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 石油の枯渇が近づいているといわれてますが、1950~日本は凄まじい経済の成長を見せた当時に、この時代に石油化学業が生まれたと聞きました。当時から石油をエネルギーとした産業体制に代わったわけですが、どのようにしてそのような技術は日本に導入されていったのでしょうか?
 

A 回答 (1件)

 日本の高度経済成長は「1950年代後半~70年代中頃」が辞書的な定義のようですが、(質問者が想定された?)1950年との関わりからカキコみを始めて見ます。



 この1950年に「サランラップ」が発明され、日本国内で製販拠点として、旭化成とダウケミカルとの合弁の旭ダウが設立されたのが1952年です。(尚、この旭ダウは1982年に発展的に解消し、旭化成に吸収されました)

 そして、旭ダウの設立の3年後の1955年にモンテジソン社による、ポリプロピレンに関する特許出願があり、
更に、その後のサウディアラビアとの(1957年)、そして、クウェートとの(1958年)「石油利権協定」を基礎にアラビア石油が設立されたのです。
 このアラビア石油の設立以降、日本国内でのエネルギー源の「石炭⇒石油」の動きが急激に加速化したと言って良いでしょう。

 1960年代後半迄には、(21世紀でも、大動脈である)[東京~小牧~西宮]間の東名&名神の高速道が開通し、その間に1964年には東海道新幹線の開業もあり、東西の物流が飛躍的に増大するのです。
 又、当然の事ながら、この間にはモータリゼーションが急進展し、石油(ガソリン)を燃料とする、自動車のみならず、(石化製品の)自動車(or家電)用部品等の生産が右肩上がりに、急増して行った、図式になる訳です。

 その後、環境問題への関心の高まり(含む、二酸化炭素の排出量の急増etc)や、「石油の消費量>石油の発見量」が先進国のみならず、発展途上国も含む全世界的な問題として、日本にも圧し掛かっているのは質問者にもお判りか、と私は捉えるのですが・・・

 (順序が逆になりましたが、より詳細は) Google等を使い、「石油化学」で検索されるのをお勧めしておきます。
 又、その中の一つの日本の石油化学工業会のHPは下記の通りの筈です。

参考URL:http://www.jpca.or.jp/
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