プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

グランプリファイナルで、浅田真央選手が2位に8ポイントもの差をつけて優勝しました。凡庸なレベルを超越した見事な演技でした。
日本人特有の「プレッシャー」もなく、まさに国際大会向けの逸材だと思います。

年齢わずか3箇月差での、トリノ出場NGとの報道。

そんなに形式ばっている余裕が、日本スケート界にはあるのですか?
メダルが取れる可能性がとても高い選手を「形式」だけで切り捨てる余裕があるのですか?他にチャンプになれる選手がゴロゴロしているんですか?

なにより「世界一」になった選手に「トリノは指をくわえてみていなさい」とよくいえるものだ、と感心してしまいます。浅田選手にバンクバーまで待たせると、20歳になってしまいます。残念でなりません。

私はド素人ですが、各種報道を見聞きし、それなりに「情報」は持っているつもりでおります。
ISUの会長は「基本的には無理。まず日本からの働きかけがあってから対応する」と述べ、貴連盟幹部は「GPファイナルで活躍したら働きかける」と述べたにもかかわらず、城田憲子フィギュア強化部長は「働きかけることはしない」と明言した。

しかし、
●何故、ISUに「働きかけることすらしない」のか?
●連盟のHPを見ても何にも表明していない。

この2点につき、事情を詳しくご存知の方、お教えいただければ幸いです。

要するに不満なのです。

A 回答 (15件中1~10件)

再び申し訳ありません。



メダルを取ればいいのであれば、荒川が取るでしょう。
銀か銅かわかりませんが。
彼女はグランプリシリーズの調子が悪かったですが
それでもスコアの合計はスルツカヤ、浅田に次いで3位です。
ファイナルに出られなかった理由は、2大会とも浅田、スルツカヤ、コーエンといった強豪と当たったためです。
トリノでは確実に調子を上げてくるでしょう。
もちろん、これは他の選手にも言えることですが。


浅田真央の4年後を危惧する声が多いですが
ここ3年で彼女の身長は20cm、体重は10kgほど増えています。
それでもスキルは変わってないどころか、上達しています。
お姉さんや、お母さんを見る限り必要以上に太ることもないんじゃないかと思います。

今、ありえない重圧を与えるよりも
のびのびと4年後、8年後金メダルを目指して欲しいですね。
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この回答へのお礼

素朴な疑問から投稿したテーマでしたが、多くの方々から各種大変参考になるご意見をいただきました。大論戦していただいたお二人にポイントをつけさせていただきました。最後までご意見をいただいたyuya-27さん、ポイントにはなりませんが、本当にありがとうございました。「意見」という意味ではyuya-27さんと同感です。

お礼日時:2005/12/23 20:27

いろいろ事情がありますね。


スポンサーの問題もゼロと言ったら嘘になると私は思っています。

フィギュア界ではイリーナ・スルツカヤという選手が一つ次元の違うところにいたのですが
今回、浅田真央がその次元にたどり着きました。
勝ったのは「スルツカヤの調子がよくなかった」というのもありますし
「日本開催だった」 というのもないとは言い切れません。
おそらく五輪で浅田真央が出ても銀だと思います。


浅田真央が出場しなければ、別次元の選手はスルツカヤ一人。
銀メダルであれば取れる選手はたくさんいます。
荒川、安藤、村主。
彼女らが完璧な演技をすれば銀メダルのポイントくらいは獲得するでしょう。
残念ながら中野友加里は完璧な演技をしても4位くらいだと思います。


浅田真央が特例で日本の枠を一つ減らして出場すれば
彼女は何が何でもメダルを取らないといけない状況になります。
15歳、中学生の少女にそんなプレッシャーを与えたら潰れかねません。

