“集団の噴出”という現象の意味を教えて下さい。
どうも圧力団体と関係があるようですが・・・

A 回答 (1件)

 「集団の噴出」とは、アーネスト・バーカー(Ernest Barker)の言葉です。


 欧州は近代に入って、王族や貴族や豪商といった階級社会とは異なった、全く新しい「大衆」というグループができてきました。これが、まったく新しい時代を創造し始めます。この大衆が、様々な「組織」を形成して行きます。
 たとえば「労働組合」であり、階級闘争が生まれたりします。そして自分達の利益を求める集団として政治に対して圧力をかけるようになります。
 本来であれば、政治は、国民の代理である政治家(民主的な選挙によって選出された人たち)によって執行されるのですが、この政治家に対して、さらに具体的な要求を突き付けるなど、より積極的な大衆行動をとる組織として「圧力団体」が生まれます。
 そして、圧力団体の台頭について、その主要因として「社会集団の噴出」が挙げられます。一般的に言って「大衆」は、流行に流されやすく、同一思考を持ちやすく、一般化しやすく、権力に対して受動的、であるはずです。しかし「集団の噴出」とは、この逆です。特定の集団によって、自分達の利益や思考を持ち、意思決定をし、行動をし、権力に対抗することさえあります。
 「集団の噴出」は、大衆の組織化と、その積極行動を示しています。また、近代の民主主義の現れでもあり、大衆集団の危険性をも示唆しています。
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この回答へのお礼

私の些細な疑問だったのですが、予想以上に内容の濃い返答をいただきまして
大変嬉しく思っております。
これを機にもう少し政治について勉強してみようと思います。
chienさん、詳しいご説明ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/21 23:41

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Qイデオロギーって何ですか???

イデオロギーとはどんな意味なんですか。
広辞苑などで調べてみたのですが、意味が分かりません。
どなたか教えてください。

Aベストアンサー

イデオロギ-というのは確かに色んな解釈をされていますけど、
狭義ではそれぞれの社会階級に独特な政治思想・社会思想を指します。

つまり分かりやすく言えば、人間の行動を決定する根本的な物の考え方の
体系です。一定の考え方で矛盾のないように組織された全体的な理論や思想の事を
イデオロギ-と言うんです。

例えば、人間はみんな千差万別であり色んな考えを持っています。
だから賛成や反対といった意見が出てきますね。
しかし、イデオロギ-というのはみんなが認める事象の事です。
イデオロギ-には賛成・反対といった概念がないのです。

例えば、環境破壊は一般的に「やってはいけない事」という一定の考えに
組織されています。つまりみんなが根本的な共通の考え(やってはいけない事)として組織されているもの、これがイデオロギ-なんです。
しかし、社会的立場によってはその「やってはいけない事」を美化して
公共事業と称して環境破壊をする人達もいますけど。
ここでイデオロギ-という概念に対して色んな論説が出てくるわけです。
一応これは一つの例ですけど。

というかこれくらいしか説明の仕様がないですよ~~・・。
こういう抽象的な事はあまり難しく考えるとそれこそ分からなくなりますよ。
この説明で理解してくれると思いますけどね。

イデオロギ-というのは確かに色んな解釈をされていますけど、
狭義ではそれぞれの社会階級に独特な政治思想・社会思想を指します。

つまり分かりやすく言えば、人間の行動を決定する根本的な物の考え方の
体系です。一定の考え方で矛盾のないように組織された全体的な理論や思想の事を
イデオロギ-と言うんです。

例えば、人間はみんな千差万別であり色んな考えを持っています。
だから賛成や反対といった意見が出てきますね。
しかし、イデオロギ-というのはみんなが認める事象の事です。
イデオ...続きを読む

Qメリアムのミランダとクレデンダ

どこで尋ねれば、良いのかわからなかったので、こちらで質問します。メリアムのミランダとクレデンダとは何ですか。政治学は、まったくの初学者ですので、できるだけわかりやすくお願いします。あるいは、詳しく説明しているサイトがあったら教えてください。

Aベストアンサー

 ミランダとクレデンダというのは、アメリカの政治学者C.E.メリアム(1911~)が『政治権力』の中で提示した、政治的象徴の分類です。まずミランダとは、大衆の情緒的・非合理的側面に訴え、権力を神聖かつ壮大なものとして正当化するものです。例えば、大衆動員、儀式、記念日、記念碑、旗などがあげられます。次にクレデンダとは、大衆の知性的・合理的側面に訴え、権力を尊敬、服従、自己犠牲などの対象として正当化するものです。

