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現在サーバ管理を行なっていますが、まだまだ不勉強でどうしてもリターンメールとサーバの動作について解らない点があって質問しました。先日、自分の管理してるメールサーバで障害があり、DMZ内から外部へメール送信はできるのですが外部からのメールは全てアカウントが存在してるのに「User Unknown」のリターンメールが返信されるという障害が発生していました。
この状態でDMZ内同士のアカウントでも「User Unknown」のリターンメールが返信されるという現象が発生しました。そこで、同じDMZ内でA(送信者)さんがB(受信者)さんへメールを送信したのですが、メールサーバは障害の為、Bさん宛てのメールを「User Unknown」でAさんに返信しました。
Aさんのアカウントも「User Unknown」になっている為、結局リターンメールがどこへ行ったのか不明になってしまいました。
メールログを確認した所、リターンメールは「 Discarding message」という結果と出しており、この結果がどういう意味かわかりませんでした。直訳すると「メッセージを消した」という意味らしいのですが・・お聞きしたいのは、

・「 Discarding message」という意味は、サーバが
「送信者さえ不明なのでメッセージを消しました」という意味なのでしょうか?

・「 Discarding message」の動作はAさんが「User Unknown」と判断されて1秒で動作していますが、一般的に「 Discarding message」が表示されるまでのリトライを調整させる事も可能なのでしょうか?

・一般的なメールサーバは、送信者不明のリターンメールをプールせずに消去してしまうのでしょうか?サーバのOS等は事情により記載できないのですが、一般的なメールサーバの動作としてご存知の方がいらっしゃればお知恵を拝借してく存じます。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 RFC 2821 などの規定では、エラーメールそのものの配送にも失敗したことについてのエラーメールは生成してはならない上、恒久的エラー(※1)を発生させた操作をリトライしてはならない(※2)ことになっています。



※1) user unknownは恒久的エラーとして扱うメールサーバが一般的です。通常は誰かが対処しない限り復旧しないので。
※2) 正確には、これはSMTPを喋るマシン同士の話ですが、同じメールサーバ内のローカルユーザ同士のメール配送についても、この規則を適用するサーバプログラムがほとんどです。

 というわけで、ご質問のようなケースでは、ほとんどのサーバはメールを消去するくらいの対処しかしません(できません)。したがって:

 1番目のご質問については、「おそらくそういう意味でしょう」という回答となります。
 2番目のご質問については上記の理由 (恒久的エラーの発生のもととなった操作はリトライ不可) により、「user unknownに対してもリトライするように設定できるメールサーバはほとんどないでしょう」という回答となります。少なくとも、私は聞いたことがありません。
 3番目のご質問についても、同様に「はい」という回答となります。行き先のないメールをずっとプールしておく意味はありませんので。
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この回答へのお礼

明確なご回答、ありがとうございました!
なるほどRFCを参照すればよかったのですね。
基本に立ち返る事を忘れていました。

あれから自分でもRFCをよく読んでみて、こちらも大変参考になりました。

お礼日時:2006/02/01 22:42

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