彼女は特別と言う声もありますが、完全に無責任な発言です。


今の女子フィギュア界は層が厚いです。
しっかりと調整して五輪に向ければ、メダル二つ持って帰れるくらいです。


形式ばった余裕があるかないか、と問われれば
「ある」 という答えになりますね

この回答への補足

JOCの強化本部長が21日「浅田を(五輪に)出すべきだ」と発言しました。

また、総理大臣や内閣官房長官までもがこの話題にコメントをしました。

城田強化部長の発言に対して、異論・反論が各種メディアから段々と出されてきているのも事実ですね。

何だか、大変なことになってきてしまいました。

補足日時:2005/12/22 20:30
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
これも貴重なご意見です。
ただ、「中学生の少女にプレッシャーを与えたら潰れかねません」の部分は、(私はド素人ですが)ちょっとどうかなと思います。4年待っていたら未成年の人たちは心身ともに変化する時期を「待つ」ことになります。プレッシャーで潰れるか、4年待ったら五輪出場に妥当なスキルが失われているかもしれません。仰っておられることはよくわかっているつもりです。前者は浅田さん自身を気遣う部分があります。敢えて挑戦的に私が後者を掲げたのは(本当に心が痛みますが)浅田さん個人ではなく「五輪でメダルを取れるかどうか」という視点に客観的に立って述べたものです。

お礼日時:2005/12/22 20:23

少し誤解があるようですので・・・。



プロ選手が参加可能というのは他の競技を指して述べております。なぜフィギュアだけが出来ないのかと言う単純な疑問を差し向けました。

世界最高の祭典にプロもアマも本来は関係ないと思います。
しかし現実には万一のことを考えると過去の名声を汚す様な結果になることはプロ選手は望まないでしょうから再登場することは少ないかも知れませんね。

陰謀説などと煽っているものではないことは文中を良くお読みになれば御理解頂けるものと思います。
ただ、権力が集中しすぎると色々と良くないことが出てくることは他の事例でも当てはまるのではないでしょうか。
特に過去に色々な不祥事を引き起こした国際スケート連盟(日本のことではありませんよ。念のため)ですから・・・。
オリンピックの精神に則り、痛い腹を探られない様に誰が見ても公平かつ最高の演技者を選出させると言う義務がISUにはあるのではないでしょうか?
現在の世論(日本だけではない)も無視は出来ないでしょう。そのことを述べています。

早くからプロに行く様になると意欲の減退や技術の沈滞が起こると言う理論にも大いに疑問があります。
例えば16歳で世界チャンピオンになって直ぐにプロ転向した場合と15歳でプロ転向してしまった場合と果たしてどれだけの違いがあると言うのでしょう?
またプロへの意欲は誰にでもあるものではありません。
またプロへの道があるからここまで栄えたと言うのも一つの事実ではないでしょうか。目を背けないで現実を直視するべきだと考えます。(私も当時プロへの道があると考えていましたし、今は別の道ですがプロとなりました)
だからいっそのことプロでも参加を認めてしまったらとの意見も出るのです。(この意見は私だけではありません)
また若いから必ず勝てると言うものでもありません。
現在の改正された採点方式はむしろベテラン有利に働いていると思います。その難関をかいくぐって出てきたとしたらまさしく正当なチャンピオンではないでしょうか?

ISU組織の権益を求めるよりIOCの精神を重視する方がはるかに大切だと考えます。
誰もが納得の行く回答を世論は欲しているのです。
決して冒涜するものではありません。
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この回答へのお礼

度々のご回答ありがとうございます。
aiken2000さんとkiraillaさんの間に、私・質問者は挟まれてしまいました・・・。
お二人とも一家言お有りなので、まるっきり素人の私としては「なるほど」くらいしか言えません・・・。困っちゃったな。
(kiraillaさんへのお礼と同じ内容でごめんなさい)

お礼日時:2005/12/22 20:13

#No.10です。


そろそろ「JSFの陰謀説」は止めませんか? JSFの陰謀説は日本スケート連盟(JSF)関係者を冒涜するものですし、そもそもアスリート達に失礼です。JSFは「国内競技連盟」ですのでISUが上位団体になりますが、ISUの権力は強大であり、一国の競技連盟でどうこうできるものではないのです。

