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現在、ストレートは球速で速い・遅いという風に分けるのが一般的ですが、和田毅(ホークス)は140キロ前後とプロでは遅いストレートにもかかわらず、その遅いストレートで空振りを取ることができます。
この回答として「彼がジャイロボールを投げているからだ」という方もいますが、彼のストレートのジャイロボール説は「和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか」で本人、知人に否定されているのであり得ません。ですから、単純に回転数がとても多いバックスピンだと考えられます。
そこで、皆さんがストレートを投げるときに注意をしている点、コツ、トレーニングなどを教えていただきたいです。
できるだけいろんな方のコメント聞きたいので、皆さんよろしくお願いします。

A 回答 (10件)

>身長・手足が長い外国人の方が球持ちが良いということになります。



なりません。
球持ちが良いと腕が長い事は似ているようで違いますよ。
球持ちが良いとは通常投げられるであろうリリースポイントよりもワンテンポ送れてリリースされると言う事です。
それがよりホームプレート寄りになるので、「捕手に近い所で放す」という言い方になるのです。
いくら長身の選手でも打者がリリースされるであろうポイントで投げていれば、タイミングを合わせるのに苦心はしません。
球持ちが良いという事は通常「1・2・3!」のタイミングの所を「1・2・の3!」というタイミングになります。
これによって、タイミングの予測を開始させ辛くすることが出来るのです。
阪神・下柳投手、横浜・川村投手はこういったリリースポイントを持った投手です。
和田投手の場合これに「打者に利き手を極力見せない」事が付加します。
和田投手自身、利き手を見せないことを「意識してやっていない」と語っていますが、力みの無い流れるような腕の振りが、打ち辛いフォーム、また強烈な回転のストレートを生み出したのかもしれませんね。

余談ですが、長身外国人で球持ちが良い投手の代表的選手はロジャー・クレメンス(193センチ)が挙げられます。
かつて同僚だった伊良部投手は、クレメンス投手とキャッチボールをした時、「途中までボールが見えなかった」と語っています。
伊良部投手にボールを取るタイミングの開始を遅らせた結果、「気が付いたらボールが飛んでいた」という現象を生んだのでしょう。
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この回答へのお礼

今回の質問で疑問になっていたことが分かってスッキリです。いくつもの質問に答えていただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/02/04 10:33

質問がありましたので・・・



>(1)
先に言っておきますが、全部が予測では無いですよ。
ミートポイントを予測して視界の中心に置いてボールを待ちはしますが、周辺視でボールは常に捉えている筈です。
その周辺視の中でボールに変化があれば、当然ミートポイントもずらします。
しかし2シームやカットボールというのは変化が打者寄りで尚且つ微妙です。
対応は難しい、では何故打てるか。
結論から言うと、申し訳ありませんが2シームの打ち方は調べた事が無いので解りません。
ただ、あの松井秀喜が「ゴロキング」と呼ばれたのはこの2シームに手こずったからですよね?
予測した所よりも微妙に落ちていてゴロになったのですから。
しかしメジャー2年目以降の松井の成績や着々とホームランを増やすイチローを見ると、この2シームすらも経験で予測の誤差修正範囲とすることが出来るのかな、と考えております。
2シームは投げた本人がどう変化するか解らないボールではありますが、投げた本人にはどの様に変化しているか認識できない位ハッキリとは変化しないボールでもありますから。

>(2)
後者です。

>(3)
これは完全に誤解されております。
私が行った回答は「伸びて見えるボールの正体」ではなく、「ストレートで空振りを取れる最大の理由はタイミングの外し方にある」です。
ストレートの伸びの正体は仰られている通り、ボールの回転ですよ。
球の重い、軽いは仰るとおりの説もありますが、キレ・ノビのあるボールの方が差し込まれやすく、その分重く感じられる、と言う全く逆の意見もあります。
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この回答へのお礼

(1)大変分かりやすく参考になりました。
(3)本当ですね、勘違いしてました。和田の空振りを取る主な理由はタイミングを外すということでしたね。
(2)これは球持ちの議論をする際に必ず出てきますが、捕手に近い所で離すのが球持ちの良さならば身長・手足が長い外国人の方が球持ちが良いということになります。なので和田のような投手は日本人などより外国人の方が多くなると思うんですがここら辺はどうお考えですか?

