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「相対性理論の世界」(ジェームズAコールマン著、中村誠太郎訳)を読んでいます。全くの素人です。

教えていただきたいのは、「なぜエーテルは認識できないのか」という点です。

上記の本を解釈すると
我々が認識できるのは、相対運動だけである。
エーテルは宇宙において動かない唯一のものである。
すんわち、エーテルは絶対運動している。
だから、認識できない。

というふうに読んでしまいました。


でも、なんかトートロジーっぽくないですか?
「認識できないものだから、認識できないのだ」

と言われているような気がします。

また、そもそもエーテルが動かないとき、地球が動けば、エーテルの風が吹くような気がします。

なにぶん素人なもので、少々語弊があっても構いませんので、わかりやすく教えていただけると幸いです。

A 回答 (11件中11~11件)

その本読んでないんですけど、


「エーテル」というのは、現代の物理学では存在を否定されているものであって、
相対論の本が「有るけれど、認識はできない」
と書いているとしたらおかしいような気がします。

エーテルが動かないとき、地球が動けばエーテルの風が吹くというのはその通りだと思います。
それを証明しようとしたのが有名な「マイケルソン・モーリーの実験」ですが、
それはエーテルの実在を証明することができませんでした。

もしかしたらこういうことじゃないでしょうか?
「エーテルが実在するならば、宇宙に対する絶対的な運動が観測(認識)できるはずだ。
しかし、エーテルを見つけようと、いろいろ実験してみたが、
絶対的な運動は観測することができなかった。
我々に認識できるのは、相対運動だけだった。
だから、エーテルというのは、無いと考えるのが自然である」
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
エーテルは、もう過去の議論のようですね。
大変参考になりました。
「エーテルは無いから認識できない」というのはすごく分かりやすいです。

(蛇足ですが・・)
エーテルが無いとするとどうして光は進むのでしょうか?真空で音が伝わらないのと同様、エーテルがないと光が伝わらないような気がします。

時間があれば、ご教授いただけると幸いです。

お礼日時:2005/07/21 14:36

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