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この商品は”切らしております”か、”切らせております”どっちでしょう?”し”か”せ”か。

できれば文法的な解釈をお願いします。

A 回答 (3件)

「在庫を切らす」、とか「息を切らす」の「切らす」は五段活用の動詞です。


五段は、未然さ(そ)、連用し!、終止す、連体す、仮定せ、命令せ、と活用しますね。
後ろに~マス、~テ、~タがつくのは連用形と習ったと思います。
つまり「切らしテおります」の形しかありません。「切らせテ」の形はありえないのです。

一方、「切らせて」という形があるような気がします。しかし、それは動詞「切る」に使役の助動詞「せる」が付いた「切らせる」です。
つまり、他の人に「切らせる」という意味に使いますよね。例文の文脈ではこの意味ではないでしょう。この用法以外に「切らせて」となるものはありません。

「商品を切らせております」は、方言か誤用かはわかりません。しかし、標準(共通)語ではないことは確かです。関西の人の多くが「そんなに息を切らセてどうしたの」などと使っているようであれば、きっと方言なのだと思います。
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#1です。


よくチェックしなかったため「凝らせる」を「懲らせる」にしてしまいました。
恥ずかしいことです。
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使役の場合は「~を切らせて」ですが、この場合は使役ではなく、派生他動詞なので、「切らす」ですね。


つまり「切らして」が正解です。

元の自動詞が上一段活用の場合(降りる→降ろす)や下一段活用の場合(漏れる→漏らす)の時は、それぞれ使役形の「降りさせる」「漏れさせる」と混同されることは稀です。
これに対して、元の自動詞が五段活用の場合は、使役形の「澄む」の派生他動詞「澄ます」と使役形の「澄ませる」が混同されやすく、近年「耳を澄ませて」と言う人が増えてきました。
一つには「僕にやらせてください」を「~やらしてください」という方言的な言い方を正そうとする規範意識が行き過ぎて働くことも考えられます。

「机を動かす」「雪を融かす」「鐘を鳴らす」「工夫を凝らす」「茶を沸かす」
これらが「~動かせる」「~融かせる」「~鳴らせる」「~懲らせる」「~沸かせる」とならないことを願っています。

この回答への補足

なるほど。ありがとうございます。
私が引っかかっているのは、「切らせる」とは言いますが、「切らする」とは言わない、ということです。
また、自身が関西出身なのですが、方言的な要素はないでしょうか?よく、「関西ではよくそういう表現するよね」と言われます。

補足日時:2005/12/27 23:40
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