何度も申し訳ありませんが時間のあるときでいいのでお願いします。

お礼日時:2006/02/04 00:04

両方あると思うのですが、やはりホップするから打てなくなったのが一番だと思います。

軌道がわかりずらいですから。
ホップする=回転数多=初速終速の差が少ない=体感速度が増すということではないでしょうか。
ストレートに限らず変化球でも切れのいい球=スピン量だと思います。
星野のスローカーブは有名ですが、あれが普通のスローカーブなら通用していないと思います。
同じ100キロぐらいのカーブでも切れが全然ちがいます。和田もスライダーの切れがいいですよね。
手首使い方=スピンの掛け方がうまいのだと思います。
私自身解釈としてはスピン量の多い球=切れのいい球=打ちにくい球と思ってます。 
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この回答へのお礼

ホップするのが空振りする主な理由なら慣れてくると打つことも可能になるでしょうね。和田・星野の球の秘密は別の所にあるように思えてしまう実験結果です。

これは私の考え方なんですが、回転数とキレは違うと思うんです。回転の多い球は確かに大きく変化して打ちにくくなるかもしれませんが、打者も早い位置で変化に気づくリスクもあるのでバットに当てられたり止められたりする可能性も高いと思うんです。キレの良い球というのは打者の近くで打者に変化を気づかせる球ということだと思います。ですので、あまりに多い回転数の球よりは程々の回転数の球の方が打者にギリギリまで気づかせないという点でキレのあるという表現が当てはまるのではないでしょうか。ですが、回転数の多い球というのが決して悪い球だという意味ではありません。

お礼日時:2006/02/03 23:47

和田投手については皆さんいろいろと意見があると思いますので、コメントしませんが一度実験した事があります。


アーム式のピッチングマシンで120キロ設定です。
草野球では打ち頃のスピードです。
アームの先端(指にあたる部分)にゴムを着けてみました。よくバックスピンが掛かるように。
ボールがホップするようになり、みんな打てなくなりました。
私がストレートを投げる時に意識しているのは出来るだけ力まないようにして、いかに腕、手首をしなやかに使って鋭いスピンを掛けるかということです。
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この回答へのお礼

実際に実験ですか、すごいですね。
ところで、打てなくなった理由は何だったんでしょうか?ボールが浮き上がったからか、体感速度が増したからのどちらの理由か知りたいです。それが分かれば和田・星野伸両投手の秘密がどこにあるかも見えてくるので。

ストレートのコツもありがとうございました。実戦してみたいと思います。

お礼日時:2006/02/03 11:02

No.5です。


一応捕捉してみます。

打者がどの様にボールを待つかはご存知ですか?
多くの打者は肩付近を中心にしたピッチャーの全体を見ながらリリースした瞬間にコースを判断し、ミートポイントの辺りを中心にボールを見ながら打ちます。
常にボールを中心に見ている訳ではなく、リリースでの素早い判断と長年培ってきたカンで球筋を予測し、ミートポイントで待ち構えるわけです。
ちょっと極端に言ってしまうと、プロになれる程の打者なら球種がストレートでタイミングがドンピシャなら、リリースポイントだけ見れば後は目を瞑っていてもバットに当てられる訳です。

ちなみに140キロのストレートがピッチャーの手から離されてキャッチャーのミットに届くまでが0.45秒。
平均的打者がトップの位置からボールをミートするまで0.22秒と言われ、打者に残された時間は単純に引き算すると0.23秒。
この僅かな時間で打者がボールを見続け、判断してボールを捉えることは人間の神経の情報伝達の速さから考えると限りなく不可能に近いとの事。
予測が大部分を占めている裏付けとお考えください。

さてそう考えると、いくらボールが伸びていても、キャッチャーにボールが到達する時間が一定である限り、タイミングさえ合えばバットに当てられるものではないでしょうか。
リリースする瞬間に集中しタイミングを合わせれば、ストレートならばヒットにならないまでも滅多に空振りはしない筈。
ましてや相手は日本最高峰の怪物達です。

