プロが教えるわが家の防犯対策術!

大事に使っていたロレックスを自分で傷つけてしまい、たまたま、他の用事で入った町の時計屋さんで、ちょっとこの傷って直せますかと質問したら、いきなり何も言わずに傷ついたベゼルを削り始めました。聞いただけなのに、こちらに何の説明もなくいきなり削って仕上がりも
大変雑で、使っていれば平らになるからといわれました。
もちろんとてもプロの仕上げとはいえる仕上がりでもないし、
何の説明もなく、高額な時計を削ってしまった店側を器物破損などで
訴えることはできるのでしょうか?
その後お店の人は弁償すると言っていましたが、金額を聞いてから
態度を一変して、訴えるなら訴えろと言ってきました。
その時口頭で言っていましたので、文面では残っていません。
この説明にもあるように、直せますかと聞いた質問が悪いのでしょうか?それを勘違いして、直したにしても、見てこれは直せないよとか
これくらいまでなら直るよなどの説明があってもいいのですが、
ロレックスをそんなお店に質問した私にも過失が回ってくるのでしょうか?
あとは、賠償請求は民事でやるか、示談になるのでしょうか?
ちょっと質問が難しいのですが、読み取れたかたご回答をお願いします

A 回答 (7件)

>この辺から、訴えるとしたらどうしたらよいのでしょうか?こちら側の過失が1,2,3点ありますので


難しそうですが、アドバイスをお願いします。

損害賠償請求裁判ですから
1.相手の過失の立証
2.損害発生事実の立証
3.損害額算定の妥当性の立証
が立証要件でしょうか。この立証責任はすべて原告が負います。立証できなければ門前払いになります。

1.については「質問者の意思を良く確認しない過失があった。修理契約が成立したという過失があった。やすりで削れば修理できると思い込んだ過失があった。本物のロレックスなのに偽物と思った過失があった。」など相手の過失を並べ立てることになります。

2.については、修理前の写真を取り損害発生の証拠とします。本来は修理を行って損害の確定をしなければなりませんが、そうすると写真だけの証拠になってしまいますから、見積もり書を取ることで十分でしょう。ただし裁判官が修理を実行しないとダメと言う可能性が残ります。(質問者には勝訴して損害賠償金を取り、かつ修理しない可能性を排除できなくなるからです。損害賠償という前提条件がくずれるわけです。)その場合には、裁判官に見せた後、即修理してしまえば良いでしょう。裁判するなら、修理はとりあえずしないでおく方が「これひどいね」と裁判官に見せて思わせる上で得でしょう。もう修理してしまって、写真も撮っていない場合はどうするかについては、今は良い知恵が浮かびません。


3については前の回答で書いた疑問が生じないような対策を取ります。

2,3については質問者には物証が用意できますから、争点にはなり難いと私は予想します。

そうすると1が争点で、質問者が当然自分は善意無過失であると主張するでしょう。相手は同様に自分は善意無過失であるから賠償責任はないと主張し、分が悪くなれば質問者の過失と相殺を求める戦術にでるものと予想されます。

質問者は契約は成立していないなど自分の善意無過失をどうやって証明するかですが、多分裁判官は「原告陳述書」を提出することを要求するでしょう。「私が、損害賠償請求に至る経緯について、以下にすべてを包み隠さず申し述べます」みたいな書き出しの文書を作らされるわけです。被告も同様にさせられるでしょう。そうすると争点が見えてくるわけです。

1が争点ですからこの陳述書の書き方が極論すれば勝敗を決定することにまります。少しでもウソや事実と異なる陳述があれば、相手弁護士はそこを攻め立ててきて陳述書全体が信憑性薄いような作戦をとるでしょう。質問者の弁護士も相手陳述書について同様にするでしょう。それを裁判官が聞いていて、どちらかに軍配を上げることになります。

こういった裁判の進行を頭に描いておけば、裁判の準備で何をし、何を考えておくべきか想像できるでしょう。
    • good
    • 0

>何の説明もなく、高額な時計を削ってしまった店側を器物破損などで訴えることはできるのでしょうか?



No5さんがお書きのようにできないでしょう。

>ちょっとこの傷って直せますかと質問したら、いきなり何も言わずに傷ついたベゼルを削り始めました。

法律的には、修理委託契約が成立していたかいなかったかということが問題になるでしょう。

常識的には、修理代金の合意の有無から推定することになるでしょう。修理代金について店側が何も提示していないで修理に移ったとしたなら契約は成立していないでしょう。

店側が修理金額を提示していれば、ロレックスを店に引き渡してしまっているのですから、契約は成立していたと看做すしかないでしょう。ただし契約は成立していないという他の顕著な事実があれば反論可能でしょう。

ロレックスみたいな高級時計は買った店から修理に出すとか、正規修理店に出さないと危険ですし、そうするのが常識でしょう。1千万円以上する高級外車をゆきあたりばったりの小さな修理工場に出して損害を受けた人のことを考えれば質問者もそう思うでしょう。


>その後お店の人は弁償すると言っていましたが、金額を聞いてから態度を一変して、訴えるなら訴えろと言ってきました。

この金額の算定法が問題でしょう。ロレックスは安くても3,40万高ければ数百万円でしょうから、この金額を言ったら「態度一変」は当然でしょう。ロレックスの正規修理店に行き元に戻す費用を見積もってもらいましょう。

質問者はこの見積り費用の全額をお店に請求することはできないでしょう。自分で傷つけてしまった修理料金は質問者が負担すべきでしょう。この差が請求金額で、合理的な額であれば店も賠償に応じてくれるかもしれません。

