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勉強不足で申し訳ありませんが、教えてください。
起業を考えた時、個人事業主としてやっていく場合と
法人として登記した場合の違いは何でしょうか?
それぞれのメリット・デメリットがありますか?
従業員を雇う意思は今のところなく、業務内容は建築設計です。
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

 sakura445さん こんにちは



 違いは数々有りますが、簡単に説明すると

 税務上の違い
  法人は結果的に赤字になっても、法人住民税等の最低限の税金を支払わなければなりません。それと決算期が選べると言う事です。
  個人の場合は、赤字=事業主の所得が無い との判断より課税がありません。決算期は12月31日と決められています。

 責任の違い
  会社を大きくしていく上で借入金等する形になると思いますが、それらの支払い責任等の責任は法人の場合は会社にあります。したがって会社が何億円もの借入をしていても、きちんと給料をもらっているなら、別途個人名義で借入が可能です。
叉、最悪会社が倒産した場合、法律上は個人資産に一切関係なく会社としての資産等で処理する事になります。
  個人の場合は借入金等の支払い等含めた全ての責任は事業主になります。したがって会社で使うための借入金が個人の借入金限度額まで借入してしまった場合、幾等きちんと給料をもらっていても、会社とは関係ない借入(自宅の住宅ローン等)を借入出来ない事になります。叉最悪倒産した場合、処理は個人の資産までを使って処理する形になります。

 登記等
  法人の場合は、登記をしなければなりませんからそれに伴う費用が掛かります。
  個人の場合は、税務署に届出を出すだけで無料です。

 以上が大まかな違いです。

 起業するとは、毎回決算後黒字になる事を目標に仕事するのですが、1年目は会社自体の存在もあまり知られておらず、その他初期投資等もあるでしょうから黒字にするのは難しいかもしれませんね。法人の場合、赤字だろうと税金の支払い義務が有りますから、赤字の中から税金を支払うのは辛いと思います。したがって最初は個人で起業して、売上的にある程度安定してから法人に変更するのが一番良いのではと私は思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な分かりやすい解説をしていただき、
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/13 10:15

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