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いろいろな言語の単語を調べてみると、「胡椒」という単語が基本にあって、それに接小辞がついたものが「唐辛子」、それに接大辞のついたものが「ピーマン」になっている言語と、やはり「胡椒」という単語が基本にあって、それに「赤」がついたものが「唐辛子」、「緑」がついたものが「ピーマン」となっている言語もあります。

●胡椒
小胡椒=唐辛子
大胡椒=ピーマン

●胡椒
赤胡椒=唐辛子
緑胡椒=ピーマン

前者の例:イタリア語、pepe, peperoncino, peperone
後者の例:アラビア語、filfil, filfil ahmar, filfil axdhar

ほかの言語ではどうですか?(数か国語は上記のいずれかのパターンに属するようです)
また、こんな疑問も生じます:(1)緑唐辛子は?(2)赤ピーマンは?

各言語での名称を教えてください。

A 回答 (3件)

No.1です。



-on, -ona は増大辞で「大」「大量」などを表します。単語によっては軽蔑的な意味を持つ場合もあります。pimentonは文字通り「大」ですね。

Cereza サクランボ cerezo 桜の木
基本的に-oがその果物の木を表します。

pimienta, pimientoの命名については分かりませんが、ヨーロッパ人が先に知っていたのはアラビア人経由で流通していたpimienta(後にポルトガル人が直接輸入)ですから、スペイン人が新大陸で似たものを
発見したとき、混同を避けるためにpimientoとしたのかもしれません。
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この回答へのお礼

歴史的な視点も織り交ぜて解説してくださるのでいつも興味深く拝見しております!

お礼日時:2006/05/02 16:13

それ、中国語ですか?



胡椒も唐辛子もピーマンも中国発祥ではないからそういう表記になったのでは?

反日国家の中国人や韓国人の大好きなキムチの唐辛子だって、かつて日本が紹介したものなんですよ。NHKでその歴史をやってました。
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唐辛子の仲間たち



新大陸原産
スペイン語 pimiento (伊、peperone)は日本語の唐辛子、しし唐辛子など全ての代表名。乾燥度によって色が変わるので色の形容詞をつけて呼ばれる。
パプリカ=pimentoの仲間だがスペイン語ではpimenton
(伊、paprica)

東南亜原産
スペイン語 pimienta(伊、pepe) 主に種子だけを指すところが新大陸原産種とことなります。日本で唐辛子と言う場合は両方の意味(種子と鞘)を持たせているようです。種子の場合は混同を避けてペッパーと
英語名を使うのではないかと思います。
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この回答へのお礼

スペイン語でも前者に属すると考えていいですか?僕はいいと思います。

おっしゃるように胡椒を種子のみを指す、と捉えるのもいいですが、pimenton の -on はイタリア語における -one と同じく接大辞なのでしょうか?

小耳に挟んだのですが、スペイン語では果物は女性形で木は男性形らしいですね。manzanaがフルーツでmanzanoが木。pimienta と pimiento はそういう関係ではないところが面白いです。いや、基本的にそうかもしれません。でも鞘も指す場合があるとは、例外的なのでしょうか。

ラテン語名では全部同じ種類らしいです。胡椒(おっしゃるように種子なのかも)、ピーマン、パプリカ(ピーマンの肉厚、甘いバージョン)、唐辛子。ドイツ語では全部パプリカ、区別するときは赤、緑などを付加します。

中国語では唐辛子は辛い胡椒(辣)。ピーマンは緑ではなく青。日本語の、緑なのに青信号、と似てますね。

お礼日時:2006/05/01 18:54

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