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鮭は淡水の中で生まれ、海で育ち、また産卵のために淡水の中を泳いできます。鰻は海水の中でも淡水の中でも生きているようですし、鮎も海水と淡水を行ったり来たりしますが、どのようにして生きているのでしょうか?
体液の塩分濃度が変化するのでしょうか。産卵のため上ってきた鮭を海に戻すと死んでしまうのでしょうか?
人も体液の塩分濃度を変化できれば、海水を飲んで生きられる?
こういう話が出て、疑問のまま終わってしまいました。ご存じの方教えてください。

A 回答 (2件)

体液の濃度を変えても、個々の細胞の浸透圧がネックですから、対応できないと思います。



サケとウナギは、川で産卵と、海で産卵と、順番が逆ですが、やはり、排尿の段階で塩分調節しているのでしょう。

生物進化の順番から行くと、サケよりマグロなどのほうが「進んだ」方だということを聴いたことがありますが、サケの能力を捨てて進化したみたいですね。
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この回答へのお礼

ということは、サケでもウナギでも川から海に戻ってもすぐに対応できそうですね。
わかりました。

お礼日時:2001/10/16 12:11

残念ながら、体液の濃度を変化させて対応するのではない様です。

体内で起るほとんどの現象が、一定の体液の濃度を前提に成り立っているので、濃度が変わると、すべての反応がみな影響を受けてしまう訳で、それは致命的なのかもしれません。

そのかわり、サケやウナギは周囲の浸透圧の劇的な変化に、塩類や水の出し入れのレベルでいろいろ組み合わせて対処しているみたいです。例えば、淡水中にいるときと海水中にいる時とをくらべると、
・水やイオンをどのぐらいのスピードで取り込んだり排出したりするかを調節するためのホルモンの量が変化する、またそのホルモンの作用で、
・塩類を排出する細胞(エラ等にある)が増加したり減少したり、
・水を飲む等の行動がどのぐらい起きるか、
などなどが影響を受ける様です。
そういう魚は、川を上ったり降りたり、あるいは汽水中にいる間に段々と準備が行われるのですが、一方、完全な海水魚や淡水魚では、そういった環境適応は起らないそうです。

人の場合、尿の濃度が海水よりずっと薄いのがネックになっていますから、スーパー腎臓を持っていて、尿を海水より濃くできる人がいればきっと海水だけを飲んで生きられます。
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この回答へのお礼

体に取り入れる入り口で調節する機能があるということですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2001/10/16 12:08

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