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 低損失ダイオードのことなんですけど低損失だと何がいいんですか?
大学でDMOSやIGBTなどの動作原理などは勉強しているんですけど
実際に損失が低いことの利点や低損失である必要性が知りたいです。
 必要性がわからないと勉強に力が入りません。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

一般的に損失は、ロスつまり無駄ですから無駄を省くことは良いことです。


ダイオードの場合、その構造により特徴は異なると思いますが、損失は,正方向の損失と逆方向のオンからオフに切り替わる時間の間の損失が、考えられます。
正方向の損失は、熱となって消費されますから当然温度上昇を伴います。これは、なんらかの放熱を必要とします。従って整流電源の低損失化は当然、省エネ・省資源になります。
高周波の検波に使用すれば、小信号に使用できます。ミキサーにも良いと思います。
逆方向のスイッチング時間の短縮による低損失を指しているときは、信号処理の高速化に対応できますから、最近のデジタル処理時間の短縮要求に応えることが出来ます。
スイッチング電源やインバーターに使用すれば、スイッチング周波数を上げることと電力損失の低減が出来て、小型化につながり、省資源になります。
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この回答へのお礼

ikkyu3さんありがとうございます。
ターンオフロスはスイッチングスピードが遅くなることによって
大きくなると考えていいんですか?また低損失化するためには
ウエハーを薄くする以外にはどのような方法がありますか?
よかったらまた教えてください。

お礼日時:2001/10/18 17:19
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この回答へのお礼

ikkyu3さんありがとうございます。
とても参考になりました。
おかげでかなり解ったような気がします。

お礼日時:2001/10/18 23:12

No.2のものです。

お礼をありがとうございました。
ターンオフロスの件は、ずっと以前、スイッチング電源を開発をしていたときに、ダイオードの高速品も、メーカーで開発中で、なかなか希望のものが無く、瞬時の温度上昇で、次々とダイオードを爆発させた記憶があります。
低損失化は、低オン抵抗と高速スイッチングで成せると思います。
残念ながら、使用した経験者で作った経験者で無いので、低損失化する方法は、詳しくありません。とりあえず低損失化の関連のメーカーのURLを記載しますので、暇がありましたら参考にしてください。
製作(開発)の経験者さまの回答があると良いですね。
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普通のダイオードは電流を流すと両端に0.7Vほどの電圧差が生じます。

このときの電流が10AならP=EIで7Wの電力がダイオードで熱に変わります。豆粒ほどのダイオードでこの熱量はさわれないほど熱くなり、ダイオード自体やその周辺のデバイスの故障の原因になります。放熱器をつければ装置は大型化します。低損失ダイオードはこの両端電圧が低くなっていて、熱の発生が押さえられる=無駄な電力を減らせます。

更に、ダイオードというのは、逆方向に電圧を加えたとき一瞬ですが電流が流れます、コレは装置の消費電流の増加になります。低損失と言われる物はこの逆電流時間が短い物を指すこともあります。

インバーターなどが当たり前に使用されている現在、無駄な電力を使わない、余計な熱を出さないダイオードの重要性は高まっています。
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この回答へのお礼

kabasanさんありがとうございます。
温度上昇を抑えることによる小型化や動作電圧の低減などが
大事なんですね。勉強になりました。

お礼日時:2001/10/18 17:03

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