あなたの習慣について教えてください!!

先日、家内の母親が亡くなり、当然ですがお骨は実家の仏壇においてあります。
家内から、納骨までのしばらくのあいだだけでも、骨壺からいくつかお骨を持って帰って、我が家の仏壇に供えられないだろうか、と相談を受けました。
収骨の時に、頭から足の先までの各部位をそろえてあります、と斎場の係りの人から聴いているので、たとえ元に戻すとしても抵抗があります。
家内は、戻すのだからと納得してくれません。気持ちの問題だとは思いますが、慣習として、あるいは宗教的な意味合いとして問題はないでしょうか。

A 回答 (6件)

#4です。

お礼有り難うございました。

 コメントも拝見いたしました。
 お骨を取り出す際に関して、これも正解のない事柄になるでしょうけど、少し記してみます。

 お寺さんにご相談なさるのであれば、その指示に従っていただければと思います。
 ただ、貴家のお仏壇で祀らず、奥様がご自身の身近に奉安される場合は、必ずしもお寺さんにご相談なさる必要はないかな、と感じました。

 お寺さんやお祀りの教理教学に詳しい方は、どのようにお考えになるかわかりませんが、宗教的な祭式にとらわれず「思い出の祭壇」的なご自身のメモリアルスペースを作って大切な方を偲ぶというやり方は案外広く行なわれています。(申し遅れましたが、自分は祭式・葬祭関連業者です。自分達のような業者がそういう祀り方を広めているという側面もあるでしょうが・・・)
 この点は奥様とよくよくご相談いただければと思います。

 それと、他のご回答の方が触れておられますが、ご実家の方々が分骨を快く承諾いただけるかも、確かに重要な点だと感じました。

 分骨される場合は、まず容器を用意することになりますが、分骨用の骨壷は2号(直径2寸←6センチ)くらいのものが一番小さいものです。(←外袋を含めて数千円。)前回の回答で触れた「舎利器」は細工の凝ったものなら10万円ぐらいしますから、あまり現実的でないでしょうね。
 個人的には、お骨の小さなかけらをいくつか分けてもらったのでよいのではないかと思いますし、それでよいなら容器は別に骨壷などの専用の容器にこだわる必要はないと思います。
 化粧品を小分けしたり、スパイスを入れたりするきれいなガラスの小瓶などでも新品を購入すれば十分代用できます。お骨を数片入れるだけならカメラのフィルムが入っているフィルムケースぐらいの容量があれば十分で、それよりも小さくても大丈夫です。

 お骨の取り扱いですが、むろん旅立たれた方への敬意は必要ですが、粗略に扱わなければ触っても構わないと思います。
 手を洗う・口をゆすぐ、作業前と後には手を合わせるといった配慮は必要でしょうが、喪服を着るとかお勤めを上げるとかいう、特段の作法は必要ないと思います。また、お骨上げの際のように竹と木の箸を用いたり、いわゆる「箸渡し」を行なう必要もないと思います。(もう一回やって終わっているので。)
 素手で触っても別に害はないとは思いますが(自分は何度も触っているので、なんとも思いません。)ちょっと・・・という場合は新品の割り箸などを使用してよいと思います。
 小さな容器に入れる場合は、お骨をつぶす必要があるかもしれませんが、これも問題ありません。お骨上げの際、ある程度お骨が入った骨壷を職員さんがギューっと押さえて、さらにお入れするのをよく見かけます。(一般の方がするのは、ちょっと引くかもしれませんけど。)
 容器に直接入るようなら、そのままお入れし、つぶさないといけないようなら、半紙か奉書のような白い紙の上にお骨を数片取り出して、大きさを整えて容器にお入れしたのでよいと思います。

 確かに、お骨を触る・取り出すというのは気の進まない作業かもしれませんが、奥様のお気持ちをさらにご確認の上、ご検討ください。
 ご参考になればよいのですが。では。

 
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この回答へのお礼

ご丁寧なご助言ありがとうございました。昨夜おっしゃるとおりのことをやって来ました。
我が家では仏壇とは別のところに、義母の写真と一緒にお骨も祀るようにしました。
拝む対象ではないようですが、まさに気持ちの問題だと思いそのようにしています。
お骨に直接さわることには何ら抵抗はありませんでした。
お陰様で、家内も私も迷いが取れたような気持ちでいます。ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/17 14:45

実家に相談されて戒名をお寺で書いていただいたら如何でしょうか?


私は 実妹をなくしましたが 弔ったお寺に相談して 細い紙に戒名を書いていただきました。
自宅でそのまま 持っててもよいでしょうし 納骨の時に一緒に収めてもいいとは思いますが これは お寺で相談した方がよいでしょうね。

気持ちがあれば 写真を置いてお参りするってのでもいいような気がしますが どうでしょうね~。

やはり ご本人の気持ち次第ってことでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。NO6さんでお応えしたように、写真とお骨を置いてお祀りするようにしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/17 15:03

こんばんは。



 恐らくは「正解」というものがない事案だと感じました。ご本人様の気が済むようになさってよい事柄だと思います。

 いわゆる分骨には賛否・是非さまざまな見解があるかと思いますが、「舎利器」という小さな入れ物にお骨を分骨して埋葬せずに残しておくお祀りの仕方もありますし、慣例として、お骨上げの際に喉仏を別の小さな骨壷に分骨することが通常となっている地域もあります。
 
 土葬にしろ、火葬にしろお体は「土に還る」ことが基本になりますが、火葬になって以後、お寺への納骨等、分骨できるというメリットを生かすお祀りの仕方も増えました。ご本人が強く望むならば、分骨したお骨を埋葬しないまま持ち続けることも不可能ではありません。

