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先日ラットの解剖をしました。
ラットは♀に比べ♂の方が脂肪が非常に多く付いていました。
その時ふと疑問に思ったのですが、ヒトはむしろ逆で♀の方が体脂肪が多いですよね?
これは子供を産むために栄養が必要だから、みたいな理由だと思うのですが(これも違ったら訂正をお願いします)、ラットの場合はなぜ♂の方が脂肪が多いのでしょう?
どなたかこういう理由じゃないかな?みたいな意見がありましたら聞かせてください。

A 回答 (2件)

No.1の回答者です。



精巣上体脂肪組織は精巣上体のみに付着していて、他の臓器とは完全に分かれています。ですから、巨大な脂肪塊ではあっても、解剖の邪魔になることはありません。

解剖の邪魔になるというのであれば腸間膜脂肪以外に考えられませんが、腸間膜脂肪が多量に蓄積してくるのは、オスでもメスでも性成熟後かなり時間が経って成長が止まった個体のみです。通常このような個体は実験には用いません。

おそらく、akuta_kさんの用いている動物は、実験用ではなく繁殖用として飼育されていたものではないでしょうか。この場合子供を生ませるメスと、妊娠や授乳の負担の無いオスの飼育環境の違いは、非常に大きなものになります。

ちなみに、メスでも妊娠させず非制限自由摂食で飼育を続けると、腹腔内には大量の脂肪が溜まります。
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この回答へのお礼

再びご回答ありがとうございます(_)

あっ、まさにその通りです。繁殖用でもう使用されなくなったものを買った(貰った?と言っていました。
妊娠・授乳によってこんなにも差が出るんですね。
すとんと納得できました。
丁寧に説明していただいき本当にありがとうございました!

お礼日時:2005/10/29 22:42

一口に体脂肪といっても内臓脂肪と皮下脂肪がありますが、解剖でとのことですから、おそらく御質問のケースは内臓脂肪についてだと思います。

もしakuta_kさんがラットを開腹してすぐに目に付く脂肪組織のことを言っているのでしたら、それは精巣上体脂肪組織である可能性があります。

ラットのオスの睾丸の上部には、精巣上体を包み込むように細長い白色脂肪組織のかたまりが付いています。この脂肪組織はラットの全体重の1.5%前後を占める程巨大なので、開腹すると大変目立ちます。当然メスにはありません。

それ以外の内臓脂肪(例えば腸間膜脂肪)に関しては、私の経験では特にオスの方が体脂肪が着きやすいという傾向は無いように思います。むしろ性差より、餌や環境の影響の方が大きいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
精巣上体脂肪組織ですかー確かに、そのあたりに多く脂肪が見られた気がします。1.5%というとかなりですね!

でも、まだちょっと納得できません、、
と言うのは、今回解剖に用いられたものは買ってきたもので一律の餌、環境であると考えられます。そして、先生が「ラットの♂は♀より脂肪が多いから解剖が大変」と名言していました。この脂肪が、精巣上体脂肪組織を指す可能性もありますが、・・・・やっぱりまだひっかかります。

お礼日時:2005/10/29 09:22

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