
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
測定法によっても、多少変わってくるんじゃありませんでしたっけ?
ホントにすっかり遠ざかってしまってるんで測定法の名前すら思い出せないんですけど、被検体と無機塩をすり合わせて(或いは無機塩の板の間に挟んで)測定するのと、溶液にして測定するのと、とか・・・。
(溶媒があれば、分子間の相互作用で結合状態も変わって、振動状態も変わるはずですから)

No.3
- 回答日時:
IRに関しては、本によって記載が少し異なっていることもあるようです。
小生の手元にある本では、トリメチルシリル基の場合には、1255-1280cm-1に強い吸収があると書かれている以外には、1400cm-1付近に弱い吸収、770-870cm-1付近に吸収(強度不明)があるように書かれています。
これまでのご回答でも指摘されていますように、Siの残りの1本の結合によって、これらの吸収が影響を受けることも十分考えられます。特に、トリメチルシリル基であれば、シリルエーテル、シリルエノールエーテル、ビニルシラン、アリルシラン、アルキルシランなど、タイプの異なった種々の誘導体が考えられますので、トリメチルシリル基のみを取り出したような議論は正確さを欠くように思います。
また、IRの場合、弱い吸収が確認できないこともありますので、目的の吸収が読みとれていない可能性もあります。今回に関しては、もしも840cm-1付近にそれらしい吸収が見られるのであれば、それがトリメチルシリル基に由来すると考えればよいでしょうし、もしも見られないのであれば、吸収が弱くて、見えていない可能性も検討する必要があるでしょう。もしも、文献に吸収の強度に対する記述があれば、それも参考になるはずです。
No.2
- 回答日時:
同じ置換基であっても、他の部分の構造が異なっていると全く同じ位置には出ません。
トリメチルシリルは完成した分子ではなく置換基ですから、それにつながっている部分の構造によって800cm-1付近の吸収の位置が変わるんでしょう。
全く同じ物質のデータを比べて数値が違っているのなら、測定条件が違うか、どちらかが間違っているということも考えられます。
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