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日本ではファミリーカーといえばミニバンが主流ですが、この現象は欧州や米国でも同様なのでしょうか?
海外の自動車事情に詳しい方がいましたら教えて下さい。

A 回答 (4件)

外国では国によってまちまちです。



自分はアメリカに在住していますが、大体の家はお父さん好みのスポーツカーORスペシャリティーカー一台、SUVかミニバン一台、セダンが一台といった感じで、もしお母さんが働いている家庭はさらにもう一台加わることが多いです。

また、日本と違い、スポーツカー、セダンやSUVの需要が非常に高いです。もちろんミニバンも家族で使う車として売れてはいるのですが、日本のようにミニバンの独壇場ってわけではないのです。

現に日本で売っているセダンとスポーツカーはほとんど欧米市場で売るために作ってあり、日本市場はせっかく作ったのを無駄にするのもなんなので、日本でも一応売ろうってぐらいの感じです。

その理由の一つとして、アメリカはほとんどの州で車検がない(あっても1万円もしない安い物)、日本のようにその他税金が一切ない。車が増えることによって増える物があるとすれば保険ですが、これも同一名義であれば車が一台増えてもそれほど高くなりません。

また、海外は総じてガソリンが日本よりもだいぶ安いのでSUVやスポーツカーのようにガソリンを食う車を買っても比較的負担が少ないこともあげられます。

欧州と米国の大人の方はSUVやスポーツカーのようなちょっと悪路走行が出来たり、かっこよかったり、そういう車が大好きみたいで(その代わり、日本のように改造したりはあまりしないのですが)、シカゴやベガス、ヒューストンなどの都会に行きますと、40,50,60代のおじさん、おばさんたちがポルシェとかそういうのに乗ってオープンでたくさん走ってます

ちなみに近い外国では中国が上げられますが、こちらは車といえばちょっとお金持ちじゃないともってないです。それでも、家庭で買う車はセダンがほとんどですね。
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この回答へのお礼

どうやらファミリーカーがミニバンなのは
日本特有のようですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/25 16:52

車種展開やメディアからの聞いた話などを総合して判断します。



アメリカは、実はミニバン発祥の地と言われています(微妙にシャリオやプレーリーとかぶるのですがね)。
そもそもミニバンって言葉は、それまでのトラックシャーシにバンボディを仮装したフルサイズ(もちろんアメリカでの、つまり全幅は2mほど、全長も5mとか)のバンよりずっとコンパクトで(といっても幅は1.8mから、ロングモデルでは全長も5mほどあったと思いますが)、乗用車をベースにしたクライスラー・タウン&カントリー(兄弟)に対しての呼称です。
だから、“ミニ”なのです。
その後、日本では鼻先のなかった1BOXに対して鼻がついたクルマ(当時は1.5BOXとか言ってたなぁ)の適当な呼称がなかったこともあり、アメリカで使われているネーミングを形が似てるってことでミニバンってう呼び方を持ってくるわけですね。
このあたり知らないと、アルファードやエルグランドも、5ナンバーに収まるストリームもひっくるめて何故“ミニ”バンなのか、とっても不思議です。

さて、アメリカですが、クライスラーのミニバンが爆発的にヒットします。あっという間にアメリカからステーションワゴンを駆逐してしまいました。そして、当然ながら他のビッグスリーも追随します。GMはトラックベースでサイズのコンパクトなシボレー・アストロや、乗用車ベースのシボレー・ルミナなど、フォードもエコノラインだったかな、とかアメリカ・ニッサンと共同開発したマーキュリー…なんとか(名前忘れた)などを売りますが、結局その後、アメリカではSUVが主流となってしまいます。
今、本家のクライスラーはそこそこに売れて、こないだのモデルチェンジでも気合入っていたようですが、他はダメですね。とうとうアストロもカタログ落ちしちゃったし。
みんな、より力強いSUVに流れちゃってるみたいです。

このあたり、先にSUVが流行り、結局ミニバンに落ち着きつつある日本の現象とは逆行ってますね。

一方、ヨーロッパではSUVもミニバンもまだまだ地味な存在です。
ルノーが80年代にエスパス出したのがヨーロッパミニバンの嚆矢だったかと思いますが、90年代に入ってようやくランチア/シトロン/フィアットあたりの兄弟車が現れたり、メルセデスもVクラス→Viano出したり…ぽちぽち増殖中ってところでしょうか。
しかし、ミニバンよりも、SUVよりも、すでに日本でもアメリカでも廃れてしまったステーションワゴンのほうがずっと元気ですね。
ただ、ミニバンが徐々に受け入れられつつあるようで、近年では日本のようにいろいろなサイズのモデルが一つのメーカーからリリースされる、ってケースも出てきています。ジュネーブショーのコンセプトカーにもミニバンのようなクルマが増えてきてますし、BMWもいよいよ…って噂もあります。

さて、もっと新しい流れとしては、SUVとミニバン(と、下手したらセダン)をごっちゃ混ぜにしたようなクルマってのがメーカーの間で注目を集めています。
クロスオーバービークルっつて。

これ、定義は猛烈に難しいです。
メーカーがそうだ、といえばそんな気もするか、程度なのですが、代表的なところではクライスラー・パシフィカなどでしょうか。

アメリカメーカーのコンセプトカーなど見ると、相当に意識しているなぁって感じます。

特にアメリカでは、ガス代の高騰を受け、鈍重なSUV人気にかげりが見え始めている、との見方も広がっておリ、今後バリバリのSUVではなく、乗用車をベースに多人数も乗れる、車高の高い、そして今までのミニバンとかSUVとかの括りに当てはまらないようなクルマが伸びるだろう、ってのはメーカーの言い分ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/25 16:51

15年ぐらい前の話で申し訳ないのですが、アメリカのロサンゼルスに行ったことがあるのですが、その時、非常に台数が多いなと思ったのが、日本では殆ど見ないTOYOTAやNISSANやビッグ3製のピックアップトラックが多く走っていました。

(特に日本製が多かったです。)
帰国後、何故かと思って理由を調べたら、車両価格が商用車並に安いこと、保険料が安いことや、巨大なボディのうえ車高が高いため乗員の安全性に優れていること、荷物を多く運べること等の理由のようです。
もちろん、高級住宅街であるビバリーヒルズでは高級車が多かったです。(日本みたいに高級車=ベンツ・BMW・レクサスではなく、いろんな種類の高級車という意味です。)
もちろんセダンやクーペもたくさん走ってましたが。
まあ、アメリカは自動車大国だけあって色々な車が走ってますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/25 16:50

はじめまして。

米国はミニバンが多いですね。ただ、ミニバンは所帯じみて格好悪いと感じる人が増えているようで、SUVを選ぶ傾向にありますね。

一方、欧州では、あまり人気がなかったですね。税制面や高い燃料価格、高速走行が多いという面でミニバンは不利になってしまうからだと思っていますが、理由はわかりません。

ルノー・セニックという車が大ヒット(というよりも“大ブーム”に近い感じ)したことで変わりましたね。各社とも対抗車種(日本車なら日産・ティーノやマツダ・プレマシー)を当ててくるなど、今でも少し盛り上がっていますよ。しかし、これは日本のように“何が何でも3列シート”ではなく、普通のハッチバックと同様に2列というところがポイントですね。

オランダに住んでいた頃、ミニバンが欲しいという友人といろいろなミニバンを見ましたが、ほとんどの会社が3列目はオプション扱いとなっていました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/25 16:49

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