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お世話になります。
電子機器関連の組立作業の仕事を行っています。
仕事の内容は、基板への部品実装や、ケーブルアッセンブリ、電子機器の組立配線などです。
仕事を請ける際に、作業内容を確認して、大体今までの経験から、その製造コストをはじきます。あくまで経験上なので、コスト算出の基準となるものがあるわけではありません。
そこでいつも、コスト算出における標準算出表のようなものがあったほうがいいのではないかと考えるのですが、作業自体、リピート性はあまり高くなく、その都度、内容が違うので、どのあたりを標準化すればいいのか、判断に悩むところです。
中小企業で、あまり量産性の高くない電子機器組立関連作業を行う場合の作業コスト算出について、なにかいいアイデアがあればご教授ください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

あたりまえの回答ですが、シンプルな製造コスト見積りは


1、(部品の原価)×仕入れ手間賃(係数)
2、(組立て及びチェック工数の見積り)×工賃(円/h)
3、他の実経費(運送費他)
4、上記1~3の合計に営業経費(係数)

最終見積り価格はこれに、数量割引きや得意先値引き率などを考慮します。
回路設計者なのでお手柔らかに。
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活動基準原価計算(ABC)が現状に合うかもしれません。



原価=直接材料費((1))+直接労務費((2))+製造間接費((3))

(1):作業に必要な材料費
(2):必要な人員数と予定工数

(3)は通常、直接労務費を基準に配賦したり簡便化します。しかし、作業によっては品質管理コストがかなり高くなったり、機械の段取りがかなり多く、稼働率が低下するものなど、間接費用の割合が高くなります。

この場合、まずコストプール-コストドライバーを定め、年間予算額(100)を決定します。コストプールとは、例えば、材料発注費・材料検査費・機械段取費・品質管理費・品質保証費・その他などに分かれます。各プールについて、コストドライバーはそれぞれ材料発注回数・受入検査票の枚数・段取回数・検査回数・製品仕様書の作成時間・その他xxになります。

見積のときは、依頼作業ごとにコストドライバーの値を出し、単位コストを掛けて見積とします。

まずは、何がコスト(作業の手間)に大きく関わるか、を押さえていればよいかと思います。

例えば、(1)・(2)だけでほとんどのコストが出る場合はABC分析の必要性は薄く、現場では経験で((1)+(2))×1.2にするなど。

作業に入れば製造はすぐに終了するのだが、材料の手配や段取り、仕様書作りや検査工程・外注管理などにかなり手間と時間がかかるといった場合、(1)・(2)よりも(3)をどのようにコスト計算するかが問題になるでしょう。この場合、すべての仕事内容に対応できるようなコストプールとコストドライバーを設定します。とくにコストに影響の大きいもの(工数(人員数×時間)がかかるもの)は具体的に設定します。

アセンブリ工場ということなので、標準部品点数、特殊部品点数、検品回数/時間、段取時間、作業指示書の枚数などコストドライバーになりそうなものはいくつかあると思います。
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>作業内容を確認して、大体今までの経験から、その製造コストをはじきます。



「今までの経験」ということは、「類似物件の実績コスト」を直感的に思い出しているのだと思います。
この「類似物件」を、参考データとして記録できれば標準化の糸口が出来るように思います。

(1)類似物件を一定の決まりで類型化(分類)できないか
(2)その実績コストを最低限「材料」「労務」「外注」「経費」の区分で記録できないか
(3)できれば、上記区分の中をさらに細分化した要素で実績コストを記録できないか

以上のような検討をした上で、「類似物件」の経験値を、「他の人でも使えるように」実績原価をコスト分解してみることが標準化のスタートだと思います。
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