私は和田投手がフォームで得ている大きな武器を
・球持ちの長さ
・打者に利き手を見え難くして、タイミングを取り辛くする
の二点と考えています。

球持ちが長ければより打者寄りでボールを投げる事ができ、その分だけ打者の判断も遅らせる事ができます。

利き手を見え難くする利点は前に回答していますが、例えば大きく振り被ったパンチよりも予備動作の無いジャブの方が避け難いですよね?
避ける準備が出来ない訳ですから。
また、ピッチングマシンでもアームが見えるのと見えないのでは、同じスピードでも前者の方がはるかに打ち易いです。
ボールが来るタイミングをしっかり計れるからです。
同じ事が和田投手にも言えて、直前まで聞き手が見えないとリリースを判断する準備が整わないのです。

結果、十分なタイミングが取れない+フォームが崩れる=ミート出来ない、となります。

後、松井稼頭央の話ですが、それだけ打ちにくい球と言う意味で言ってるのではないでしょうか。
初速と終速の差、リリースポイントから、和田投手の体感速度は7、8キロ増しが雑誌などでよく見る数字ですし。

以上です。
拙い長文で申し訳ありません。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございました。大変参考になる意見ばかりです。ですが、どうしても自分の中で気になる部分が何カ所かあるので質問させてください。
(1)確かに人間では140キロの球を打ち返すのは予想しなければ不可能というのは聞いたことがあります。ですが、それではメジャーで主流の2シームを打ち返すことは絶対に不可能ではないでしょうか。2シームというのはナックルまでいかないものの、バッターの手元付近でどのように落ちるか投手もなかなか分からない球だと聞いたことがあります。
(2)球持ちが良いという件なんですが、実はこの用語はクセがあって、ボールを持つ時間が長い投手に使われることもあります。他の意味では捕手に近い位置で球を離す投手にも使われることがありますが、今回は後者と受け取って良いのでしょうか?
(3)和田の伸びのある球の理由がこれであったとすると、ストレートの回転数とはほとんど関係ないことになりますが、それでは軽い球・重い球という表現が生まれることはなかったと思うんですが、そこはどう思われますか?投手の投げた球の回転数が多ければ多いほど打球にスピンが掛かりやすく、よく飛んでいくことから軽い球という表現が生まれたと思っていたので。

何度も何度も質問をして悪いとは思ってますが、時間のあるときでいいのでお願いします。

お礼日時:2006/02/03 10:51

私も和田投手の奪三振の多さの最大の要因はフォームにあると思います。


彼は以前オリックスや阪神に所属していた星野伸行投手の様に、なるべく打者に対してボールを見せない様に投げています。
それに加えて肘をしならせてリリースを遅らせる訳ですから、打者のタイミングの「1・2・3!」のテンポを「1・に~~の・さ!」でかわしているのでしょう。
打者にしてみればリリースポイントが見難く、見えた瞬間に投げてくるのですから、タイミングは非常に取り難い筈です。
ストレートの回転数ももちろん凄いのでしょうが、それだけでは140キロ前後のストレートで多く空振りを取る理由にはならないでしょう。
相手は150キロ超のストレートですらミート出来るプロなのですから。
せいぜい差し込める程度です。


ちなみに回転数を上げるコツですが、腕の振りを早くする事と手首のスナップをしっかり利かせる事がポイントだそうですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。言われる通り、140キロ前後の球の回転数が多いだけで空振りを取れるかどうかは分かりません。ですがフォームだけで松井稼頭央に「和田のストレートは155キロくらいに見える」と言わせることができるようにはとても思えないんです。頑固と思われるかもしれませんがどうでしょうか?できれば補足などでこれに対する意見を答えてもらえると嬉しいです。

コツもありがとうございました。再度意識してスナップを使ってみようと思います。

お礼日時:2006/02/02 11:00

どうやら勘違いしてるようですので、もう少しいろいろ調べてみてください。



>4シームで投げることによって揚力が大きくなるだけです。

揚力は発生したとしても浮き上がるような回転は人間には無理です。
揚力が発生する回転数はいくらか知ってますか?

>最近の投手が2シームやカットボールを好んで使う理由はストレートと見分けが付かないスピードでボール1,2個分動くためバッターがストレートを待っていたときに芯を外すことができるからです。多くの場合、タイミングをずらすためにはチェンジアップなどが使われます。

2シーム、カットボール=チェンジアップの部類なのですが・・・
間違った情報で勘違いしてませんか?

