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中古のページプリンタ「canon LBP-910」を買おうと思います。
このプリンタは全面の給紙トレイからの紙を本体後ろから排紙出来るのでしょうか。
(ロールが少ない構造?)
また、印刷累計16万枚は既に寿命と考えて良いでしょうか。

A 回答 (2件)

プリンタの修理屋です。



後方排紙は可能です。

給紙は本体下のカセットと前面の給紙トレイからの2way。

排紙は基本的に上面に印字面が下になって排出されます(フェースダウン排紙といいます)が、本体後のトレイを開くと後方に印字面を上にして排紙されます。(フェースアップ排紙)

給紙はドライバからの指示で変えることも可能ですが、排紙に関してはトレイを開くことで切り替わります。

質問のような使い方は可能です。

機械の設計寿命は公開されていませんが、一説には30万ページとも言われています。
ただ、60万~100万ページ以上使っているユーザーも少なくなく、現行機種よりも耐久力は高いので、16万ページ程度で寿命とはいえないでしょう。

ただ、この機種特有の問題もないわけではありません。
あくまでも個人的な所見ですが(=自分のところの実績ですが)、用紙によっては定着器の寿命が極端に短くなることがあります。

ベースとなったLBP-850では無かったことですが、厚紙でA4タテ送りとか、B4を多く流した場合、ヒーターが割れてしまうというトラブルが起こることがあります。
賞状を印刷する時期に多いようです。

LBP-850に対して高速化したことにより、ヒーターの発熱量が多くなり、厚紙などの場合ヒーターが用紙にも相手のローラーにも接することがなく、熱がこもり、温度ムラが出て、熱膨張の差で割れるものと思われます。

この場合の修理は最低でも30,000円(持込で)近くかかってしまうので、個人としては痛い出費ですが、レーザープリンタの修理としては標準的な部類です。

早いときで1~2万ページで発生します。

全体の修理の中ではレアなケースです。
先ほど紹介した60~100万ページのユーザーでは発生していません。
用紙のカーリングを気にされているようですので、あえて紹介しました。

このトラブルを避けたければ、LBP-850、LBP-880、LBP-1610を選択するのも手です。印刷速度が若干遅くなるだけです。

なお、このシリーズの最終版のLBP-1820/1620ではヒーターが変更されていて対策はなされたようです。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答を頂き有難うございました。
大いに参考になりました。

その後、対策がされていると教えていただきましたLBP-1820の中古が見つかりましたので、こちらを購入いたしました。

前回教えていただきました、後方排紙の出来るLBP3300
と迷いましたが、ロールを抑える為の手差しは、1枚ずつ給紙する仕様でしたので、こちらに決めました。

選択は正解でした。
現在、傍らで大変快適に使用しております。

4G52GS様から購入することが出来れば、なお安心だったと思います。

本当に有難うございました。

お礼日時:2006/03/10 13:44

上面に排紙されます。



参考URL:http://cweb.canon.jp/e-support/qasearch/answer/l …
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