No.11さんのおっしゃる「対象となった選手に対して(強化選手)特別なプログラムが実施されます。今回はその対象となった以外の選手が偶然にも複数(もう一人の実名は控えます)台頭してきてしまいかなり慌てていると言うのが実情」とは浅田選手と中野選手を指しているのではないかと察しますが、今回の五輪選抜レースに乗ってきているのは下記の通り全員、特別強化選手と強化選手です。

【特別強化選手】
 安藤美姫選手、浅田真央選手(シニア・ジュニア重複指定)、村主章枝選手、恩田美栄選手、荒川静香選手
【強化選手】
 中野友加里選手

強化選手は昨年の実績等も加味されますので、昨年あまり実績のない中野選手は強化選手止まりとなっていますが、そうはいってもJFSの女子フィギュアスケーター達の頂点、TOP10に入っているのですから今季の活躍をみれば十分に五輪選抜グループの一員だと思いますし、来年度は特別強化選手に選抜されるのではないかと思います。

また、現在のオリンピックにプロ選手は参加できません。一回だけリレハンメルオリンピックでプロ選手の参加が許可され何人ものプロ選手が出場しましたが、現在は従来と同じアマ選手だけの参加が許されています。

国際スケート連盟(ISU)がGPシリーズを始めたことでISUが商業主義に走り始めた事はNo.10で書いた通りですが、「ISUの主管する競技会でなければ世界選手権王者やオリンピックのメダリスト達の演技を見られない事」と「ISUが関知できないプロスケーターのアイスショーでしか世界選手権王者やオリンピックのメダリスト達の演技を見られない事」はISUにとって天地の差があります。またメダリスト達が若い時にプロに転向することは競技会の質が落ちることにも繋がり、競技会に参加する他のアマスケーター達の意欲を減退させてしまう要因にもなりかねないのです。(aiken2000さんがフィギュア経験者なら、メダリスト達も参加する全日本や国体を一度は目指した経験があるのではないですか?)

ルールやレギュレーションが度々変更され、それによって同じ条件にも拘らず時代によって参加できる選手、参加できない選手がいることは確かに残念です。しかし、秩序を保つことは競技会には絶対不可欠のものであり“悪法もまた法”の例えではないですが、その時のルールやレギュレーションに沿った運営がなければ競技会は混乱し、もっと不合理や不都合が出てくる可能性があるのです。

五輪選手に選抜されるには本人の実力はもちろんですが、周囲の力や運も大切なのです。もし浅田選手が強運を味方につけ、日本ばかりでなくアメリカやその他の国も巻き込んでマスコミやファンの「彼女をオリンピックで見たい!!」という声が大きくなったとしたら、No.10に書いたようにISUが特例中の特例を認めるミラクルもある「かも」しれません。
 
【平成17年度 女子フィギュア強化選手一覧】
 http://www.skatingjapan.or.jp/jsf05-06/figure/ky …
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この回答へのお礼

度々のご回答ありがとうございます。
aiken2000さんとkiraillaさんの間に、私・質問者は挟まれてしまいました・・・。
お二人とも一家言お有りなので、まるっきり素人の私としては「なるほど」くらいしか言えません・・・。困っちゃったな。

お礼日時:2005/12/22 20:11

この問題は一般の人が想像する以上に複雑な御家事情があると考えます。



私も昔フィギュアをしていましたが、オリンピックなどに出場する選手は過去の競技結果を参考に事前に絞り込まれ、対象となった選手に対して(強化選手)特別なプログラムが実施されます。今回はその対象となった以外の選手が偶然にも複数(もう一人の実名は控えます)台頭してきてしまいかなり慌てていると言うのが実情ではないでしょうか。
そのお膳立てがあって今更面倒を見ていた選手達に言い訳(心理的負担を掛ける)が立たないと言う事情もあると考えます。

しかしながら、その時代の最高の選手を決める最大の大会がオリンピックではなかったでしょうか?
今一番と判定された選手が特例なくして参加を阻まれたら、オリンピックはやがて二流の選手達(大袈裟に言えば)で行う事態になってしまう恐れもあります。つまり第二第三の真央ちゃんが複数名出てきてしまった時の事を考えねばならないと言うことです。
その時の金メダルの値打ちって一体・・・。

