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自分の考え:
【人間の目は右目と左目を使って見るという両眼視です。目から脳に視覚情報が送られると左視野の情報は右脳に、右視野の情報は左脳に送られる仕組みになっています。
また、私たちの目は注視点よりも遠い像は右目では左側に、左目では右側にずれる。このようにして遠い点では左右の像が注視点の像からずれてしまうことがある。このズレが網膜上でおこると奥行きの違いとして知覚し、この両眼の像のズレを両眼視差といいます。
このほかにも左目と右目の視覚情報到達の時間的順序も奥行き知覚をつくるといわれています。】
私の考えは上記なのですがもう少し立体視について詳しく知りたいのでお願いします。

*立体視の原理についてご返答をお願いします。
*Web上で参考になるようなページをお知りの方もお願いいたします。

A 回答 (4件)

お邪魔します。


私より詳しいようで、ご回答したものかと迷っていましたが、
それに、お望みのwebサイトも、「両眼視」で検索すれば、ある程度のものはありますね。本の紹介では必要なかったかもしれません。
ご質問の内容は「輻輳」「融像」の事らしいですね、私も詳しく分かりません、ご質問の内容であっていると思います。但し、時間差の件は、寡聞して私も知りませんでした。
そうそう、本の紹介です、
「心の仕組み 中巻」スティーブン・ピンカー
立体視や視覚の仕組みが、100ページぐらい続きます、
尤、眼の専門の本の方が詳しいかもしれませんが、
立体視については、ニュートンも気が付かなかったらしいです、
凄いですね。

但し、右眼の情報も左眼の情報も、左の脳に送られ、視覚は左脳で見るとも言われていますから、本当のところ難解ですね。(これは「脳の中の幽霊」ラマチャンドラからの受け売りです)

私はそれ以上に、見えること自体が、不思議で堪らないのですが。
返って判り難く、お役に立てず失礼しました。
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この回答へのお礼

立体視には輻輳や融像ということが深くかかわっていることを知る事ができて良かったです。
非常に役立ちました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 01:01

どもども.



いまいち質問のポイントがわかりませんので補足要求ということで.

まず「立体視」とのことですが,これは「奥行き知覚」のウチの「両眼立体視」のことでよろしいですか?「奥行き知覚」全般ではないということです.

そして仮に「両眼立体視」に関することとして,ほぼ上記の説明の通り,両眼からのずれを持った画像入力によって,言えば三角測量のようにして物体との距離を測っている(奥行きを知覚している)というのが両眼立体視の原理の説明となると思います.ただ注視点云々はuncrossの時のみなので少し足りない気が,crossの時でも,方向は違いますが,同じ原理でずれが生じています.

そこでもう一つの疑問は,具体的に「両眼立体視」における原理のどの点について詳しくお知りになりたいのかがわかりません.

空間周波数特性であったりDmax,Dminであったり両眼間刺激のISIであったりと刺激特性に関する専門的な説明はweb上ではなかなか見つからないような気もしますが…(検索した訳ではありません)書籍で言えば下條センセイの「視覚の冒険」が読みやすいかと思います.

問題点がはっきりでき,且つ私がお答えできるようなら回答致します.

この回答への補足

はい、両眼立体視のことです。この分野に関してはまったくの素人であり、質問の内容が幾分か不十分だったことだと思います。両眼立体視というキーワードで検索をしたりすると、参考となるページがあったので参考にすることができてよかったです。

補足日時:2005/11/11 01:01
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こんにちは。


我々の脳が立体感の認知を実現するための知覚情報は、「立体情報」と「立体視補佐情報」に分けられると思います。
生体的な眼の構造や配置などによって遠近・奥行きなど、実際の物理的状態を「立体情報」として捉える機能には、
「両眼視差」
「輻湊角」
「水晶体の焦点」などがあります。

輻湊角は注視点と両眼の視線を結ぶ角度であり、注視点までの距離によってその幅が変わりますし、水晶体は目のレンズですから、その焦点が変わります。このような調節は眼球運動に関わる筋肉の働きによるものですから、それは視覚情報としてではなく、体性感覚情報として体性感覚野に送られてくるものです。ですから、脳はこれらを視覚野で知覚された視覚情報と統合することによって立体感を認知ているということになります。

ここで、体性感覚というのは視覚ではない思われるかも知れませんが、立体視というのは決して視覚情報だけによって行なわれる作業ではありません。我々の脳は如何なる場合であろうとも、自分がいま何処におり、どちらの方向にどの角度で頭や視線を向けているのかといった体性感覚を知覚しなければ、視覚だけでは位置情報、地図情報、三次元情報といった空間情報を保持するすることはでません。立体視というのは空間情報を獲得する作業です。ですから、そこに体性感覚が関与しているのは全く不思議なことではないんですね。

両眼視差と輻湊角が「両眼情報」であるのに対し、水晶体の焦点運動は「単眼情報」として扱うことができます。我々は普段から両眼視を行なっていますので、それが脳内でどの程度のウェイトを絞めるのかは分かりませんが、あとで述べます「立体視補佐情報」を併用するならば、単眼情報のみによる立体視も訓練しだいで十分可能になるのではないかと思います。

また、注視点には「注視点細胞」というのがあり、視覚野にはこれを中心に「遠視点細胞」「近視点細胞」という、情報伝達のタイミングを扱う三つのコラム(機能細胞集団)があると考えられています。「注視点細胞」は両眼から同時に投射された視覚信号に高い反応を示すコラムであり、残りのふたつは、その点から前後にずれた情報に対して選択的に反応します。
このような、我々の眼が実際に持っている生体的な機能と並べ、外界から得られた視覚情報の中から遠近・奥行きに関する立体情報を専門に扱う受容細胞の極在も、立体視に関わる「(生体の)構造的な機能」だと思います。従いまして、それ以外に立体感の認知を行なうための、以下のような様々な知覚情報が「立体視補佐情報」ということになります。

二物体の重なり:後ろにあるものは前のものに隠れて見える。
距離による大小:遠いものは小さく見える。
鮮明さ:近いものは鮮明に見える。
影のつき具合:影が付くと凹凸がはっきりする。
移動する速度:遠いものの方がゆっくり動いて見える。

申し上げるまでもなく、このようなものは生得的な機能ではなく、全てが生後の体験・学習によって獲得された判断基準によるものです。ですが多くの場合、我々はこれを元に立体感を認知していますし、これがあるために絵画やテレビ画面のような二次元情報に対してもそれを感じることができるのではないかと思います。
このように、我々の脳は様々な情報を統合することによって立体を認知しています。両眼視差や輻湊角などは、確かに外界の立体情報を獲得する生得的な知覚機能ですが、どうしてそれを立体として認知できるのかというのは脳の問題になってしまいます。ですから、立体視という問題を取り扱い、それを解釈するためには、やはり脳の認知機能というものを切り離して考えることはできないのではないかと思います。
両眼視差というのは、立体視の知覚機能としてはたいへん古くから判明していました。ですがそれでも、飽くまで網膜が捉えるのことのできるのは二次元平面情報でしかありません。二次元と三次元では情報量が全く違いますよね。では、どうしてこれが脳内で三次元情報として再構築されるのかということに就いてはまだはっきりとした説明がなされていません。やはり、最終的には脳の方の機能が解明されなければ分からないことだと思います。
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この回答へのお礼

詳しいご説明、どうもありがとうございました。かなり勉強にさせていただきました。

お礼日時:2005/11/11 01:04
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