もし万一、「自分で傷つけてしまった箇所だけの場合の修理料金」と「ベゼルを勝手に削ったことも含めた修理料金」が同じだったとします。そうすると質問者は損害を受けた事実があるのですが、損害賠償請求はできないでしょう。

法的には「店の過失による損害賠償責任」を問うことになるでしょうから民事で、示談というか和解で解決することが合理的と裁判所は考えるでしょうと、私は思います。

店の過失を問うのですから、質問者の過失も平等に問われ、過失相殺した金額が最終的に店が負う賠償金額になるでしょう。

質問者の過失として相手弁護士が言いそうなことは
1.「直せますかと聞いた質問」により店に契約が成立したものと誤認させた過失
2.ロレックスという何十万、何百万もする高級時計であることを店に告げなかった過失
3.正規修理店に持ち込まなかった過失(正規修理店でないこの店に黙って持ち込むということは「精巧なニセ物」と誰でも考えることです。私が店側の弁護士でしたらこの理屈で「店の無過失」を主張しますね)

まあ沢山ありそうですね。金額さえ折り合えば相手は損害賠償に応じてくれそうですから、相手を感情的にさせずに、よく状況を話せば解決できるでしょうと私は思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます
かなり厳しいようですね。
こちら側の過失がかなりあり正直ビックリしています。
>法律的には、修理委託契約が成立していたかいなかったかということが問題になるでしょう。

この辺から、訴えるとしたらどうしたらよいのでしょうか?
こちら側の過失が1,2,3点ありますので
難しそうですが、アドバイスをお願いします。

補足日時:2006/05/01 17:01
    • good
    • 0

器物損壊の罪とは損壊の故意をもって器物の本質にあたる部分を壊した場合に成立します。



とすれば、この場合は成立しません。なぜなら、物を壊してやろうという故意はないからです。

ですから、成立しません。

あとは民事ですが、これは私がやったものではありませんというかもしれません。あくまで契約書がないからです。

仮に向こうが認めた場合は過失相殺といって貴方が先にいじったからこうなったと言われるかもしれません。

いろいろ難しいのが現状です。

この回答への補足

すみません器物破損の間違いでした。
>あとは民事ですが、これは私がやったものではありませんというかもしれません。あくまで契約書がないからです。
これは、契約書がないのに物をいじったとなれば器物破損で訴えることは可能でしょうか?
第3者がいまして、その方の前で認めていますがどうなるのでしょうか?
過失相殺ですと、相殺ということはそちらも悪いから、賠償はなしですよぐらいまでいってしまうのでしょうか?
忙しいとは思いますがご回答お願いします。

補足日時:2006/05/01 17:15
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
大変参考になりました。あまりの対応の悪さに訴えたかったのですが
無理そうですね。
直接弁護士さんを連れていって、示談交渉をする方向で
進めてみます。

お礼日時:2006/04/29 13:19

ブランド物には疎い私でもロレックスは知っていますから、仮にも時計を扱う方が分からないと言うことはないと思います。


通常はお客に念を押し捲って、価値が下がるかもしれないとかどうなっても責任はもてないとか言って、それでもかまわないからやってくれといわれて初めてやるのが普通ですが、何でしょうね?
こういった合意がなされていない以上、修理ミスと言うことですから、弁償は当然ですが、ここまで来ると民事訴訟かと。
参考までに、正規代理店が同じミスをやった事例では

>輸入元のサービスセンターから直って送られてきた時計を見て、ビックリした、との事でした。 何故なら、ベゼルと裏蓋にかなりのコスリ傷が一杯付いているとの事でした。

>その時計は、限定版シリアルナンバーがついている貴重な時計なので・・・・、輸入元の話では、これだけキズがついてしまったものですから、 海外の製造元に頼んで、もう一本追加して製造する、という事に話が一件落着しました。

町の時計屋が正規代理店(日本ロレックス社)に修理を依頼したら、酷い傷が付いて返送された顛末で、新品交換しています。
    • good
    • 0

こんばんは



ちょっと見ていただけますか?とお聞きになったのですか?
直せますか?という聞き方も悪いと思いますが

普通、べゼル怖くて削れませんよ、
ケ-スは一体の抜きだし、万が一(質問者さんの状況が万が一の状態ですが)の状態になったらそれこそ、取り返しの付かないことですから

ロレックスなどの場合
アンティ-クになってからも価値が出る場合(状態がよければですが)が多いですから下手に触れないという部分もあります。
部品も高級ですから

でも、そちらのお店はロレックス正規代理店とか
ロレックスを扱っているお店なのですか?

もしも、まったく扱っていないお店の場合
そのぐらいの知識でも仕方がない部分もあるかもしれません
ただ、ロレックスでなくても
いきなり削るのはどうかと思いますよ

こちらを鑢掛ければ綺麗になりますよ
とか、3mm出ていますから削りましょうね、と、合意を得ることは
普通に必要なことです

直せますか?という言葉がお願いした、という風に取られると
裁判で勝つのは難しいかも知れません
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうなんですよね。言葉が非常に重要になってくると思います。
その辺がどういった状況になるのかが決め手になってしまいそうで
残念です
大変参考になり、ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/29 13:23

その前に、貴方は何で止めなかったんですか??

この回答への補足

ご回答ありがとうございます
これはですね、おばさんが店頭にいて、おばさんに質問したら
チョとまっててといって、裏に行ってしまってその直後、ガガガと
音がして出来ましたよって感じでした。止める隙もナイというか
そんな感じです

補足日時:2006/04/29 13:12
    • good
    • 0

目の前でいきなり削り始めたのですか??

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!