医学的見地からと言うのは全く持ってナンセンスと思います。実はフィギュアは小学校高学年までに全ての種類の多回転ジャンプが出来なければ選手として見込みがありません。その為には小学校低学年からかなりハードな練習を積む必要がありここで実情と大きく矛盾しています。(成長してから練習しては跳べない)

またオリンピックの開催間隔も問題になります。
フィギュアなどで4年間はあまりにも長すぎ、その間トップを走り続ける大変さは計り知れません。
次の機会に真央ちゃんが今のレベルを保っているかは誰も予想が付きません。(更に進化していることを期待しますが)

また一般に言われ始めている早くからプロ転向してしまうから・・・と言う理屈もおかしな話です。
と言うのも、どの年齢であっても去ってしまうと言う結果は同じではないでしょうか。早いか遅いかの問題だけですよね。
長く手元において管理できる選手で居続けて欲しいとしたら、これは協会側のエゴであると考えられないでしょうか?
今ではプロ選手も参加出来る時代なのです。

あまり変な話は出来ませんが、今回の全日本選手権で審判に不正(メンツを保つ為に真央ちゃんを不当に低く評価するなど)が行われなければ良いのですが。
私もよく監視することにします。世界が見ていますので。

ちなみに、最初にオリンピックに出場した日本人フィギュア選手は当時12歳であったと言うことを補足しておきます。ルールは時代によって、また裏事情で幾らでも変われるものと言うことです。
競技事態の判定ルールも変わりますが出場資格を年齢で制限する(水泳では14歳で金を取った方も居ましたね)ことの矛盾を強く感じるのは私だけではないと思います。全人類に参加資格を与えその時代の最高の選手を選出すると言うのが最もシンプルであると思います。
また特定の組織に属していないと参加出来にくいと言う現状もおかしな話ではないでしょうか。それであれば複数の団体を認めてしまい互いに競い合ったらもっと強い選手が出てこれる可能性もあるのですから。

以上の様な台所事情で決まってしまう現状に疑問を強く持ちます。
単純に世界最高の場に最高の選手を皆で祝って送り出してあげられる時代が早く来ると良いですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。一家言あるご意見だと思います。仰っておられることも的を得ておられると思います。
医学的見地云々は、私も同感です。
「単純に良い選手を単純に送り出したい」私も同感です。

お礼日時:2005/12/22 20:03

初めまして。

私はリレハンメルオリンピックと長野オリンピックの組織委員会で働いた経験を持つ者です。
かなり長文になってしまいましたが、ご容赦ください。

最初に、ISU会長のチンクアンタ会長は「個人的には彼女をトリノで見てみたいとは思う」と述べておりますが、「基本的には無理。まず日本からの働きかけがあってから対応する」とは述べておりません。もしそのような発言があったのであれば日本スケート連盟(JSF)はすぐにでも動いていたでしょうし、逆にISU内部では問題発言として捉えられていたはずです。

9年前のISU総会において、従来適用されていた15歳未満の成績優秀なアスリートに対するオリンピック出場の特例を撤廃し、一律に出場不可とした決議には日本も含めた大多数の各国連盟が賛成しています。ですから、9年前に特例撤廃に賛成した日本が自国の選手を出したいからと言って今回例外出場を叫んだらどうなるか? JSFとしても可能ならばISUに働きかけをしたいでしょう。しかし、陳情したくてもJSFの立場上できない、というのが現在の彼等の立場ではないでしょうか。この問題で一番もどかしい思いをしているのはJSF自身ではないかと私は思います。

