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TVで国会や討論のシーンを見ていると、どうもレベルが低いような気がしてなりません。
例えば、居眠りしている人がいたり、ヤジを飛ばしたり、乱闘になったり。
討論のときは、相手の話の途中なのに「だから!そこは~」とか「ちょっと!」叫んだり。
たとえ相手の指摘に間違いや誤解があっても、一通り話を聞くのが普通じゃないでしょうか…。
小学校の頃に国語の授業でやった討論会のときも、寝てたり話の途中に意見を言う子がいて、その光景と国会のTVがそっくりで「あれ?」と思ったりします。

政治家というと、すごく頭が良くて国のことを預かる重要で偉い人(子供みたいな考えですが…)だと思ってたのですが、これじゃなんか不安です。
選挙で選ばれた立派で頭が良い人達のハズなのになんでこうなっちゃってるんでしょう?
それとも学校とは違って、国会とかではこれが良しとされてるんでしょうか?
今までニュースとかあまり見てなかったので、馬鹿な質問かもしれませんがどなたか回答お願いします。

A 回答 (10件)

> 一応今度高3になります。

ですが質問の通り、
> ニュースも見てなくて政治に関してもパーです。

潔くて、すがすがしいですね! 私も大して知りませんが、一般常識的なことを少しご紹介します。

(1) 他の回答者もお書きになっていますが、国会には本会議と委員会があります。本会議の前に、委員会の時点でほとんどすべてが決まってしまいます。本会議は儀式のようなものです。
衆議院 本会議・委員会等
http://www.shugiin.go.jp/itdb_honkaigi.nsf/html/ …
衆議院 議案の審議
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/sta …

常任委員会は衆参各17あり、議員は少なくともその一つの常任委員となります。「絶対安定多数」という言葉をお聞きになったことはありませんか? 衆議院の定数は480ですから、241あれば本会議の採決に勝てるはずですね。しかし、その前に委員会で勝たないと、与党は国会運営で大変苦労します(野党にとってはそちらの方がよいわけですが)。
Web東奥/ニュース百科 安定多数と絶対安定多数
http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2005 …

要するに、委員会の方が重要で、本会議は形骸化しているわけです。したがって、(決してほめられたことではないが)本会議は居眠りして過ごすのも、「正しくないけど正しい方法」です。座席は会派ごとにまとまっているので、採決の時はそばの仲間が起こしてくれます。まあ、委員会でも居眠りする人はいるようですが。

話は飛びますが、第二次大戦中、日本軍の幹部が或る前線を視察すると、昼日中から兵隊がウツラウツラしていたそうです。そこは、敵遊撃隊に幾度となく襲撃されている陣地でした。「貴様ら弛んでる!」と幹部は激昂しました。
しかし、敵は夜陰に乗じて攻撃してくるので、昼は居眠りして夜は寝ずに戦闘に備えるのが、正しい方法だったのです。しかも、夜通し「ちんちろりん」などの賭け事をしていました。それも幹部を怒らせたのですが、囲碁や将棋などの考え込むゲームでは、睡魔に襲われて命取りになることを、現場の兵士は知り抜いていました。
同様に、議員にとって国会は戦場だと考えてみてください。委員会よりさらに重要な場として、自民党政務調査会の各部会や、赤坂の料亭での夜ごとの密談もあるかも知れません。実質的な話はその辺りでまとめられるとも言われています。
森岡正宏・元厚生労働政務官(現在は浪人中。右翼的な信条の持ち主で物議を醸したが、その分、本音が出ている)
http://web.archive.org/web/20050307055407/www.m- …

教科書的に言うと、公開の会議で与野党が議論して決めることになっていますが、湾岸署でも国会でも「事件は会議室で起きてるんじゃない」。現場、すなわち料亭の会合など(?)はテレビで中継されません。

(2) 野次と乱闘は国会の華です。「火事と喧嘩は江戸の華」と言いますね。野次も乱闘も火事も喧嘩も、決して自慢できたものではありませんが。
衆参各院の規則では、「会議においては文章を朗読することはできない」と決められているのに、実際には、特に答弁者は、長々と官僚の作文を朗読しています。それにもかかわらず、「相手の話の途中」だから「一通り話を聞くのが普通」というのは、空疎な道徳ではないでしょうか?
もちろん、各院の規則は野次も禁じていますが、「朗読 vs. 野次」という反則技の応酬により、日本の国会は盛り上がる伝統になっているのです。昔の白黒時代の記録映像を見ても、国会に野次は付き物です。
つまり、「言論の府」がまともな議論の場になってないわけですが、西郷隆盛は名言を残しています。「議論などして何になる。恨みを残すだけだ」。私の乏しい経験から言っても、日本では議論に負けると人格を否定されたみたいに色をなす人が多いですね。まあ、外国人と議論した経験はほとんどないのですが。

