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すべてのかかわった人が悪いとは思いますが、
2~3日前、国の記者会見(?ちがうかな)で、
「偽造を想定してない。性善説でみてるから」
という言い訳をしているのをちらと見ました。
性善説というと、真っ先に思い当たるのが無人販売でしょうか。
この場合はそれだけの人件費が無いとか、最悪盗まれても仕方ないか、
といった思いもあると思いますし、またそうなったとしても、販売者が被害をこうむるだけですから、世間から文句は出ないですよね。
で、今回の件ですけど、”検査”ってそもそも性悪説なんじゃないの?と思ったのですがどう思いますか?信頼できるかどうかを”検査”する。
本とに性善説だとすると、「無検査です、自由に作ってください」っていうことですよね???
言い訳にしても、大の大人が考えたとは思えない言い訳だと思います。
まだ、大変だったから適当にやってました、っていわれたほうが、そうかな、と思うと思います。(許しはしませんが)
さて、私のこの意見に反論するとしたらどのような意見があるのでしょう。
国側の立場で考えて教えてください。

A 回答 (6件)

質問者さんと回答者さんのズレがありますので補足させて頂きます。


質問者さんは「図面検査」と書いておられますが、建築確認申請では図面検査はありません。
あくまでも「確認」「申請」ですので、申請された図面が建築基準法に違反していないか確認する手続きが行われるだけです。申請するには建築士の資格が必要です。国家認定された専門家が、建築基準法に基づき設計を行い、建築士法に従い行う業務です。
今回の構造計算書捏造偽造事件は、建築確認申請の盲点を突いた悪質な犯罪です。
再発を防止するには制度改革しかないと思います。
自己使用建物と販売用建物、賃貸用建物など建築後の使用形態により審査基準を変えるなどもひとつの方法だと考えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
僕は建築に関してあまりに興味がないため(買うと言うことに関しても、作ると言うことに関しても)
検査というと、図面を見て規格に合っているかみているのかなあ、と言うことをみるのだと思い込んでいました。
言われてみると、世の中にこれだけ建物があって、検査でききるわけないですね・・・
これからは買う側も注意しないといけないですね。

あと、民間で、検査機関ではなく、一般向けにあら捜しをしてくれるような仕事??(よくテレビでやるびーだま転がしたりするやつ)を立ち上げたら儲かるかもしれないですね。
機関とかはもう信用できないですからね。

お返事おくれまして申し訳ありませんでした

お礼日時:2005/12/18 12:56

質問者さんの言う通り「大の大人が考えたとは思えない言い訳」に聞こえるかも知れませんが、実際確認申請というシステムは性善説の上に成り立っている(依存している)部分が多いです。

下記のサイトなどご参考にしてみると良いかもしれません。

参考URL:http://plaza.harmonix.ne.jp/~alphin/gizou.html
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この回答へのお礼

確認申請ってあまり意味のないものなんですね。

よくわかりました。回答畏れ入ります

お礼日時:2005/12/18 12:57

建築物を建築する際には確認申請を行政又は民間の確認検査機関に提出するのですが、確認申請書の第1面に「この申請書及び添付図書に記載の事項は、事実に相違ありません。

」と言う文言があります。つまり、「この申請書及び添付図書に記載の事項には、嘘・偽りはございません。」という意味で、申請者と設計者は押印して提出します。それが性善説です。
審査する側はそれに基づいて、間違い・不足等がないか審査します。
「嘘・偽り」と「間違い・不足」は異なります。
性善説に基づいて「間違い・不足」を審査するのと、性悪説に基づいて「嘘・偽り」を審査するのとでは見るポイント、ページが違います。ですからテレビ等で専門家の意見として「ひと目でおかしいところが分かるのに、何故見落としたのか?」というような意見が取り上げられますが、同じ建築関係者でも立場が違うとそうなるのです。
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この回答へのお礼

ここでいっている”検査”とは、単純に書類がそこにあった、というような
確定日付印、見たいなものですかね。
後は字が間違っていないかとか、書式が変じゃないかとか・・・

