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いろいろな内容のおおはらえのことばがあるようですが、どのような違いがあるのでしょうか。
とくに知りたいのは最後のところが、はらえどのかみ、となったものと、やおよろずのかみ、となったものがありますがどんな違いがありそれぞれどんな内容のことなのでしょうか。
教えてください。
 

A 回答 (5件)

御礼を有難うございます、#4です。



横レスで申し訳ないのですが・・・
>神道の知識はほとんどなく、たましいの声にしたがって信仰してきました
神道とは、そう言ったもので良いのですよ。
私は社家に生まれましたが、知識と信仰は別物です。作法や色々な歴史はそれなりに教えてもらったり、自ら学んだりはしましたが、結局は他の宗教のように経典や戒律がある訳ではないので、自らの意思の元、自分が信じるものに恥じない様に、自己責任で日々生きていく事
が「神ながらの道」です。昔から言う「お天道さまの下で恥ずかしくないように生きる」と同じような感じでしょうね。色々と調べたり全然難しく考えずに、毎日を丁寧に生きていけば、きっと道は拓けていくのだと思いますよ。

因みに「根の国・底の国」は、ドン底の意味ではありません。全くの異世界の事ですね。(歴史書には出雲の地方の事とも言われてはいますが・・・)大祓詞で、自分が知らず知らず犯してしまった罪までも、人からバッサリ斬り捨てて、川に流して、海の荒波に沖まで流され、そのまま深海に沈めて消し去ってくれますし、気が沈んで元気が枯れてしまったら(気枯れ)息吹を吹き込んで元気づけてくれるといっているのですから、今がどん底だと思っても、ここまできたら、後はもう自分で頑張るしかないでしょうね。「元気を分けてもらってる、気づかずにしてしまった過ちも、みんな祓ってくれている」と思って、後は安心して日々を、素直に生きていけば、きっと辛い事からも立ち直る事ができると思いますよ。
「ひと冬は 寒しと思えど 何時か来るらむ 春を願いて 今日を行きなせ」です。頑張ってくださいね。

※あと、別件の「大祓詞の囲み」の質問ですが、あれは私も意味がわかりません。何に記述された大祓詞のどう言った件の部分にある囲み(囲みと言うのもよく分からないのですが)か、あちらで補足を書かれたほうが良いですよ。風水やら卜い(占い)、神仙道や新興宗教系など、神道とは違うものありますので、出典は明らかにしておいたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

sophia35さんどうもありがとうございます。
そうですね、かんながらのみちですね!
小さい頃から、生きる意味をずっと探してきて、いろいろな道のりを経て10年前から祝詞と、旧約聖書をもってかんながらの道を志しています。
そして今その道自体も同じ道ではあるけれどスタイルチェンジのときだと感じここに質問させていただきました。
でも形ではないんですね。
安心して日々を素直に生きていくことがたいせつなことですね。
ひかりあれ 

お礼日時:2005/11/11 09:15

こんにちは。



色々な内容の大祓詞と言うか・・・元々延喜式で定められた諸々の戒律の中の、神事に関する祝詞祭事の取り決めの中で、祝詞が天皇からの勅旨の形になっているもの(天皇から「これこれこんな風に唱えなさいよ」と言わされている・・・と考えられたら分かるでしょうか。ですので、天皇の御詞なども加わっていたりするそうです)を、奏上の形(神様に直接お祈りをする形)にしたり、長い原文を中略したり要約したりしたものなので、結局流れは同じものだと思って構わないのでは無いでしょうか。

ただ、多分、「八百万神」が入る方が神社神道や延喜式を基に作られた日本古来のもので、「祓戸大神」が入る方が、神道の大祓詞ではなく、宮城神仙道を創設した江戸国学者の平田篤胤の解釈の大祓詞だと思うので、これはもう神道とは別のものと考えられた方が良いでしょうね。両方並べて「大祓詞」とは言えないと思います。
ですので、「祓戸大神」となる祓詞に関しては、神道ではなく宮城神仙道の書物などの方が、詳しい解釈が分かると思いますよ。「宮城神仙道 中臣祓 平田篤胤 大祓詞」のキーワードで、幾つか参考になるサイトが見つかると思います。

因みにこの大祓に出てくる「祓戸大神」とは、祝詞の中に出てくる瀬織津姫尊・速秋津姫尊・気吹戸主尊・速佐須良姫尊の四柱の神様を指します。穢れを祓い、気枯れに息吹を吹き込む神様たちですね。古事記などには書かれない、特別な神様です。
祓詞に出てくる「祓戸大神」は、古事記に出てくるイザナギ・イザナミの話の中の、黄泉の国から帰還したときに、イザナギがその穢れを阿波岐原で禊をしたとき、そのイザナギの各部位から生まれでた諸神を指します。全く別の神様ですね。

回答にはなりませんが・・・
調べる為の一参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

神道の知識のほとんどないわたしにもわかるようにご説明いただきありがとうございます。
これからいろいろ調べてみようとおもいます。
 

お礼日時:2005/11/09 23:56

祓詞が祓戸大神に「祓って下さい、清めて下さい」とお願いしているのに対し、


大祓詞は「天津神からの神託に沿って、このように大祝詞を奏上しているので、一切の罪穢れは無くなってしまった」ということを八百万の神に報告(…と言ったら語弊がありますが)しています。