この回答への補足

あと、これは全く関係のない話ですが、もしも自分と違った意見が出てきたときに自分の意見を通すだけでなく、自分が間違っているかもしれないと考えて一度調べてみたりする方がいいと思いますよ。自分もこのような回答があったので、自分は絶対に間違っていないと思いながらもいろいろ調べてみました。なのでこの意見には絶対の自信を持っていますし、誤った情報で勘違いしているのはあなただとハッキリ言えます。
きついこと言ってすいませんでした。

補足日時:2006/02/01 23:43
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この回答へのお礼

揚力とは物体に対して上向きに垂直に働く力のことを指します。ボールが浮き上がったときに初めて揚力となるわけではありません。確かに人間ではボールをホップさせることはほぼ不可能ですが、この話にボールをホップさせることなど全く関係ないのです。
それと、カットボールなどの件なんですが、2シーム・カットボールで良い球とはストレートとほとんど変わらない球速で打者の手元でボール1,2個分動くものがすばらしいとされます。逆にチェンジアップというのはストレートと同じ手の振りでどれだけストレートと球速の差が出せるかが重要になってきます。前者は打者の打ち損じを、後者は打者のタイミングをずらすために投げられている変化球です。よって二つの変化球は元々の考え方が全く違います。
ちなみにメジャーリーグでは2シーム・カットボールはムービングファストボール、チェンジアップはチェンジアップと呼ばれています。
もし、これでも納得できなければYAHOOの国語辞典でチェンジアップを調べてもらえれば納得してもらえると思います。

お礼日時:2006/02/01 23:31

和田投手の場合はやっぱりフォームによって空振りがとれてると思いますよ



例えで言えば、映像型のバッティングセンターで
微妙に映像と投げるタイミングが違う場合って非常に打ちにくいですよね?
私はそういうバッティングセンターは打てません・・

和田投手の場合、リリースポイントが遅い&腕が遅れてくるので
そのような状態になっている為空振りがとれると思います
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この回答へのお礼

このような意見は多いですね。ですがプロと呼ばれる方々なら3年あれば何か対策を立てることができると思うんです。できればこの件に対する皆さんの意見もお願いします。

お礼日時:2006/02/01 23:13

和田投手が、そう速くない球で三振が取れる最大の


要因は彼のフォームのタイミングにあります。
何のテンポかは存じ上げませんが、通常の選手なら3テンポが
和田の場合は4テンポにになるそうです。
巧妙にタイミングをずらして三振を奪っています。
スポーツにはタイミングというものが付き物です。
野球の場合はそれが顕著に表れています。
速い球が投げたいならば、まずは下半身の強化です。
水泳などで鍛えるとかなり効果はあるようですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。ですが、プロの打者がフォームとの相性が悪いだけで空振りするのかは疑問です。しかも、ストレートを空振りするのは日本の打者に限った話でもないですし全世界に通用する絶対的なフォーム、しかも世界で最もオーソドックスなオーバースローなんて存在する可能性は0に近いと思います。

お礼日時:2006/02/01 13:28

単純に回転を上げたいのなら4シームで投げればいいだけです。


ちなみにジャイロボールはバックスピンではありません。

コツは人それぞれにあわせた投げ方があるのでアドバイスはできません。
トレーニングに関しては足腰を鍛えるのが一番です。

和田投手の場合足腰が強いため、リリースポイントが普通の投手より遅くなります。
そのためバッターからは打ちにくいボールが来るのでタイミングがずれます。
それが空振りを取れる理由のひとつです。

ほんの一瞬のタイミングのずれは馬鹿にはできないので、最近のピッチャーは4シームや2シーム、カットボールなど、ほんの少しタイミングやスピードをずらす投球をします。
昨年までは2段モーションと言われてた投げ方もタイミングをずらすためのようなもんでしたし。

他にも意見はたくさんあると思うので、私の意見だけではなくいろいろ参考にしてみてください。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございます。ですが、回転数と4シームで投げることは関係ありません。4シームで投げることによって揚力が大きくなるだけです。
また、最近の投手が2シームやカットボールを好んで使う理由はストレートと見分けが付かないスピードでボール1,2個分動くためバッターがストレートを待っていたときに芯を外すことができるからです。多くの場合、タイミングをずらすためにはチェンジアップなどが使われます。

お礼日時:2006/02/01 13:01

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