

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
フェノールはわずかながら水に溶けますが、溶解度は低いです。
手元に資料がないので、正確な溶解度はわかりませんが、少なくとも水5mlにフェノール2mlが溶けることはありません。ほとんどが溶けずに分離するはずです。
ただ、OH基のために、多少なりとも水と親和力があったり、密度が水と近いということもあるかもしれません。
そのために、かき混ぜると均一に混ざったように見えたのかもしれません。
ただし、気を付けて欲しいことは、「白っぽく」なったということは、「溶けていない」ことを意味します。
完全に透明になったのなら溶けた可能性もあるのですが、白っぽく濁っているということは、逆に、溶けていないということの裏付けになります。
この回答への補足
そうですね、100mlで一桁くらいしか溶けなかったはずです。
均一に見えたのかも…
ハイ、多分そうですww
細かい補足もありがとうございます☆
No.4
- 回答日時:
蛇足ですが、
2層に分かれたうち、下層がフェノール、上層が水です。
体積の変化に気がつきましたか?
2 mLだったはずのフェノールが倍近くになっていたのでは? フェノールが水を吸って(水がフェノールに溶け込んで)飽和している状態です。
核酸の精製をしている人にはおなじみの、「フェノール抽出」では水(実際にはバッファー)飽和のフェノールを使います。生物組織の粗抽出液にバッファー飽和フェノールを加え乳化するまで混合したのち遠心分離すると、タンパク質がフェノール層、中間層に抽出され、核酸は水相に溶解したまま残ります。
No.3
- 回答日時:
> 60℃フェノール2mlに対し水5mlを
温めたフェノールに水を入れたんですね?
だとすると、最初の状態では「フェノールに少量の水を溶かした」状態になった可能性があります。
この場合、「フェノールへの水の溶解度分」だけ、水がフェノールに溶けます(W/O系)。
ここに水5mlが加わると「水へのフェノールの溶解度分」だけ、フェノールが水に溶けます(O/W系)。
そのため、最初に少量の水を入れたときは溶けた(実際には溶質と溶媒の関係が逆なのですが)、という可能性があります。
「水とエタノール」のように全ての割合で混ざる、というものでない場合、こういったことが見られますので、参考までに。
No.1
- 回答日時:
フェノールには水酸基がついていますが、その程度の極性はベンゼン間の中に引き込まれてしまって、水にはちっとも溶けません……ということは十分ご承知かと思います。
さいしょ、白くなって溶けた様に見えたのは、溶けないフェノールの細かい粒が分散していただけなのでは?
暖めることによってフェノールの細かい粒同士が接触する機会が増えて、ついにはすべてのフェノールが一塊になって、水と分離した、とかいう考え方では?
すいません……実験したこと無いので、空想です。
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