備考)
元々大祓詞は中臣の祓えだとか、水無月祓えと呼ばれていたように、
平安の時代に祭祀官だった中臣氏が罪穢れを祓う為に朱雀門で奏上していたものです。
平安時代では6月と12月に行っていましたが、鎌倉時代では6月のみが残りました。
水無月祓えと呼ぶ由来は、この事にあるようです。(徒然草)

長々と乱文、失礼しました。
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この回答へのお礼

大変くわしいご説明ありがとうございます。
神道の知識はほとんどなく、たましいの声にしたがって信仰してきました。
今は、ねのくにそこのくに、の時でしょうか。
それとも今そこを抜け出さんとしているところでしょうか。
お書きいただいたことを参考にさせていただき、あたらしい時代の生き方を探してみようとおもいます。
 

お礼日時:2005/11/10 00:26

「やおよろずのかみ」は大祓詞ですね。



高天原爾 神留坐須
皇賀親 神漏岐 神漏美乃 命以知氏
八百萬神等乎 神集閉爾集賜比 神議里爾議賜比氏
我賀 皇御孫命波 豊葦原水穂國乎 安國登 平介久 知食世登 事依奉里伎

此久 依奉里志 國中爾 荒振留神等乎婆 神問婆志爾問賜比 神掃比爾掃賜比氏
語問比志 磐根樹根立 草乃片葉乎母 語止米氏
天乃磐座放知 天乃八重雲乎 伊頭乃 千別伎爾千別伎氏 天降志 依奉里伎

此久 依奉里志 四方乃國中登 大倭日高見國乎 安國登 定奉里氏
下都磐根爾 宮柱太敷立氏 高天原爾 千木高知里氏 皇御孫命乃 瑞乃御殿 仕奉里氏
天乃御蔭 日乃御蔭登 隠坐志氏
安國登 平介久 知食左牟 國中爾 成出傅牟 天乃益人等賀 過氾志介牟 種種乃罪事波
天都罪國都罪 許許太久乃罪出傳牟

此久出傅婆 天都宮事以知氏 天都金木乎 本打切里
末打斷知氏 千座乃 置座爾 置足波志氏
天都管麻乎 本刈斷 末刈切里氏 八針爾 取辟伎氏
天都祝詞乃太祝詞事乎 宣禮

此久 宣良婆 天都神波 天乃磐門乎 押披伎氏
天乃八重雲乎 伊頭乃 千別伎爾千別伎氏 聞食左牟
國都神波 高山乃末 短山乃末爾 上坐志氏
高山乃伊褒理 短山乃伊褒理乎 掻別介氏 聞食左牟

此久 聞食志氏婆 罪都云布罪波在良自登 科戸乃風乃 天乃八重雲乎 吹放都事乃如久
朝乃御霧 夕乃御霧乎 朝風 夕風乃 吹拂布事乃如久
大津邊爾居留 大船乎 舳解放知 艫解放知氏 大海原爾 押放都事乃如久
彼方乃 繁木賀本乎 燒鎌乃 利鎌以知氏 打掃布事乃如久
遺留罪波 在良自登 祓給比清給布事乎
高山乃末短山乃末與里 佐久那太理爾 落多岐都 速川乃瀬爾坐須 瀬織津比賣登云布神 大海原爾 持出傳奈牟

此久持出往奈婆 荒潮乃潮乃八百道乃 八潮道乃潮乃八百會爾坐須 速開都比賣登云布神 持加加呑美氏牟
此久加加呑美氏婆 氣吹戸爾坐須 氣吹戸主登云布神 根國底國爾 氣吹放知氏牟
此久 氣吹放知氏婆 根國底國爾坐須 速佐須良比賣登云布神 持佐須良比失比氏牟

此久 佐須良比失比氏婆 罪登云布罪波 在良自登
祓給比清給布事乎 天都神國都神 八百萬神等 共爾聞食世登 白須(←ここです)

完訳は不可能に近いと思います。意訳すらできるかどうか…。古事記やら日本書紀も入ってますし。

最後の方だけ無理矢理訳してみると、
「根の国におわします速佐須良比賣登という神様が穢れをどこか彼方に追いやり、罪穢れも失われているでしょう。
このように失われてしまったものだから、どこを探しても罪というものは存在しないのだと、このように祓え給い清め給えと申し上げます事を天津神国津神をはじめとする、八百万の神様達お聞きくださいと申し上げます。」


さらに区切ります。
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祝詞は全て大和言葉で書かれているうえに、神への奏上を行うものですので、完訳は非常に難しいと思います。


作法にのっとって、目的に沿った祝詞を作る事もよくありますので、個々の違いを網羅することは並大抵の事ではないでしょう。

「はらえどのかみ」は一般的な祓詞で登場します。
掛介麻久母畏伎 伊邪那岐大神
筑紫乃日向乃 橘小戸乃阿波岐原爾
御禊祓閉給比志時爾 生里坐世留祓戸乃大神等(←ここです)
諸乃禍事罪穢 有良牟乎婆
祓閉給比清米給閉登 白須事乎聞食世登
恐美恐美母白須
適当に意訳すると、
「口に出してお名前を申し上げるのも畏れ多い伊邪那岐大神が、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓をなされたときにお生まれになった祓戸大神達よ、
もし諸々の禍事や罪、穢れがあるならば御祓い下さい、お清め下さいと申し上げる事をお聞き届け下さいと恐れ多くも申し上げます」


長文になるので一旦区切ります。
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