 お釈迦さまのお骨も分骨されてあちこちに塔を建立されて祀られました。(お釈迦さまご自身は葬儀には気を使わないよう遺言されていますが・・・)地域性・宗派の違いや個人的な見解を除き、(仏式であるならばの話ですが)宗教的な問題や制約はとくにありません。(あえて言うならば、仏教教義としては遺骨への「執着」とみなされる行為でしょうが・・・それを言いだせば、キリがありませんし。)

 骨壷をそのままお墓に納める地域もありますが、土に還るようにということで、お墓に納める際には骨壷からお骨を出して納める地域もあります。骨壷から出す場合は部位順に入っているお骨を崩してお墓に納めているわけです。 そろえてある体の部位を崩すことにも、とくにこだわる必要はないと思います。

 奥様の想いが強いようであれば、お望みどうりにして差し上げてはいかがでしょう?端から見れば首を傾げるような想いであっても、おそらくご本人は真剣なのだと思いますし。(余程の思い入れがあるように感じましたが?)
 わざわざ貴家のお仏壇内でお祀りしなくても、奥様が所持・管理してよいと思います。粗末にならないならば、お祀りの形にこだわる必要はないと思いますね。

 ご参考になればよいのですが。では。



 
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この回答へのお礼

こころ温まるご助言、ありがとうございます。勝手に骨壺のふたを開けて、お骨を取り出すことに抵抗がありました。もしかしたら、あちらの世界に行かれてから不自由な思いをされるのではないかという不安が頭をもたげています。
10年ほど病の床に伏していた義母でしたので、せめてお骨になってからでも、自分のそばにいさせてやりたいという家内の思いがそのような言葉になったのだと思います。
お骨を取り出すときの「作法」とか、注意するべきことというのはないのでしょうか?

お礼日時:2005/10/16 13:02

坊さんです。


悲しみのお気持ちからなのでしょうが、我流で物事を判断せずに、まずはお寺にきちんと聞いてください。
地域習慣や宗派によっても多少異なりますが、一般論で申せば、まず分骨そのものの行為は悪いことではありません。そもそも、お釈迦様自体が世界各地に分骨されていますし、日本でも親鸞聖人をはじめ多くの各宗祖・高僧方が分骨されています。したがって、仏教上、分骨は奨励こそされ、否定される理由はまったくありません。ただし、分骨する場合には、法律上火葬申込時に火葬場にその旨申し出ておき、分骨用の骨壷も用意して、収骨後に火葬場から分骨分の「埋葬許可証(火葬証明書)」も発行してもらっていなければなりません。
また、仏壇は遺骨置場ではありません。宗教的な意味合いのご質問ですが、これはニュアンスが難しいのですが、本骨の仮安置程度でしたら禁止すべきことでもありませんが、実は仏教的には遺骨そのものは礼拝対象ではありませんので、仏壇本来の意味合いを殺してまでも仏壇に安置しおいておくとなると、それはすでに仏教ではなく、独自の宗教感となってしまいます。
また、納骨時期・場所が書いてありませんのでコメントが難しいですが、一旦お骨を出してしまいますとお骨は乾燥剤と同様に大気中の水分を吸い続け、だんだん液状化してきます。(年数はかかります。湿度にもよります。)
奥様は「戻す」とのことですが大丈夫でしょうか?法律上の分骨手続き無しに持ち出し、もし戻し損ねると、どこにも納骨が出来なくなり、子や孫など子孫の代で遺骨の処分に困ることになります。
また、他のご親族との感情的な合意がありませんともめる元であります。我慢された方が良い結果になると思われます。合掌
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうなんです。我流で判断するのが怖かったのでここで相談させてもらいました。「分骨」するというのではなく、ほんのしばらくのあいだだけでも、母親と一緒にいたいという家内の思いから出た言葉だと思うのです。
ただ、お骨というのは、神聖なものという私の古い?考えが頭をもたげて、それなりの作法というのがあるのではないかと逡巡していました。
私たちが今住んでいる家に引っ越してきてから、義母は数回しか来ていないので、せめてお骨だけでも…、という一念からだったと思います。ご住職に相談してみることにします。

お礼日時:2005/10/16 12:55

ご質問の意図とちょっと外れていてすみませんが


「お骨はそもそも仏壇に置く物ではない」そうです。
家は最近義母が亡くなり、主人の実家に初めて仏壇を買いました。
仏壇開きの際、そのようにお寺様にききました。
こちらではお骨は頭と体と別々に納められ、
それとは別に「お舎利様」という部分が観音開きの小さいケースに
納められました。それで義弟が頭の方だけ一時的に家に持ち帰ったり
できたのですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お骨は仏壇に置くものではないのですかぁ・・・。たしかに言われてみれば、拝む対象としてはおかしいかもしれませんね。参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/16 12:40

分骨は嫌がられますが、こういうケースは私も初めてお聞きしたので、大したことをアドバイスできませんが、本当に亡くなった方に一番近しい方の気持ち次第ですよね。


今は散骨もされる方もいらっしゃるので、そのときに骨がそろっていないのは・・・と言われる方はいないと思います。なので、宗教的な意味合いは、ご葬儀をされたご住職様とご夫妻でご相談に行ってみられたら、どうですか?
私の父の場合、火葬が終わって、親族までお骨を拾いましたが、あとは、小さなほうきでさっさと掃いていれていました。
親が亡くなるというショックな出来事のあとですから、少し、奥様のお気の済む方向でお考えになって差し上げられたらどうでしょうか。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございました。家内は母親の一部だけでも、身近においておきたいという一念だったと思います。

お礼日時:2005/10/16 12:38

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