 現代においても、政治権力の担い手はごく少数者に限られるのが一般的です。この権力者が支配を行うには、警察や軍隊による物理的強制の他に、被支配者が自発的に権力に服従する状況を創り出すことが重要です。その道具として用いられることが多いのが、政治的象徴です。特にマス・メディアが大いに発達した現代社会においては、これを操作することが重視されるのです。

 そしてこの政治的象徴を、被支配者の中に内面化されていく状況から分類したものが、ミランダとクレデンダです。大衆社会においてはクレデンダよりもミランダの方が効果的に利用されます。

 なお、同様の用語に若干の注意が必要です。まずM.ウェーバーの「支配の正当性原理」(被服従者が権力に正当性を与える様子を、伝統的支配、カリスマ的支配、合理的支配の3つに分類したもの)は、クレデンダに帰属するものと考えられます。また、ナチ支配下のドイツ国民の行動様式は、一見ミランダによるもののように感じますが、フロムの『自由からの逃走』によれば、自由を重荷に感じるようになったドイツ国民の多くが自発的に権威に服従したものであり、これを彼は「権威主義的パーソナリティー」と呼びました。自発的、という点でミランダとは少し違います。

・・こんなところでいかがでしょう?

 ミランダとクレデンダというのは、アメリカの政治学者C.E.メリアム(1911~)が『政治権力』の中で提示した、政治的象徴の分類です。まずミランダとは、大衆の情緒的・非合理的側面に訴え、権力を神聖かつ壮大なものとして正当化するものです。例えば、大衆動員、儀式、記念日、記念碑、旗などがあげられます。次にクレデンダとは、大衆の知性的・合理的側面に訴え、権力を尊敬、服従、自己犠牲などの対象として正当化するものです。

 現代においても、政治権力の担い手はごく少数者に限られるのが一般的で...続きを読む

Q内閣総理大臣の任期について。

内閣総理大臣の任期についてなのですが、アメリカでは四年で二期までですが日本ではどうなっているのでしょうか?
憲法第七十一条には「内閣総理大臣は、衆議院の解散や衆議院議員の任期満了により国会議員の地位を失っても、次の内閣総理大臣が任命されるまでの間は、その地位を失うことはない」とありますが何期できるのですか?
知っている方は教えてください。

Aベストアンサー

 日本の内閣総理大臣は,「1期○年」と決まっている訳ではありません。
 首班指名されてから,衆議院選挙後の首班指名まで,或いは辞職・死亡するまでが1期と言えるでしょう。というより,「第○代」と言う言い方をします。
 
>何期できるのですか?
 制限がないので,何年でもできます。
 ただ,自由民主党では,総理には党の総裁が就くことになっています。自由民主党の総裁の任期は現在,3年と定められており,2期までと定められていますから,最長6年ということになると思います。
 でも,自由民主党は総裁公選規程をコロコロ改正しています。昔,中曽根氏が総理総裁の時,総選挙で大勝したから,総裁任期を1年延長されたりしました。

参考URL:http://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/ichiran.html

Q内閣と内閣官房と内閣府の関係って?

首相官邸や内閣府のHPを見る限り同じようなことをしているようなのですが、組織・人員の規模からいって役割に違いがあると思います。
単純に内閣(立案)、内閣官房(企画)、内閣府(実行)と考えていいのでしょうか?
それとも、上下関係のない並列的な関係なのでしょうか?

設置法の趣旨といった「建前」的な説明でかまいませんが、「役人の仕事を増やすため」などのミもフタもない回答は遠慮させていただきます。

Aベストアンサー

〉内閣官房というのは内閣府の中の機関の1つです。
#1さん、間違ったことをいわないで……。内閣官房の方が格上ですよ……(内閣府設置法3条3項参照)。

無理矢理会社にあてはめると、「内閣」は「取締役会」、「内閣官房」は「秘書室」、「内閣府」は「総務部」というところでしょうか。

内閣は、憲法にある通り、行政権を司る機関、行政府の最高機関です。
内閣官房は、(戦前、内閣官房長官は「内閣秘書官長」という名前だったように)内閣の庶務を行い、内閣の重要政策について企画・立案・総合調整を行います(内閣法12条2項)。
内閣府は、他の省庁が担当しない事項(統計とか勲章とか北方領土とか)を担当するほか、複数の省庁にまたがる事項について総合調整をします(内閣府設置法3・4条)。

