

このレベルの蹴りポーズを可能にするには、どのような技術要素が必要でしょうか?
http://www.geocities.jp/malu_malu7/pose.html
ある程度で構いませんので、要素別の訓練方法も教えて頂ければ助かります。
簡素な質問で申し訳ありません。
ご存知の方宜しくお願いします。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
この蹴り方ができるかというより、まず、本当にこの蹴り方でいいのか、と考える必要があると思います。
自分はキックボクシングや総合の選手としては珍しくタテ蹴りなども使っていました。
ハイキックが得意技だったので3種類の蹴り方を練習して使い分けていました。
空手の人とは若干蹴り方が違いますが、共通する部分もあるので参考にはなるかと思うので自分なりの方法を回答したいと思います。
普通のハイキックの方法を説明します。
まず最初に、体をリラックスさせて余計な力を抜いてください。あと体の軸の回転を意識してください。
足先の力、ヒザからうえの力で蹴るのではなく、体の軸の回転を使って蹴ることを念頭においてください。
右ハイキックの場合
1)左腕を顔の前にくるようにひきつける。ヒジがアゴの高さに近づくくらい上げる。左腕は反動をつける意味のほかにパンチへのガードの意味がある。
同時に右腕は真下、やや体の後ろに向けて思い切り振って体に勢いをつける。
2)ヒザを抱え込むようにして高く上げる
同時に、カカトを上げ、つま先に立ちになる。伸び上がる感じ。
3)軸足を回転させる。カカトが相手の方を向くまで回す。
この時、つま先から背骨、頭のてっぺんまでが一本の軸になったつもりで体の回転の軸をイメージする。
体の軸を地面に対して垂直に保ち、後ろに倒さない。
ヒザから上は力を抜いて前に放り投げる感じで蹴る。
蹴り足はムチがしなるイメージで蹴る。スピードをつけて相手を打ち抜く感じで蹴る。余計な力をいれない。
一応順番は1)~3)としたが、実際はほぼ同時に一瞬で行う。カウンターを喰らわないようにノーモーションですばやく蹴る。
一番に狙うポイントは首の頚動脈です。ただし、アゴやテンプル(コメカミ)でも十分効きます。
蹴るときに使う足の部位ですが、背足を使う場合と、スネの上を使う場合の2種類があります。背足はリーチに勝りますが、スネの骨の部分を当てたほうが威力がありますので、私はスネの骨の部分で蹴ります。
4)蹴りを終わって足を下ろしたら体が半分、相手から背を向けた感じで非常に無防備なので、すばやく足を元の位置に戻す体の軸を意識して、蹴るのとは逆の方向に体を回転させる。振り下ろした右腕はすばやくもとの位置に戻して、ガードやパンチに使えるようにする。元に戻れない場合は、そのまますばやく一回転して元の位置に戻る。
いずれにしてもハイキックを蹴った後はバランスが崩れて無防備な状態になるので、すばやくもとの位置に戻ることです。戻る間も気を抜かないで、相手が入ってきたらパンチや左の後ろ蹴り、右の横蹴りで間合いをとれるようにする必要があります。特に右を蹴って体が半分を後ろを向いた状態は丁度、左の後ろ蹴りや後ろ回し蹴りの蹴り始めの体勢になります。右の蹴り→左の後ろ蹴りは練習しておくとよいでしょう。
蹴り終わって無防備な状態ですと、相手がパンチの得意な選手なら連打を浴びるでしょうし、アマレスや柔道、柔術の選手ならタックルに入られるか、投げられてかなり不利な体勢を余儀なくされます。空手やキックなど寝技をしらない選手であれば下手するとそのまま上をとられてパウンドか関節技で勝負が決まってしまいます。打撃でけん制しながら、タックルを切れるように元の体勢に早く戻ることが重要です。
なお、上の蹴り方ですと頭部に横からあたる感じです。
もう一つの蹴り方は、斜め45度にサイドステップで思い切り踏み込んで、打点の高いミドルキックと同じような蹴り方で蹴る方法です。
この場合当たるポイントが普通のハイキックが横からなのに対して正面から当たる感じになります。
レミーボンヤスキーがK1でよく使っています。
もう一つの蹴り方がタテ蹴り、いわゆるブラジリアンハイキックです。
これは股関節の柔軟性とヒザ関節の柔軟性が必要です。
普通のハイキックよりも体を回転させ、ほぼ半身になった状態から足先を高く上げて、真正面から、下に向けて足を振り下ろします。ヒザを支点に、ヒザから先の足がクルっと180度近く回転する感じです。蹴りのあたった瞬間は背中が相手に向いているような体勢になります。この蹴り方は極真のグラウベや塚本選手が使いますよね。ミルコ・クロコップの場合は、普通のハイキックとタテ蹴りの中間みたいな感じで蹴っていますね。タテ蹴りよりもはるかにモーションが小さくて速いのが特徴です。
