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今熱力学を勉強していたのですが、分からないところがあるので質問させて頂きました。タイトルにあるように、熱機関の質問です。

オットーサイクルとディーゼルサイクルにおける一番の違いは燃焼過程における方法ですよね。で、オットーサイクルの場合は、断熱圧縮された気体を外系から点火させるので、その瞬間の変化は定積変化である、という説明はなんとなくわかりました(厳密には違うようですが)。
しかし、ディーゼルサイクルの場合は気体の高温化にって自然発火、燃焼するので定圧変化である、という説明がいまいちピンときません。
なぜディーゼルサイクルの場合は、燃焼過程においては定圧なのでしょうか?
宜しければお返事のほうよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

両者の違いは、燃焼が行われる時期の違いではないかと思います。

オットーサイクルの場合、上死点前後で燃焼を終了するのに対し、ディーゼルサイクルでは、上死点直前に着火した後、急激燃焼期間を経て、上死点を過ぎてからも、ノズルから燃料を供給し続けるので、ピストンを押し下げながら燃焼(制御燃焼期間+後燃え期間)するために、等圧変化になるのではないでしょうか。

そのため、高速ディーゼルサイクルでは、着火時期がもう少し早くなるため、サバテサイクルによって表現されるのだと思います。サバテサイクルの場合、最初上死点前前後で等容燃焼を行い、その後ピストンを押し下げながら等圧燃焼を行うため、PV線図を見ると、ディーゼルサイクルとオットーサイクルを足して2で割ったような形をしています。
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ガソリンエンジンの点火の場合、


火がある所が燃焼する。

つまり、プラグから下へゆっくり燃焼する。
また、火が無ければ燃焼しない。

ディーゼルの場合、どこでも燃焼可能。
実質、瞬時に燃焼終了。
むしろ、過激な燃焼(轟発)を抑える為に、粗悪な燃料で燃焼速度を落としている。
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