一方でJOCの竹田会長は「日本スケート連盟(JSF)から要望があれば国際オリンピック委員会(IOC)への対応などを考える」と説明しています。その上で「IOCが今回の問題をどう受け止めるかにかかっている」と話していますので、もし今週末の全日本選手権で浅田真央選手が再び優勝するような事が起きればJSFとしても何らかのアクションを起こすかもしれませんね。またISUとしてもIOCやマスコミ、ファンからの声が大きくなれば、そもそも年齢制限になった原因が金メダリストのプロへの流出ですので「オリンピック後しばらくはプロに転向しない」という条件などを付けた上で特例の特例を認める…、というミラクルもあるかもしれません。現在アメリカのABCニュースがこの問題を取り上げて同情論を書いていますし、アメリカでの放映権を持つNBCテレビもGPファイナルのニュースでこの問題に触れています。IOCとしてもトリノオリンピックのために数百億円の放映権料を払ってくれるテレビ局から依頼があれば動かざるを得ないでしょう。(ただし、これが彼女の出場に繋がるかは別ですが)

また一部ですが、浅田選手が水泳の岩崎選手のようになってしまう事を懸念する声もあります。フィギュアスケートに拘らず、いろいろな競技のアスリート達は競技会に合わせて自分の力がピークになるように調整してきます。が、そんな努力とは別に、あるシーズンにアスリートの実力が急激に花開いて一気にピークに行ってしまう場合もあります。これは例えばバルセロナオリンピックの競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した岩崎恭子選手の例があります。彼女は自身の突然の金メダル獲得によって燃え尽き、マスコミなど周囲の狂乱に翻弄されてしばらく自身を見失っていました。結果として競技生命を削られてアトランタオリンピックでは不本意な成績で終わり、そのまま選手生活を引退してしまうという非常に残念なことになってしまいました。

トリノには選手として参加できなくても、今回は選手団付きのスタッフとして参加してオリンピックを経験することで、次回のバンクーバーへの布石としても良いのではないか…とも思いますね。

【NBCテレビの浅田選手を扱った記事】
 http://www.nbcolympics.com/figureskating/5078282 …
【NBC OLTMPICS COM.】
 http://www.nbcolympics.com/figureskating/index.h …

以下は同様の別のご質問に書いたものです。ご参考まで。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1847386
-------------------------------------------
国際スケート連盟(ISU)は、まだ成長期にある「子供」の身体に競技の負担をかけることで選手生命を短くしないため、という健康面の理由を年齢制限の根拠の一つにしています。
ただ実際のところ、競技会で優秀な成績を収める選手は10歳~12歳までに6種類あるジャンプのすべてをマスターしており、逆に言うとその歳までにマスターできない選手や競技開始年齢が遅い選手は大成していないのも事実です。僅か小学生位の年齢であれだけのジャンプを楽々とこなして故障しない選手だけが競技会で上位入賞しているのですから「ジャンプをバンバン跳ぶ事が幼い身体にとって医学的に悪い」というISUのロジックでは競技レベルを選手の年齢別に制限する必要があるわけで、そんな面ではISUの理屈もかなり怪しいものではあります。

また長野オリンピックの金メダリスト、タラ・リピンスキー選手だけでなく、彼女と同様に15歳そこそこだったリレハンメルオリンピックの金メダリスト、オクサナ・バイウル選手もまたオリンピック後すぐにプロに転向してしまった、という事実もあります。ISUとしても、せっかく育てた若く優秀なアマ選手がプロに転向してしまうことは、競技運営の面からもマイナスですし不本意でしょう。特に1995年から始まったGPシリーズで多くのスポンサー料やテレビ放映権を得ることはISUの運営を財政的に安定させることにも繋がりますので、ISUとしても実力のあるアマチュア選手を少しでも長い間支配下に置きたいと考えるわけです。

ところがショービジネスが盛んなアメリカなどではフィギュアスケートの人気も高く、世界選手権王者やオリンピックの金メダリストは引く手数多なのも事実です。欧米のフィギュアスケート選手にとってプロの世界で稼ぐことは大きな夢でもあり、ISUの思惑とは矛盾するんですね。ISUが世界選手権とオリンピックだけに出場年齢制限を設けていてGPシリーズには年齢制限がない、というのもこんなところが本音ではないかと云われています。