内閣が方針を決めるときの調整は内閣官房、決まったことを遂行する過程の総合調整は内閣府、という感じでしょうか(←関係者が聞いたら怒られそうな要約かも知れない)。
実際には、参事官レベルでは、両者の役職を兼任している人も少なからずおられるようですが……。

Q多数代表制と比例代表制について

多数代表制と比例代表制の特徴が文献によってまちまちなので、どなたか一番正しい?これらの特徴について教えてください。

Aベストアンサー

選挙制度の特徴には、「選挙区の考え方」の切り口と「代表の考え方」の切り口があります。
「選挙区の考え方」には大選挙区と小選挙区があります。大選挙区は1つの選挙区の定数が複数(2議席以上)あるもの、小選挙区は1つの選挙区の定数が1議席というものです。
一方、「代表の考え方」には、多数代表制、少数代表制、比例代表制の3種類があります。
多数代表制とは、最多得票者のみ当選というもので、「選挙区の考え方」でいうと小選挙区制が該当します。
少数代表制とは、候補者の得票順に複数の代表者が当選でき、定数の範囲内なら得票の少ない候補者も選ばれるもので、「選挙区の考え方」でいうと大選挙区制が該当します。
比例代表制とは、各政党の得票数に応じて議席を配分する制度であり、定数によっては、ミニ政党でも議席が持てます。
分類としては似通っていますが、切り口が微妙に違うんですよね。
詳しくは下記サイトをご覧ください。
http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/senkyo/kids/03_sikumi/index.htm

Qドント式とサンラゲ式の違いについて

ドント式とサンラゲ式の違いについて

日本の選挙法はドント式で、大政党に有利みたいですが、これらのそれぞれの方法と違いがよくわかりません。特にこれらの方法で大政党、小政党有利になっている所についてどのような仕組みになっているのか教えてください。

Aベストアンサー

全体の見取り図を書くとこうなります。

 主な議席決定方式と投票方式
  L多数代表制
    L小選挙区制
    L大選挙区制
  L比例代表制
    L最大剰余方式
      Lヘア式
      Lドループ式 などなど
    L最大平均方式
      Lドント式(日本の比例代表制選挙)
      Lサンラグ式
      L修正サンラグ式(北欧諸国) などなど

ここで注意していただきたいのは、

▼そもそも比例代表制そのものが小政党に有利。
▼確かにドント式はサンラグ式などに比べて大政党に有利だが、他の選挙制度から見れば、まだまだ小政党に有利な部類に属する。

という点です。

ドント式とサンラグ式の計算方法の違いは、Wikipediaの記事がわかりやすいです。

▼ドント式 → 各政党の得票数を「÷1」「÷2」「÷3」…と自然数で割り算していく。
▼サンラグ式 → 各政党の得票数を「÷1」「÷3」「÷5」…と奇数で割り算していく。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BE%8B%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E5%88%B6

ある選挙制度が「大政党に有利なのか小政党に有利なのか」の指標として「非比例性指標」というのがあります。計算式は末尾のとおりで、この数値が大きいほど大政党に有利です。ためしにWikipediaの例で計算すると、

▼ドント式の非比例性指標=[{(1500/2700-6/10)^2+(700/2700-3/10)^2+(300/2700-1/10)^2+(200/2700-0/10)^2}*0.5]の平方根≒0.0680
▼サンラグ式の非比例性指標=[{(1500/2700-5/10)^2+(700/2700-3/10)^2+(300/2700-1/10)^2+(200/2700-1/10)^2}*0.5]の平方根≒0.0526

となり、ドント式の方が大政党に有利であることがわかります。

全体の見取り図を書くとこうなります。

 主な議席決定方式と投票方式
  L多数代表制
    L小選挙区制
    L大選挙区制
  L比例代表制
    L最大剰余方式
      Lヘア式
      Lドループ式 などなど
    L最大平均方式
      Lドント式(日本の比例代表制選挙)
      Lサンラグ式
      L修正サンラグ式(北欧諸国) などなど

ここで注意していただきたいのは、

▼そもそも比例代表制そのものが小政党に有利。
▼確かにドント式はサンラグ式な...続きを読む


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