お礼日時:2005/12/02 17:59

こんにちは。



昨今の検査や基準法の流れとして、「建築士がやるべきことは建築士の責任の範囲でやらせる」という流れが出来上がりつつあると思います。
今回の事件はその流れを根底から覆す事になりそうですが。

>、「無検査です、自由に作ってください」っていうことですよね
というよりも本来、役所の検査は”役所でしか判断できない事”がメインになっています。(例えば道路の問題とか)
その他、一応、設計図にひどいミスや見落としがないか、チェックするというのが多分、役所の見解だったんだと思います。要するにダブルチェックですね。検査検査といってますが、本来は「確認申請」ですから、「許可申請」ではないわけです。行政が許可する類のものではないわけですね。

特に、構造の場合は役人ごときがみてわかる資料ではないということもありますが、荷重(しかも長期荷重!)をごまかすなんて恐ろしい事、構造屋がやるなんて確かに今まで誰も考えなかったと思います。だって崩れちゃいますからね。

そういう意味での性善説ではないでしょうか。

そういうふうに言うと「じゃあ検査なんてやらなくても一緒だろ」という意見もあると思いますが、それはモノつくりをしている人間のモラルになってくるはずだと思います。
新聞を見ていて、「こんなにもモラルが低下しているのか」と建築士の端くれとしてやりきれない想いです。
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この回答へのお礼

なるほど、設計のチェックは無いということですね。
法律上道路にはみ出してないかとか、
危険地帯じゃないかとか、
そういうことだけをチェックしていたのですね。
確かにモラルの問題のような気がします。
考えてみたら、設計の妥当性のチェックは無理かもしれませんね。

お礼日時:2005/12/02 17:54

「検査」が何故必要かということになると、確かにあなたのおっしゃる通り「性悪説」からスタートします。


でも、「検査」の中味は、全て「性悪説」ではありません。「検査」にもコストはかかりますから、当然経済性の原理から、「検査」は全て「全数、全工程」検査ではなくて、個々の検査大使用項目は「抜き取り」検査の考え方が一般的です。
その時に、検査のポイントとして「性悪説」で要注意事項として焦点をあてる項目と、「性善説」で検査から除外しても大丈夫と判断する項目とが当然でてきます。

構造計算がコンピューターシステムで行われるようになってから、コンピュータシステムで計算する構造計算への信頼感が「性善説」の盲点となっていたのだと思います。

とはいえ、単に一民間検査機関だけのミスにとどまらず、自治体も含めて複数の検査機関のミスに広がっている状況を見ると、人為的なミスというよりも、検査マニュアル(制度上)の問題である可能性が大きいと思いますね。
検査内容の見直しの通達がどのタイミングで出るかによって国の対応を評価しなければならないでしょうね。
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この回答へのお礼

構造計算に関しては、チェックなし、だったというわけなのですね。
なるほど、役人にはわからなそうですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/02 17:50

おっしゃるとおりです なぜそんなことがおこるか


というのをある評論家が言ってましたが
民間の検査会社といっても 天下りの受け皿で
どちらかといえば 年配の人間が多く 複雑な計算式
や 新しいソフトを使いこなせない人種ということです
要はまともな検査ができる環境ではないのです
どっちにしても裏で政治が動いています
国の検査が出来る人間が少ないから 民間にもやらせよう
という政治の力がかかったからこうなったのです

ヒューザーの社長は こういう場合になったときにある
保険の存在すら知らなかったと言っています
ある論説委員が 保険に強制加入させて 利害が反する
保険会社に検査機能を持たせれば うまくいくと
いう案を言ってました なるほどなと感心しました

BSE問題にしたってそう アメリカに押し切られた
形で輸入再会しますが もし異常プリオンが混入
という事態になった場合 誰が責任を取るのでしょうね?
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この回答へのお礼

どうやら、検査というよりも、単なる検査印みたいな感覚だったみたいですね。
日本のはんこ社会の弊害でしょうか。
はんこさえあれば安心できる、みたいなことでしょうね。
実際にははんこなんて誰でも押せますものね。

回答ありがとうございました

お礼日時:2005/12/02 17:48

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