また、ひところは議事堂の周りを十重二十重にデモ隊が取り囲み、中では議員同士が乱闘という、熱い「政治の季節」もありました。しかし、その乱闘はガチンコというよりプロレスみたいなもので、ネクタイの、ワイシャツの襟に隠れた部分に、あらかじめ切り込みを入れておいたそうです。ネクタイを引っ張り合って首が絞まると危険なので、切れるように工夫した大人の知恵ですね。
乱闘の映像で議員が映ると、選挙区の支持者たちは「オラたちの先生は頑張ってる!」と興奮するらしいです。無関心な人たちは、呆れるだけでしょうけど。議員を議員たらしめているのは票であり、選挙で支持してくれない人の感想なんか、知ったことではないようです。

(3) ご質問者は、テレビの政治討論番組の感想もおっしゃっています。ただし、NHK のそれではなく、民放の「政治ショー」的番組のようです。
NHK では、(公平を期するため)自民党から共産党までの議員が、整然と意見を述べます。それに対し、民放は視聴率第一ですから、「バトル」を演出して煽ります。おそらく、ディレクターなどが「ここで盛り上げて!」とかカンペを出しているんじゃないでしょうか。出演議員も、その手の討論スタイルの得意な人が常連になっているようです。相手の話の途中で「だから!そこは~」とか「ちょっと!」とか叫んだりするような人たちです。それが視聴者にはウケルらしいのです。
不快に感じる人もいるでしょうが、バラエティなどの裏番組に伍して、ある程度の視聴率を稼げなかったら、とうの昔に打ち切りになっているはずですね。長く続いているところをみると、面白おかしい演出が人気を博しているのでしょう。番組のカラクリも考えずにテレビを見るのは、naive 過ぎると思います。

【結論】
国会中継や政治ショー番組での議員の生態は、一見小学校の学級会にも似ている。しかし、はるかに腹黒い計算と魂胆が裏にある。もちろん、決してほめられたものではない。一方、ご質問者は「パーです」と潔いので、悪口は言いたくない。しかしそれにしても、ものの見方が子供っぽいかも知れない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
今の政治家のやりかたにも、それなりの秩序と計算や歴史があるんですね。
やっぱりコドモな理想(というか幼稚な考え)では割り切れない秩序や常識(?)もあるんですね。

お礼日時:2006/04/15 22:58

No3です。

いくつか追加を。

国会で法案を審議する前に、小委員会というTVで放送されない場が設けられます。

そこでは少人数の国会議員(と役人)が集まり、喧々諤々の議論がなされていて、ここで出された結論がそのまま国会での与党の投票になります。与党は過半数の議席を占めているので、小委員会の結論が国会の採決に直結します。

したがって、国会は実質的に法案審議の場ではありません。国会でなされる質問も、法案と関係ないものが大半です。

次に、政党は議員の投票を拘束するか、に関してですが、拘束します。

郵政民営化法案のときに、法案に反対票を投じた自民党議員が造反議員とよばれ、自民党を離脱させられたりしたのは、記憶に新しいことです。

少し極端な例ですが、政党の意思に議員が従うことが普段から当然なので、自民党執行部はあれほど激しく怒ったのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
議員は政党とかに囚われず、国のために良いと思われることを提案して選ぶというのが理想だと思ってたんですが…やはり考え方が幼稚すぎたようですね。
政党の意思が国にとって良い政策であることをを祈ります。

お礼日時:2006/04/15 22:09

私もご指摘の通りだと思います。


ただ、みなさんのお答えもごもっともなことばかりです。付け加えとして一つ言えば、公開されている議論などでは「時間の制約」があるということです。時間が余るほどあれば議論ができるんでしょうが、国会質問も短ければ15分とか、その程度では議論ができません。逆に、答えたくない側は時間を潰せば答えなくて済みます。
テレビなどでは、仮に一方が時間内話しつづけるともう片方は「反論できず」と言われたりします。
見たりきいたりする人間の反応だけでなく、新聞やテレビの記者等がどう報道するか、を考えると、結局レベルが低くなってしまうようです。
そういったマスコミの姿勢にも大きな問題があるのでしょう。最近のテレビ局や新聞社の不祥事の多さを見れば、少しはご理解いただけるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
報道と、それを鵜呑みにする人の性質を上手く利用することも戦略なんですかね。
むぅ、レベルが高いのか低いのか・・・。

お礼日時:2006/04/15 21:22

逆に質問者に聞きたい。



耳の痛い事を聞かれてまともに返事しますか?


