
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
まず、質問とNo.1さんの回答に対する補足を読むと、原価計算方法としては、個別原価計算が適切かと思います。
個別原価計算は、受注生産形態の業種に適しており、補足に書かれているデザイン業やコンサル業のように顧客毎や案件毎に仕様が異なる場合に有用な計算方法です。(他にも建設業など)
その個別原価計算の計算の特徴ですが、デザイン業でもコンサル業でも案件毎(プロジェクト単位)に原価・費用を集計するということです。
案件担当者の工賃、コピー代、交通費などの直接費については、その担当者の協力があれば比較的簡単に案件毎に割り振ることができると思います。
一方、案件毎に紐付けられない光熱費などの間接費については、案件毎に因果関係が不明なので何らかの基準により配分しなければなりません。
間接費の配分方法についてですが、補足説明を読む限り3つのステップが必要のようです。
(1)間接費を自宅分と事業分に分ける
まず自宅分の費用と事業分の費用を適当な基準・比率で分けてください。
具体的な基準・比率・配分方法については、税理士の方と相談されるのがいいと思います。
(2)事業分を製造費・販売費・一般管理費の3つに分ける
(3)製造費分を案件毎に分ける
(2)と(3)の配分方法についてですが、各間接費と因果関係のある項目で配分するのがいいです。事務所の床面積、製造・営業・経理・総務など担当が分かれていれば人数比や労働時間の比率、など。ただ、デザイン業やコンサル業などならそのほとんどが労務費かと思いますので、一律人数比や労働時間で配分するのも可能かと思います。
また配分の時期についてですが、毎月行えれば一番いいのですが、最長1年まとめて配分するというのもアリで、これも会社の任意だと思います。
どこまで細かく配分方法を決定するか、その会社の原価管理の必要度合、手間、会社の規模などを勘案して決めればいいかと思います。
原価管理についてはこんなんでよろしいでしょうか?
最後に価格付け(案件の見積り?)についてですが、基本的に実績原価の積み上げを見積もりや予算などをベースに積み上げていくことになると思いますが、やはり簡単なのは人件費(作業時間)を関連されておくといいのかもしれませんね。
と、いろいろ余計な事も書いてみましたが、少しでも参考になればうれしいです。
専門家の方でしょうか?
ご丁寧な回答本当にありがとうございます。
「個別原価計算」ですか、初めて聞きましたが、一度勉強してみます。
直接費は手間を掛ければ出来なくはないですね。
事業用の間接費ですが、自宅との按分は確定申告の時に税理士の方に相談して、エイヤ!で決めました(こんなアバウトで良いのかなと思いました)。ただ、厳密に計算するのは確かに手間も掛かるし、実際難しいですね。間接費については、ある程度割り切りが必要のようですね。
価格設定については、いろんな仕事をある程度経験して、それぞれの原価管理をきちんとして、データを蓄積しないと、なかなか難しいということでしょうか?
業種的に、原価の内訳の割合なんて、単純には決まらないのでしょうね。
事業を始めたばかりで経験がないのと、見積もり段階では、なかなか具体的な仕事内容やボリュームが見えないので、いつも悩んでいます。
No.1
- 回答日時:
この回答への補足
回答ありがとうございました。
参考URL拝見しました。
私の質問の仕方がマズイのですが、この説明の中の「経費」の部分が良くわかりません。
例えば、デザイン業やコンサル業ですと、依頼された仕事や相手によって、経費の部分が様々だと思います。同一商品を何個も作っているのではないので、原価がいくらなのか把握するのは難しいのではないでしょうか。
また、自宅兼仕事場ですと、通信費や光熱費等も正確には掴みにくいと思います。
そのような仕事をされている方は、どのような方法で原価を管理されて、価格を決められているのでしょうか?
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