ハイキックは股関節の柔軟性が必要なので又割りができる必要があります。180度足を開いて、腹がペタッと床につくようになるまで柔軟をやってください。ひたすら柔軟を繰り返せば、だんだんと柔らかくなるものです。そこまで行かなくてもハイキックは蹴れますが、柔軟なほど蹴りの可動域が広がります。タテ蹴りに必要な柔軟に、テコンドーでやる逆正座という方法があります。正座の状態から両足・両膝を80センチほど開いて、尻を床につけるようにします。ひざ関節の柔らかさがつきます。
ハイキックはシャドー(素振り)で何度も繰り返し練習します。スピードが肝心なので、シャドーが重要です。実際にミットを蹴るときはスパーンと打ち抜くように蹴ります。押し込むように力で蹴ると効かない蹴りになってしまうので、サンドバックで練習するときは変なクセがつかないように気をつける必要があります。
No.4
- 回答日時:
キックボクシングと総合格闘技の経験者なのですが、キックボクシングの蹴りとはだいぶ違うようです。
この蹴りは空手やテコンドーの人の蹴りでしょうか。いい蹴りだとは思いますが、顔面パンチ・ヒジ打ちありのキックボクシングの試合でこういう蹴り方はする人はあまりいないと思います。
キックボクシング式のハイキックですと、体を後ろに倒しすぎないようにします。体の軸と軸足をまっすぐに保つようにします。
体を後ろに倒しすぎると次の攻防にすぐもどれないと思います。写真の蹴り終わりの姿はだいぶガードが崩れていますが、相手が反撃、特に顔面へのパンチのラッシュをかけられたらもろいんではないでしょうか。
右のハイキックなら右手を体の後ろに思い切り引いて体の軸の回転に勢いをつけます。
左手は顔の前に持ってきてカウンターのパンチに対する防御の為に残しておきます。
蹴り終わってもガードは落とさないようにしないと反撃をまともにくらってしまうでしょう。
軸足ですが、この写真ですと「ベタ足」になっているのでキックボクシングの選手から見ると×です。足は爪先立ちが基本です。蹴る瞬間にかかとを浮かして爪先立ちになることで、体の回転の軸がつま先に集中しますので、蹴るときの体の回転が速くなります。
おもちゃのコマってありますよね。コマの軸の先はとがっていますよね。地面と接するコマの軸の先はとがっていることで、摩擦が少なくなり回転が速くなるわけです。キックボクシングのハイキックもコマと同じでつま先立ちになることで体の軸の回転がより速くなります。
かかとを浮かすことで蹴りの打点が高くなることもメリットです。
ハイキックは相手も警戒しているのではなかなかあたりませんので工夫が必要です。たぶんハイキックは技が出せるというより、どういうタイミングで使うかということが重要だと思います。
個人的には相手のクセを読んでガードが下がる瞬間にカウンターで入れるのが有効だと思います。試合の途中でこの選手はパンチを出すとき、パンチの反対側のガードが落ちるクセのあるということが分かれば、パンチで入ってきた瞬間にカウンターであてるとか、 首相撲のヒザ蹴りの攻防のあとガードが甘くなる選手であれば、離れ際にハイキックを出すとかですね。
後はサイドステップで相手の死角(相手の左側)に踏み込んだ瞬間にハイキックを出すのも有効です。
ローキックやミドルキックで意識を下に向けてからハイキックというのも有効です。
No.3
- 回答日時:
蹴り方そのものは、NO,2の方の回答における見方がほぼ正確だと思います。
そこで、このポーズを可能にするには、という点について触れてみます。1 床上で「180度開脚」プラスその状態で体を正面に倒して「へそ」が床に着く、左右横に体を倒して「わき腹」が太ももに着く状態の柔らかさを会得するまで柔軟体操を行います。
(現時点で体が硬い場合はかなり長期間を要する覚悟が必要です)
2 立った状態で「蹴り上げ」といって、ひざを曲げずに足を前方と横方向へできるだけ高く上げるのを繰り返します。「前蹴り上げ」と「横蹴り上げ」共に自分の頭より高い位置に足先が到達するのを目指して下さい。特に「横蹴り上げ」を重点的に行う必要があります。
(自分では相当高く上がっているつもりでも、いざ鏡で見たらあんまり高くない!ということがよくあるので鏡の利用は必須です)
3 上段回し蹴り(ハイキック)を行う要領で、自分の頭の上を狙う?感じで蹴りを繰り返します。この場合、相手を蹴るための蹴りではないので、あくまでより高い位置に足先がいくようにします。このとき足の着地については自然な流れに任せてどこに着地させてもかまいません。
(イメージとしては、眠り狂四郎の“円月殺法”の刀の動きの様に下段に構えた刀が大きく孤を描くように、蹴り足が自分の周りをブワーンと回るように振り回す! という感じの蹴りです)
4 「3」で練習した蹴りを今度は一番高い位置で“止める”練習をします。蹴りを振り回さずに半分で止めます。更にこのとき蹴り足は元の位置まで静かに戻して着地するようにします。
