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日本語を勉強している学生です。次の二つのセンテンスの区別がぜんぜんわからないのです。

お会いする際に、詳しく申し上げます。
お会いした際に、詳しく申し上げます。
 
この二つのセンテンスはみんな正しいですね。

A 回答 (4件)

もちろん同じ意味ではありません。

「詳しく申し上げる」の対象のとき(時間)が違います。

「お会いする際に」は、その"行為"が行われようとするところから始まる時間を対象にしています。
「お会いした際に」は、その"動作"が完了したところから始まる時間が対象です。

「お会いする際」には、会うと決まってから、その日の朝など直前に電話で聞いてもいいのです。しかし「お会いした際」となると、「会うまでは話さない」ということにしかなりません。

たとえば、会うことだけを決めておいて、詳しい日時や場所は直前に連絡するという場合、「お会いする際に」を使うでしょうね。未だ日時、場所がわからない状態であれば会うこともできませんからね。この場合「お会いした際に」は使いません。「お会いした際に待ち合わせ場所を申し上げる」人なんていないでしょう。

また逆に、実際に会った以降でないと話せないようなことを「申し上げる」ときは「お会いした際に」を使います。もちろんどちらも使えるような場面もあるかもしれません。しかし、実際はちゃんと使い分けている場合が多いのです。

「本を読むときの注意」であれば、本を読む以前の心構えや本の選び方、読むときの姿勢なども含まれます。動作に先立つ問題を扱うことができます。しかし「本を読んだときの注意」とすると、動作より前の行為全般が含まれないのです。

もう一つ
「彼女に会うときには、花を持っていきましょう」は事前の忠告になるのですが「彼女にあったときには、花を持っていきましょう」では言うのが遅かったようです。「事前の忠告であったとしたって後の文章でもいいじゃないかよく耳にするぞ」という人もいるかもしれませんが、厳密には間違いです。多分、よく聞くような気がするだけだと思います。
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結論から言うと、どちらも正しくて、同じ意味です。



1:AさんがBさんに対して「お会いする際に、詳しく申し上げます。」と言った場合、Aさんは今を基準として、Bさんに会う時点を単純に未来のこととして考えています。

2:これに対して、「お会いした際に、詳しく申し上げます。」と言った場合、Aさんは、頭のなかですでにBさんに会っていて、まさに「詳しく申し上げ」よう、としているんですね。だから、その時点を基準にすると、会ったのは過去のことなので、「お会いした」と過去形になるのです。

図式化すると

1:

   時間の経過→→
 
   現在 → お会いする → 詳しく申し上げる

   現在を基準として、未来の「お会いする」時点の
   ことを言っている

2:

   現在 → → → 詳しく申し上げる
                   |
       お会いした ←--+

   頭の中で、「詳しく申し上げる」時点に先回り
   して過去の「お会いした」時点のことを言って
   いる。

こんな、説明でわかりますでしょうか?
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NO.1で回答した者です。


ちょっとつけ加えます。

どちらも同じ意味ですが、

どちらかといえば
「お会いした際に」のほうが、「今後会うつもりがある」という心理がちょっと見える気がします。
「お会いする際に」のほうは、「もう会わないかもしれない」「今後会うかどうかはわからない」人でも言いそうな気がします。
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二つとも正しい文です。

特に区別することなくどちらもふつうに使われている日本語です。意味も同じです。

ふだん日本語を使っている人は、特に意識しないでどちらの言い方もしているので、その違いなんて説明できないのがふつうです。

それでも、あえて違いを説明しようとすれば、こんな感じです。

「お会いする際に」のほうは、「これから会う」「いつか会う」という未来のことを言っています。
「お会いした際に」のほうは、物事が実現する(実現した)ことを想定して言っています。
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