程の大金持ちでないかぎり、個人のレベルでは、預金保険の1千万円という上限は問題にならないと思うんですが…。

勿論、数億円単位で資金を運用しなければならない企業の財務担当者にとっては、「そこに預金するぐらいなら、大手証券のMMFの方がよっぽど安心だ」という金融機関は、結構あると思います。(実際には、取引関係から預金先が決まるんでしょうが…。)
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この回答へのお礼

レスポンス頂きありがとうございました。考えてみたらおっしゃるとおり普通の市民は1000万円までで分散すれば良いのですね。そうだよなー。だけど、とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/02 23:32

外貨建てMMFは、外国籍投資信託になるようですが、仕組みは同じようです。



参考URL:http://www.skc.or.jp/./qa/it_kaigai.html
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この回答へのお礼

補足に対する回答を頂きましてありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2001/09/29 17:11

仕組みやお金の流れは、以下の通りです。


証券会社(販売会社)→投信会社→信託銀行(ここで株券などを保管)
株券などの有価証券は、信託銀行で保管されていますので証券会社・投信会社が倒産しても残ります。また、信託銀行は、自己勘定と投資信託などの預かり勘定を別保管するように義務ずけられていますので信託銀行が倒産しても、投資信託の有価証券は守られるようになっています。

参考URL:http://www.skc.or.jp/inv/it/it_2.html

この回答への補足

早速ご回答頂きありがとうございます。ところで、外貨建てのMMFの場合、外資の投信会社となると思いますが、その場合でも内国の投信会社と同じように別勘定で保管しているのでしょうか?

補足日時:2001/09/29 10:16
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