(写真の中の人物の右腕が湾曲した状態である点に着目してください。これはサンドバッグ等を蹴ってみると分かると思いますが、より強い蹴りを行う場合、右の蹴りにおいては同時に右腕を勢いよく体の後ろへ“引く”ほうが蹴りの勢いが増す、という蹴りの公式はこの場合のポーズには当てはまりません。むしろこの人物のように腕を湾曲させ体に据え置いておいた方が、蹴り足を一番高い位置で止めた時に“腹で踏ん張れる”ようです)
5 横蹴りを行う要領でできるだけ高い位置を蹴る、それも横蹴りというより横向きで“上蹴り”とでもいうべき蹴りを練習します。
6 4の蹴りを行い、足が一番高い位置に達する直前に5の蹴りを無理やり切り替えて行います。これを毎日ひたすら繰り返します。
(このとき大切なのは体を支えている左足で、最初の写真では左足の底部(踵からつま先)が、こちらから見て「真横」を向いていますが、2枚目の写真と更に3枚目は踵を軸につま先が後方へと向きを変えています。二種類の蹴りを空中で切り替える前と後で軸足の角度を瞬時に変えたか、もしくは蹴りの勢いで体ごと僅かに反転した結果であろうと思われますが、2種類の蹴りがミックスされている非常に不自然な動きのため、軸足も角度を変えないと全体として踏ん張れないからなのです)
これはたった今、試しに自分で実際にやってみた結果の解釈ですから、創造や適当にいい加減なことを書いたつもりはありませんのである程度は参考になるとは思いますが細かな箇所では文章での伝達が上手くできない部分や、これをやりたいという人が現時点でどのような身体能力を持っているかということでもかなり訓練方法は違ってくるのだろうと思います。
私はこの変な蹴りと写真の中のポーズを一応はこの人物とほぼ同じ様にできましたが、そのポーズを数秒間静止させるということがどうも上手くできませんでした、と正直に申し上げておきます。ですから空中でどのようにしたら静止させることができるかについては説明ができません。軸足の踏ん張り(ふとももの裏側の筋肉やふくらはぎの筋肉を使うようです)、腹筋、背筋だろうとは思いますが。総じて言えることは、体のどこを鍛えてどんな訓練をすればこれができるようになるか?というよりこのポーズそのものを繰り返そうという「形を真似る」反復訓練を行うことでこの動きに近づいていくものだと思います。この動きは格闘技とは似て非なるものですからサバット、カポエラ、、いやこれは中国雑技団とかそっちの人がおそらくできるんではないだろうかと思いました。
nipponjinさん、大変詳細なご回答ありがとうございます。
1
開脚で腹上部を床に付ける程度の柔軟性はあるので
あと数ヶ月頑張ればなんとかなりそうです。
2、3
蹴上げの練習頑張ります。
4
手が湾曲している部分に着目されているのはさすがだと思いました。
確かにヒジを曲げた方が、脚の動きをスローに制御しやすいですね。
早速まねてみます。
5
横蹴りではなく上蹴りですね。とにかく上に蹴ることを心がけて修練します。
6
軸足の向きを変化させて、使用する筋肉を変えているのですね。
特定の部位を鍛錬するより、とにかくこのポーズを真似て近づけていくことが
一番の近道なわけですね。
教えて頂いたことを毎日実践して行こうと思います。
No.2
- 回答日時:
僕の知る範囲では、空手の蹴りじゃないような。
(大して知りませんが)見た感じ、テコンドーの技がベースじゃないでしょうか。テコンドーはやったことないですけど。
また、試合や実戦で使える技には見えないので、演武・演技用のアクションに思えます。
蹴り方は、回し蹴りと横蹴りのミックスでしょうね。
入りは回し蹴り、そこから上体を回し蹴りの時以上に後ろに倒しながら、極めのあたりは横蹴りの要領で腰を入れているんでしょう。
打撃力の出る(効く)方向が途中で変わるので、まぁ当たってもあまり威力はなさそうな…。
横蹴り(単に上体を倒して、蹴り足を真っ直ぐ蹴り込むやり方でいいです)で最後の極めポーズが取れる人なら、すぐ出来るアクションです。
訓練するのなら、テコンドーの出来る人に横蹴り(テコンドー用語では何というのか分かりませんが…)の練習方法を教えてもらってはどうでしょうか。
ただ、この極めポーズが取れても、3秒それで止まるのはまた難しいと思いますよ。完全に股が割れてて、なおかつバランスも良くないと出来ないです。
僕ですか?もちろん出来ません!
sabercatさん、ありがとうございます。
確かにパフォーマンスとしての蹴りでした。
2種類の蹴りを、それも頭上に掲げるような角度で実現しない
といけないようですね。
ハードルは相当高いと思いますが、実現に向けて頑張ります。
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