それと日本人は元ソニー取締役黒木靖夫さんのおっしゃるとおりディスカス・ディベート下手であるから。


まあ質問者の言うとおり。討論とか見ていても例えばある人が「AですかBですか?」と聞いてるのに絶対AかBで答えない。

相手の言いなりにはならないぞ ということでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>耳の痛い事を聞かれてまともに返事しますか?
は政治家は痛いトコを突かれたからああいう対応をしているということでしょうか?
>相手の言いなりにはならないぞ ということでしょうね。
答えられないけど、間違い(というか自説の穴)も認めたくない…ということでいいんですかね。
だとしたら意地の張り合いみたいですね。

お礼日時:2006/04/15 20:56

私の考えでは、日本人の議論の下手さに原因があると思います。


日曜の朝なんかによくやっている政治家の討論番組。
人が話しているのに割り込んできて大声上げて自分の意見を
言おうとする。
ほんと、小学校の時に習いませんでしたかって言いたくなりますよね。
こういうのが堂々と映像で全国に流れるモノだから、子供たちは
議論なんてこんなモンだ、というふうに育っていくんでしょう。
回答になってなくてすみません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
夕飯時にやっていた番組でも政治家とか専門家とかがギャーギャー言ってました。
何でなんでしょうね。

お礼日時:2006/04/05 15:48

こんにちは。



このような複雑な質問は、質問者さんの年齢やどこまで理解しているかわからないから答えにくいです。
NHKの子供ニュースレベルと新聞の社説(?)では回答の仕方で誤解を招きます。

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野次については、野次も作戦のうちと思っています。
例えば、大人は直接見える・聞こえるような言動そのままに考えてはいません。裏に本音が隠れています。
本音ではとげが立つから建前と言うオブラートで包むことがあります。
ですから、野次り方ひとつでも小学校のそれとは意味が違うのではないでしょうか。また、その裏に隠された意味を読み取れるのが成長の証ではないでしょうか。
(人間は死ぬまで成長できますよ)

---と答えてみましたが、、どの程度理解できましたか?

馬鹿な質問なんて、どこにもありません、どんな質問も質問者さんにとっては大切です。大切な質問に答えるためにも、情報を書くようにしてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ヤジに裏なんてあるんでしょうか。私には「敵意」しか感じないんですが…
年齢と理解度についてですが、一応今度高3になります。ですが質問の通り、ニュースも見てなくて政治に関してもパーです。

お礼日時:2006/04/05 15:00

結局そういう人を選んでしまう私たちが悪いんです。



町内会でも、市議でも、国会でも同じでしょう。
日本人はそういう人を選んでしまうんです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
No2の方と同じことでしょうか?派手で大口叩く人を選んでしまうという。
人の中身は分からないし、豹変してしまう可能性もあるからちゃんとした人を選べるか不安です。
それに私だけじゃなく、みんなが上手く選べなきゃいけないんですね。

お礼日時:2006/04/05 14:21

聞けないのではなく聞かないのです。



野次を飛ばすことにより、発言者(違う党の議員)の意見がTV視聴者に正しくない、という印象を与えるのが目的です。

TVに野次を飛ばした方の議員は映りませんね?野次を飛ばすことによる自身へのマイナスもありません。

本来ならば、野次を飛ばした議員は議長が退場させればよいのですが、国会運営をスムーズに行うなうために、それはやりにくいです。

国会では、野次を飛ばすことが良しとされているのです。

また国会では、何百人も議員がいて、そのうち発言するのはごく一部であるため、寝ていてもなんら問題はありません。議決のときに数合わせになればよいのです。

いろいろ書きましたが、質問者の不安はもっともです。そのためにも、本当に「すごく頭が良くて国のことを預かる重要で偉い人」を国民が選びましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ヤジを飛ばすということ自体あまり好感を持てないので、逆に飛ばされた側を応援したくなります。(ひねくれてるんでしょうか…)
議決って投票ですよね?相手の発表を聞いて意見が変わったりするかもしれないのに寝てちゃマズイと思うのですが。
それとも、政党とかの関係で「意見が変わる」ことが有り得ないのでしょうか…。

お礼日時:2006/04/05 14:14

最近のマスコミ、とくにテレビというメディアでは、


人の話も聞かずに勝手なことをしゃべるような人間を取り上げることが多いですよね。
ですから、そんな人ほど有名になってしまうわけです。

そこで問題なのが、今の日本の選挙では、目立つ人や知名度の高い人が当選してしまうところです。
だから国会議員ともなると、騒がしい、話を聞けないといったことの
極めつけみたいな人間ばかりが集まってしまうんだと考えられます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに派手(?)だったり大言壮語してる人が有名ですね。
まぁお堅い人よりそういう人の方がTV的には面白いのは確かですが…

お礼日時:2006/04/05 13:40

仰るとおり、私も同感です。


小学生の討論会以下です。

ああいう金の亡者ばかりだから今の日本のようになるんです。
自分達に都合の良いようにばかり動き、国民のことは全く考えていません。

個人的にはさっさと全員クビにして、政治家には国民のための政治ができる人になって欲しいものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「きっと何かちゃんとした大人の事情があるんだ」と希望的観測をしてたんですが…。
私が大人になっても、選挙では情報が少なすぎて「国民のための政治が出来る人」を選べない気がします。
たとえ立派な人を選んでも、権力を手にすると変わってしまう人もいますし。難しいですね。

お礼日時:2006/04/05 13:11

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