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トランジスタの増幅回路の学生実験後に
「ひずみがなく,しかも最大に増幅するためには,トランジスタの動作点をどこにとればよいか,静特性曲線測定値から考察せよ」というものがありました。
そこで直流負荷線と交流負荷線から求めるということを書いたのですがこれは一般論的な解答なのでダメ,測定値から動作点をどこに取るか考察せよ。というのです。
教授の話によると,一般に,設計するときにはまず動作点を先に決めてVccの値を決め,直流負荷線などを決定するものだということでした。おそらく,遮断領域,飽和領域も考えないといけないと思いますがそこまでよくわかりません。
どうかヒントでもいいので教えてくれませんでしょうか?

A 回答 (1件)

設問の意図は、出力信号の振幅において、上下いずれかが先に歪む(欠ける)のではなく、同時に歪み始める動作点はどこか、との解釈が普通です。

そのように設計します。
エミッタ接地の例;
バイアス点を、出力信号振幅Sの半分の値をVceとコレクタ負荷に分担すると、動作的には、
Ic=0ならば、コレクタ負荷=0V、よってVce=S
Ic=S/コレクタ負荷ならば、Vce=0V
これで、コレクタから振幅Sを取り出すことが可能。

負荷曲線では、横にVce、たてにIcをとり、
Ic=0のときのVce(Vcc-Ve)
Vce=0のときのIc
この2点を結んだ中点を動作点とすると、出力振幅Vceは±同振幅の最大値が得られる。
コレクタにトランスやコンデンサなどがあると交流負荷は小さくなり、負荷曲線はこの動作点を支点として少し寝た格好になるので、動作点を動かして±同振幅の最大値を売るようにする。

参考になりますか? トランジスタ回路などを覗き見すればかかれていると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!参考にさせていただきます。助かりました!!

お礼日時:2005/12/21 00:52

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