余談ですが、浅田選手の年齢制限に関してはこんな憶測も出ています。

【関連記事】
 http://news.goo.ne.jp/news/fuji/sports/20051219/ …
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この回答へのお礼

いやぁ、流石は元関係者でいらっしゃる。微に入り細をうがつ、とはこのとこですね。
詳しいご説明・ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/22 19:58

すいません。

素人です。
●何故、ISUに「働きかけることすらしない」のか?
●連盟のHPを見ても何にも表明していない。
の事情ということですが…
いろいろな、裏事情はあったとしても、いちばん大きいのは、スポーツマンシップではないでしょうか?
ぼくも浅田選手の演技素晴らしいなと思い、はじめの内は腹立たしい思いをしていました。
ただイロイロなコメントを聞き自分の中で整理すると上記の言葉になりました。
どんな事情があろうとも、ルールの元で争われるからスポーツは感動できるのだと思います。
年齢制限もどんな理由で決めた事であれルールだと思います。
日本はオリンピックの価値を何よりスポーツマンシップに置いている国だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
スポーツマンシップとルール。確かに一理ありますね。

お礼日時:2005/12/22 19:55

あまりにも浅田選手を出せという意見が多いので正直驚いています。



一番の理由は身体的な成長を阻害する恐れのある、過度なトレーニングなどを防止するといったこともあるのではないでしょうか? なぜこれほどまでにあれこれと理由をつけて、スケート連盟などをたたくのか私には理解できません。
ここで浅田選手を特例で出場させたら、第2、第3の浅田選手やもっと年齢の低い選手が出てきてもおかしくないと思います。そうなると年齢制限の目的である過度なトレーニングを防止するといったことがないがしろになるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

まずは、ご回答ありがとうございます。

えっと、私の質問は「嘆願すらしない事情」をお聞きしたからであって、「ご感想をお聞きしたいのではない」のです。ですから貴重なご意見だと思いますが、主旨が違う点はご了解ください。(特設アンケート、の場ではありません)

お礼日時:2005/12/20 11:49

まず、


http://tbn.to/
のサイトの中段辺りを見てください。
日本連盟の城田憲子フィギュア強化部長は、安藤・荒川・村主を発掘し育てています。また、浅田・恩田・中野は山田満知子コーチがついています。
そして、この二人は犬猿の仲らしいのです。
http://www.narinari.com/Nd/2005125355.html
スポンサーがついているのも、城田コーチのほうです。安藤がトリノに出られなければスポンサーも困ります。

よって、フィギア強化部長である城田憲子の恣意的な要因と、スポンサーの金銭的な要因で
浅田真央がトリノに出られるように、嘆願書を出さないのです。
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この回答へのお礼

いやぁ、細かいところまでご指摘、嬉しい限りです。こういうときは、どんな検索をかけるとこんなに多くの情報がGetできるのですか?

お礼日時:2005/12/20 11:44

>●何故、ISUに「働きかけることすらしない」のか?


城田憲子フィギュア強化部長が、
「平社員(日本スケート連盟)が社長(ISU)にお願いなんてしにくいでしょ?」
「私が真央を出すかどうかで動揺すると、他の選手も動揺してしまう」
「真央1人のために、3人を殺すことはできない(?)」
などと、テレビで発言していました。
(うろ覚えなので一字一句正確ではありませんが。)
これには、コメンテーターの方々も納得いかないと、言っていました。(私個人も納得いきません。)
嘆願書を出さないと決めているのなら、もっと明確な理由をHPに掲載してほしいものですね。
浅田選手が出場せずに、もしもメダルが取れなかったら、
「浅田選手が出ていればなぁ」という流れになりそうで、他の代表選手も気の毒に思えます。
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。
何たらいうフィギュア強化部長さんの高慢な発言には本当に腹が立ちます。その発言を教えてくださってありがとうございます。

浅田が出ていれば・・・。同感です。必ずそうなることでしょう。

お礼日時:2005/12/20 11:37

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